中南米でフザリウム・ウィルト・トロピカル・レース4(TR4)の存在が確認されてから1年、生産大手がバナナの耐性を確保し、世界における食糧作物としてのバナナの地位を守るべく、利用可能なあらゆる解決策を幅広く追求

米ノースカロライナ州シャーロット--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ドール・フード・カンパニーは本日、世界の多くの地域にとっての主要な食糧作物であるバナナの存続に脅威をもたらす植物病であるフザリウム・トロピカル・レース4(TR4)との闘いに関する当社の活動について、最新情報を発表しました。

コロンビア北部で1年前にTR4が発見されて以来、ドールはそのTR4対応計画を迅速に準備し、中南米の各国当局や国際的な専門家と調整しながら、TR4の拡散を封じ込めて予防すべく、広く中南米で地域ごとのTR4予防活動を実施しています。

2019年に3カ年の封じ込めプログラムを直ちに導入し、ドールのすべてのバナナ農場に加え、ドールの独立供給業者のバイオセキュリーティプロトコルを確保しました。これらのプロトコルは、バナナ生産国で導入・実施されている最優良事例を基盤としたものであり、これらの国々ではこの病気が成功裏に封じ込められています。またこれらのプロトコルは、農場の配置や場所に基づいて、農場ごとに継続的に見直しと強化が行なわれ、リスクベースの軽減計画の効果を最大化しています。

またドールは一貫して、これらの最優良事例を独立生産者と共有し、政府、マルチステークホルダーイニシアチブ、業界パートナーとかかわる中で、当社の活動が中南米さらには世界全体でより広範な対応活動と確実に連携できるようにしています。これらの活動には多大な投資が必要ですが、TR4が最初に検出されたコロンビアの地域から拡散したという証拠は現時点でありません。

ドール・トロピカル・プロダクツのイノベーションR&D担当ディレクターであるパトリシオ・グティエレスは、次のように述べています。「幸いなことに、中南米でのこの病気の蔓延は、これまでコロンビアのラグアヒラ地域だけに押さえ込まれていますが、この問題は1つの地域や1つのバナナ生産者にとどまらず、業界全体に影響するものであり、私たちすべてが警戒しなければなりません。封じ込めだけでは不十分です。私たちは、防御を超えた方法を見つけ、この問題に長期的に取り組むための持続可能な解決策を見つけなければなりません。」

ドールは解決策になり得るものを数多く追求しています。

当社が検討しているそのような解決策の1つは、この病気を予防するための安全な認可済み生物学的防除手法を導入する方法です。

さらに、ドールは世界中の研究機関と緊密に協力して、作物の改良と従来の育種方法により、耐病性バナナ品種の開発を目指しています。ドールは2016年以来、ホンジュラス研究財団(FHIA)と提携しているコンソーシアムに参加して、TR4に耐性のあるバナナ品種の開発に携わっています。従来の育種を通じたバナナ新品種の開発は骨の折れる仕事ですが、この研究チームの進捗状況は順調であり、数多くの株についてポット栽培や圃場栽培でTR4耐性の試験が行なわれているところです。

ドールは最近、TR4耐性バナナを開発する手段としての精密バイオテクノロジーに取り組んでいる複数の企業との協業を開始しており、他の有力なバナナ関係者と連携してIICAとバイエルが率いる対TR4グローバルアライアンスにも参画しています。もしこれらの取り組みか第三者が実施中のその他の活動のいずれかが成功した場合、ドールは世界中のバナナ生産者がソリューションを利用できるようにするための方法についての議論に参加する予定です。

ドール・フード・カンパニーについて

ドール・フード・カンパニーは、高品質の生鮮果実・野菜を生産・販売する世界最大の企業の1つです。ドールは、取り扱う数多くの商品と栄養教育で業界のリーダーとなっています。詳細については、www.dole.comをご覧ください。

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情報提供元:
記事名:「ドールがバナナ病対策の総合戦略を発表