下地島エアポートマネジメントは、みやこ下地島空港ターミナルをきょう3月30日に開業した。

下地島空港は、三菱地所がターミナルを所有し、三菱地所と双日、國場組の3社が出資する下地島エアポートマネジメントが運営する。下地島エアポートマネジメントの資本金は3億円。下地島は宮古島に隣接しており、橋で結ばれている。下地島空港はパイロットの訓練のために利用されており、旅客を取り扱うことで、空港や周辺地域の活性化を目指す。

開業記念式典では、下地島エアポートマネジメントの伴野賢太郎代表取締役社長、宮古島市の下地敏彦市長、沖縄県文化観光スポーツ部の新垣健一観光政策統括監が挨拶し、くす玉割りで開業を祝った。開港に合わせて、ジェットスター・ジャパンの東京/成田線が1日1往復で就航した。

今後、観光客をターゲットに、現在宮古空港に就航していない航空会社やビジネスジェットを中心に就航を働きかける。下地島エアポートマネジメントの伴野賢太郎代表取締役社長は、宮古地域のホテルの部屋数やターゲットに合わせた誘致活動が必要との見方を示し、航空機とクルーズ船を組み合わせた「フライ&クルーズ」なども提案していくことで、観光客に地域でお金を使ってもらう仕組みを作っていくとした。

ターミナルの敷地面積は32,586メートル、延床面積は12,027メートル。建物は地下2階、地上2階建てで、旅客エリアは地上1階のみ。キーコンセプトは「空港から、リゾート、はじまる。」で、リゾート地であるタイ・サムイの空港をイメージした。チェックインカウンターは12ヶ所、搭乗ゲートは3ヶ所、飲食店2店舗、物販店3店舗を設ける。琉球銀行のATMと外貨両替機や、無料Wi-Fiも提供する。

国際線の出発時には、国内・国際線共用の保安検査を受けた後、カフェや売店がある国内・国際線共用の待合室を経由し、国際線専用の保安検査を受け、国際線の搭乗待合室に向かう必要がある。国際線の搭乗待合室には免税店も設ける。搭乗橋はなく、すべてターミナルから徒歩でタラップを使って飛行機との間を行き来する必要がある。国際線の到着時、160席程度の機材で搭乗率85%の場合、最大20分以内の待ち時間で入国審査を終えることができるという。

施設には板の方向が直交するように重ねて接着した大判パネルの構造材である「CLT」を、空港ターミナルとして全国で初めて使用。1棟あたりのCLTの使用量では日本最大となる。木材は沖縄・九州産の木材を取り入れた。ターミナル内の各所には、宮古島の工芸品や高い木などを植え、風通しがよく南国感あふれる空間とした。

開業日からは、中央交通はみやこ下地島空港~シギラリゾート間、宮古協栄バスはみやこ下地島空港~シーブリーズカジュアル前間を結ぶ路線バスを乗り入れ、二次交通も整備される。レンタカーは、トヨタレンタリース、オリックスレンタカー、OTSレンタカーの3社が貸出や返却に対応し、ターミナル正面で車の貸渡ができることから、宮古空港に比べてストレスなく市街地へ向かうことができる。ホテルバスも

ジェットスター・ジャパンは7月3日より、大阪/関西線を最大1日1往復乗り入れる。唯一の国際線として香港エクスプレス航空も、7月19日から香港線を週2往復運航する。

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情報提供元:Traicy
記事名:「下地島空港ターミナル、きょう開業 ジェットスターが初便