北京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- COVID-19蔓延の最中であっても、中国は2020年末までに農村部での絶対的貧困を撲滅することを決意しています。習近平国家主席による「一つの貧困地域、一人の貧困者も取り残さない」という発言を受けた取り組みが行われる中、近年貧困を脱却した人々は、より良い生活を求めて努力を続けています。



中国中央部に位置する湖南省の小村の住民529人のうち、30世帯95人がかつて貧困線以下の生活を送っていました。2018年に村全体が農村ツーリズムによって貧困を脱却し、村民の平均所得は昨年1万3840元(約2060米ドル)に達し、国の貧困線である2300元(約340米ドル)を大幅に上回りました。

郴州市汝城県の山岳地帯に位置する沙洲村は、湖南省を訪れた習主席の最初の視察地でした。

中国共産党(CPC)中央委員会総書記も務める習主席は、水曜日に沙洲村を訪問し、現代農村ツーリズムのモデル基地で、貧困救援産業の状況や、貧困撲滅の成果定着の進捗を確認しました。

ターゲットを絞った貧困緩和

中国は貧困緩和キャンペーンで、ターゲットを絞ったアプローチを採用し、地域ごとの状況に応じて異なる支援策を講じました。

沙洲村の事例は、こうしたアプローチを最も良く示す模範例です。羅霄山脈の美しい景色とヤオ族の独特な文化を擁する沙洲村は、住民の3分の2近くがヤオ族に属しています。沙洲村の貧困との闘いにおいて、ツーリズムは重要な役割を演じました。

村は農村ツーリズムと質の高い果物栽培を推進し、村民がレストランの調理師や農村ツーリズム業界従事者などの職業技術を身につけるための研修プログラムを設け、こうした取り組みの結果、地元で350人以上の仕事が創出されました。

村民全員が貧困を脱却した沙洲村は「美と余暇の村」、「民族の団結と発展のロールモデル」、「農村ツーリズム振興の重要村落」、「伝統的な中国の村」など、国家レベルの栄誉でも知られています。

新たな出発点

2012年後半の中国共産党第十八回全国代表大会以来、中国は貧困削減において著しい成果を達成してきました。2013年から2019年の間に、9300万人以上の農村住民が貧困を脱却しました。

しかし、2019年末までに551万人が貧困を脱する必要がありました。この困難な課題は、新型コロナウイルスの勃発と偶然重なりました。

3月に開催された貧困緩和に関するシンポジウムの講演で、習国家主席は2020年末までに絶対的貧困を終焉させるという目標を中国共産党中央委員会が掲げる「厳然たる公約」だと表現し、あらゆる階層の当局関係者にこの公約を実現するよう強く求めました。

中国がこの厳しい闘いの最終段階で取り組みを強化している中、習主席は国内を巡回し、貧困緩和を最重要課題として経済的・社会的発展の状況を視察しています。習主席は今年、湖南省訪問に先立ち、首都北京および雲南省、湖北省、浙江省、陝西省、山西省、吉林省、安徽省、寧夏回族自治区を視察に訪れました。

貧困者の所得増加に加えて、中国は貧困救援の質の向上にも努めています。習主席は、農村部の貧困者が衣食に困る事なく、義務教育と基本的な医療サービスと安全な住居を利用できるようにする取り組みを繰り返し訴えてきました。

一方、習主席は貧困の終焉後の未来を見据えています。習主席は今年、複数の機会において「貧困の脱却は、それで終わりということでなく、新たな人生と新たな目標追求の始まりである」と述べ、貧困の緩和で達成した成果の定着と、農村部の活性化戦略の前進を求めました。

2017年の第十九回中国共産党全国代表大会で提出されたこの戦略は、農村部に活気ある企業、快適な生活環境、社会的な作法と礼儀、効果的な統制と繁栄を築くことを目的とするものです。

沙洲村は、かつては貧しかったものの、より良い未来に向かう道のりを踏み出した多くの中国の村落の一つに過ぎません。

水曜日に習主席は、沙洲村で革命を主題にした展示館、村のサービスセンター、診療所、小学校、村民の住宅を訪問しました。

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記事名:「CGTN:中国の貧困との闘いが終わりに近づく中、習近平国家主席が湖南省での貧困救援策の進捗を確認