年次の地域サイバーセキュリティー業界カンファレンスは3日間の仮想学習体験において、76件以上のセッションを実施、1万4000人以上が登録

シンガポール--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 情報セキュリティーに関する世界有数のカンファレンスおよび展示会であるRSAカンファレンスは、第8回地域イベントの閉会を発表しました。第8回地域イベントは公衆衛生と安全の懸念から仮想学習体験として見直す形で実施しました。参加者は3日間にわたりオンラインでカンファレンスに参集し、専門家が仕切る基調講演、トラックセッション、双方向プログラムを通じて、サイバーセキュリティー上の最新の脅威と傾向について追究しました。



カンファレンスには1万4000人以上の登録があり、これらの方々の出身国は142カ国に上り、シンガポール、インド、オーストラリア、日本、米国、フィリピン、香港、カナダ、マレーシアから多数の国際的な参加がありました。

RSAカンファレンスのシニアディレクター兼ゼネラルマネジャーのリンダ・グレイ・マーティンは、次のように述べています。「私たちを取り巻く世界の環境が変化しているにもかかわらず、私たちが依然としてサイバーセキュリティーコミュニティーを参集させ、意見交換や独自の展望について語り合うことに真剣に取り組んでいます。その理由は、私たち全員が互いに学び合う時だけ、業界が強くなる方法となるからです。」

「人的要素はこの3日間においてまさに明らかであり、私たちは今年の仮想カンファレンスで見た好反応と参画によってに励まされました。今後のモデルとなりそうなハイブリッドイベントにより、RSAカンファレンスをまた2021年にアジアで開催して、規模と内容を改善していきたいと思います。」

専門家はRSAカンファレンス2020 APJでCOVID-19後の世界におけるサイバーセキュリティーの乗り切り方に関する議論に挑む

著者・俳優・活動家のジョージ・タケイ氏はサンフランシスコでのRSAC 2020イベントの力強いオープニングの録画の合間を縫って、人的要素についての心を高揚させる一人語りでカンファレンスを開幕しました。氏は「あなた自身の人的要素について考えてほしい。私たちが自分たちの違いを称賛するなら、私たちは誰も以前なら行くことのできなかった所に行くことができます。類似性を受け入れよう、違いを称賛しよう、あなたが出会うすべての人が非常に違うという可能性を楽しもう。でも、私たちの世界を変え得る要素を保持していることについてもしかりです」と力説しています。

RSAのロヒト・ガイ社長開幕基調講演で、各国および国際のサイバーセキュリティー分野で回復力を構築するための人的要素の重要性について議論しました。この世界的流行病による過去数カ月における数多くの変化を認識しながら、ガイ社長は「COVID-19の世界的流行病は仕事、生活、遊びのあらゆるものを変えてしまいました。私たちすべてがリモートワークに適合する中、攻撃者も適合して、詐欺、フィッシング、ランサムウエア関連の脅威の増加を見るに至っています」と指摘しました。

ガイ社長は、サイバーセキュリティーにおける成功は脅威の根絶にあるのではなく、確実にカーブをならし、脅威があっても事業の回復力を確保することにあると指摘し、「2020年の物語はサイエンスフィクションのように見えるかもしれませんが、一緒に嵐を克服して勝利したということなのです。私たちは互いに顔を見合わせ、明瞭な思考と創造力の鼓舞を引き出す必要があります。今回のカンファレンスは私たちがそれを達成して、諸課題を克服できるように結び付きを強化することに貢献するためのものでした」と締めくくっています。

カンファレンスの2日目には、マイクロソフトのサイバー・セキュリティー・ソリューション・グループのコーポレートバイスプレジデントであるアン・ジョンソン氏デジタル的共感の重要性と、ユーザーがサイバーセキュリティーの戦いの中心に立ち続けるべきことについて意見を開陳し、「デジタル的共感は私たちが業界としてどのように前進するかにとって極めて重要です。組織であるか個人であるかに関係なく、私たちの共感力はどのような混乱の時期にあっても、他者のニーズを理解してそれに適合できるようにする上で役立ちます」と説明しています。

「セキュリティー技術は生産性と協業を向上させて、包括的でセキュリティーの確保されたユーザー体験を実現する上で基本的なものです。私は一貫して、私たちがゼロトラスト、データの多様性拡大、サイバー回復力、総合的セキュリティーソリューション、デジタル的共感を通じ、人々の力を高める活動に取り組むことで、これらすべてが誰にとっても以前より優れ、包括的なデジタル体験につながると、楽観的で前向きな考えを持っています。」

カンファレンスは、RSAカンファレンスのプログラム委員会委員長であるヒュー・トンプソン博士が仕切る毎年恒例の注目イベントであるザ・ヒュー・トンプソン・ショーで締めくくられました。今年の力点は、各個人が善のために世界に影響を及ぼす力を称賛することにありました。トンプソン博士に加えジョージ・タケイ氏の2人が、技術革新の手段および象徴としてのスター・トレックや、それが人間関係や創造力をいかに具現化したのかについて議論しました。

トンプソン博士はこれが今日の世界において意味するものについて深堀して、次のように述べています。「私たちを取り巻いている現今の危機は非常の多くの点で革新の限界を押し広げています。今までのところ、適合について、興味深く前向きな結果を目撃しています。例えば、今年は以前と比べて非常に多くの人々がRSAカンファレンスに参加したわけですが、それはこれが仮想形式だったからであり、人々は自宅や居間から参加したのです。」

タケイ氏は次のように説明しました。「あらゆる破局は人間の精神が何とか対処すべき問題です。今日、私たちは破局的な時代に生きていますが、ここから抜け出せばより良い社会になります。それは私たちが問題の解決者になっているからです。特に、このような圧迫がある中で、創造的な精神は、大胆さやリスクを取る精神と相まって、人々はそれは不可能だと言いますが、それを超えて、これを可能にするのです。」

基調講演以外のカンファレンスの注目点は、下記の通りです。

  • セッションは76件(発題者99人)、カンファレンストラックは10件、コミュニティーパートナーは24組織。
  • 双方向セッションとして、「専門家に聞く」、「キャプチャー・ザ・フラッグ」に加え、ライブスピーカーによるQ&A、仮想人脈作りラウンジ。
  • 業界関連のカンファレンストラックとして、「分析、インテリジェンス、対応」、「クラウド、モバイル、IoTセキュリティー」、「DevOpsコネクト:DevSecOps」、「サイバー詐欺とサイバー脅威」、「グローバルインサイト」、「アイデンティティーとプライバシー」、「リスク管理とガバナンス」、「ソフトウエアと製品セキュリティー」、「戦略、アーキテクチャー、運用セキュリティー」、「人的要素」。

専門家はRSAカンファレンス2020 APJでサイバーセキュリティーの優先事項における次なる波についての議論に挑み、学習に反映

3日間にわたり洞察力のあるプレゼンと見解表明が行なわれ、専門家と参加者はカンファレンス以降も対話を継続し、今年の残り期間におけるビジネスの意思決定に当たっての情報提供に対話が影響力を持つという点で合意しました。

シンガポール・サイバーセキュリティー・コンソーシアムの事務局長を務めるVivy Suhendra博士は、次のように述べています。「RSAカンファレンス2020 APJはまたしても参加者にとって素晴らしい体験を達成しており、シンガポール・サイバーセキュリティー・コンソーシアムはこの仮想学習イベントに参画できて感激しています。今年は私たちがRSAカンファレンスとアジア太平洋および日本において提携して2年目であり、サイバーセキュリティーにおける次世代の人材から強い関心が見られたことに励まされています。」

「サイバー防御は、特にこうした困難な時期において、国家と世界の防衛にとって必須の要素であり、急速な進展を見せる分野として継続的な学びと革新が求められています。RSAカンファレンスはインテリジェンスの共有と実務者技能の向上を行い、こうした課題に対応する上で、影響力のある役割を果たしています。私たちはRSAカンファレンスのような提携先と協力して、あらゆる努力を継続し、当業界の有能な人材とイノベーターを支えていきますが、これらは私たちすべてが日常的に依拠するセキュアなデジタル環境を確立するために活動してくれています。」

GRFアジアパシフィックのマネジングディレクターを務めるジョン・リー氏はこれらの見解に呼応して、次のように述べています。「RSAC 2020 APJの仮想学習体験に参加して、私たちが対面していないにもかかわらず、コミュニティーと双方向でかかわり合いを持つことができ、素晴らしいと思いました。より多くの方が世界中から参加でき、それが増幅されたのですから、なおさらです。」

リー氏は新常態に向けての優先事項について、次のように説明しています。「情報漏洩は破壊的な結果をもたらし得るので、私たちは以前にも増して、最前線のサイバー専門家だけでなく、日常のエンドユーザーの装備も整える必要があります。インテリジェンスの共有は一貫して、効果的な対応とサイバー回復力の改善にとって優先事項となっています。今後の私の希望として、RSACのようなプログラムからの学びが諸組織に取り入れられ、学びと共有の環境を創っていただきたいと思います。」

RSAカンファレンス2021アジア太平洋&日本は2021年7月27~29日にシンガポールで開催されます。それに先立ち、RSAカンファレンス2021が2021年5月17日の週にサンフランシスコで開催されます。

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RSAカンファレンスについて:

セキュリティーがテーマの世界的な一流イベントとオンデマンドプログラムのRSAカンファレンスは、世界のリーダーが集まり、前進し、新たなリーダーが登場する場となっています。RSAカンファレンスは、米国、EMEA地域、アジア太平洋地域、オンラインのいずれのイベントも、セキュリティー業界が参集して現在および未来の課題について話し合う場です。来場者は、個人と企業が成功・成長し、ベストを尽くす上で役立つ人々、コンテンツ、アイデアと出会うことができます。サイバーセキュリティー業界のすべての関係者が集い、サイバーセキュリティー業界に属する“私たち”が共同で、世界中のサイバー脅威に立ち向うための力を得ることができる場所です。RSAカンファレンスは、最新技術と実践的な教育機会の究極のマーケットプレイスであり、業界のプロフェッショナルが自社のセキュリティーを向上させる方法を発見できるように支援しつつ、現代のセキュリティー分野で最も進取果敢な影響力のある、示唆に富んだ思想家やリーダーを紹介しています。イベントに関する情報、オンライン・プログラム、サイバーセキュリティー業界に関する最新のニュースについては、www.rsaconference.comをご覧ください。

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記事名:「RSAカンファレンス2020 APJが仮想学習体験で世界中の参加者を獲得、一流専門家と共にサイバーセキュリティーの次なる対策について詳細な知見を共有