モヒガン・ゲーミング&エンターテインメントは、北海道・苫小牧での統合型リゾート(IR)を建設に名乗りを上げた。アメリカ・コネチカット州の旗艦施設である「モヒガン・サン」で発表した。

施設名は「INSPIRE ENTERTAINMENT RESORT HOKKAIDO(インスパイア・エンターテインメント・リゾート・北海道)」。道央自動車道苫小牧東インターチェンジ(IC)から車で5分、新千歳空港から車で15分の場所に位置。カンファレンスや展示会ができるMICE施設のほか、コンサートができるアリーナ、ホテル、カジノから構成されている。いずれも自然との調和したデザインとし、10,000席を備えるアリーナは、ライブモーションなどのエンターテインメント業界の大手企業との連携を見込む。仁川国際空港隣接地の「インスパイアコリア」には15,000席を備えたアリーナを建設中で、両施設での連携も計画する。ホテルは4つ星から5つ星の客室2,500室を擁する。

ホテルや、会議(MICE)施設、エンターテインメント、小売店、料飲施設が施設全体の施設面積の97%を占める。これはリゾート全体のうち、カジノ施設に占める割合が3%とする日本政府による規制によるもの。約10スクリーンから構成されるシネマコンプレックスやボーリング場、体験型の屋外ショップなど、地元住民にも利用しやすい施設するほか、隣接するノーザンホースパークでの乗馬体験、スノーアクティビティといった、観光客向けのアトラクションも充実させる。アイヌ文化の広報施設も備える。開業後には5,000人から7,000人の雇用を創出し、地元経済への貢献を目指す。

投資規模は未確定であるものの、35億米ドルから45億米ドル(約3,780億円から4,860億円)を想定する。地元パートナー企業との進出を想定しており、コンソーシアムを結成する。出資比率にはこだわらないという。

モヒガン・ゲーミング&エンターテインメントは、アメリカの先住民族であるモヒガン族によるIR運営会社。モヒガン族の自治が認められているアメリカ・コネチカット州のほか、カナダや韓国、ギリシャでもIRを運営、開発している。「モヒガン・サン」は、冬は豪雪に見舞われ、自然豊かな土地にあることなど、北海道と共通した気候であるとしており、他に名乗りを上げているIR事業者が四季を通じたリゾート運営の経験がないことから、これまでの経験を活かせるとした。

情報提供元:Traicy
記事名:「モヒガン・ゲーミング、約4,860億円投じて苫小牧進出 最大7,000人の雇用創出