モジュール形式とデジタルインテリジェンスにより、ギガワット規模のエネルギー貯蔵、経済性の改善、導入の簡素化を実現

米バージニア州アーリントン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- シーメンスとAESを親会社とするフルエンスは本日、工場生産されたハードウエアと高度なソフトウエア、データ駆使型インテリジェンスから成る当社第6世代のエネルギー貯蔵技術スタックを発表しました。この新技術は12年以上にわたる業界でのリーダーシップと革新の成果を活用したものであり、エネルギー貯蔵システムの構築・運用方法を変革し、簡素性・安全性・コスト効率を改善しながらより短期間での大規模導入を実現します。



この技術スタックは3種類の専用システム、つまりグリッドスタック(GridstackTM)、サンスタック(SunstackTM)、エッジスタック(EdgestackTM)の基礎を成すものであり(それぞれ送電網、再生可能エネルギー、商用・産業用(C&I)のアプリケーション向けに設定)、またより大型のシステムやシステム群を求めるニーズに容易に対応することができます。フルエンスは既に、エネル、LSパワー、sPower、シーメンスなどの大手顧客から、この新技術を使用した800/2300メガワット時のプロジェクトで選定されています。

フルエンスのブレット・ガルラ最高技術責任者(CTO)は、次のように語っています。「エネルギー貯蔵アプリケーションには、市場や顧客の特定ニーズに合わせられるよう、柔軟性の高いシステムが要求されます。現在まで、顧客は特注ソリューションか、柔軟性に欠ける垂直統合製品の選択を強いられていました。この第6世代の技術は、業界最大級の当社の専有的データセットと、当社の深い業界経験を統合することで、比類なきインテリジェンスと柔軟性を実現しながら、大量生産の利点を生かして安全機能を標準化するとともに、エネルギー貯蔵の導入に必要な時間とコストを大幅に削減しています。過去10年間でフルエンスはエネルギー貯蔵システムの総コストを90パーセント削減してきており、当社の新しい技術スタックはエネルギー貯蔵システムのバッテリー以外のコストを最大25パーセント削減しながら、ギガワット規模での導入を支援すること力点があります。」

フルエンスの新技術スタックは3つのコンポーネントから成ります。

  • フルエンスIQ: デジタル・インテリジェンス・エンジンとしてデータと機械学習を活用し、システム意思決定の改善、バッテリー劣化の管理、運用コストの削減、エネルギー市場への供給調整の最適化を行う。
  • フルエンス・オペレーティングシステム(OS): 完全統合型の本オペレーティングプラットフォームは10年に及ぶデジタル制御システム開発が基盤。包括的な制御機能、システムの可視化、資産管理を統合し、単一施設または施設群全体で資産性能を改善する。
  • フルエンス・キューブ(Fluence Cube): 工場組み立ての構成ブロックとして従来システムよりも4~5倍モジュール化されており、最新技術の採用で短期間での設置・規模拡張、一貫性のある運用・保守、品質管理の改善を実現する。

フルエンス・キューブ、OS、IQは安全機能が強化されており、NFPA 855やUL 9540Aなど、最も厳しい安全基準を満たしています。これら全体が事前設定エネルギー貯蔵システム3種類の基礎を成しており、これら3種は特定の市場区分やプロジェクトのニーズに合わせて最適化したものです。

  • グリッドスタック: 最も要求の厳しい送電アプリケーション(T&D強化、周波数規制、容量ピーク電力など)向けに設計された発電所規模のシステムであり、業界有数の信頼性と安全性を実現。
  • サンスタック: 太陽光発電向けに最適化された併設システムとして太陽光発電の能力改善・拡大のために設計されており、再生可能エネルギーの常時電力供給と追加グリッドサービスが可能。
  • エッジスタック:500kW超のアプリケーション向けに設計された商用・産業用のシステムであり、短期間に最小限の設置面積で導入でき、需要電力料金を削減し、基幹電力を供給。

大手の世界的な電力企業や産業分野の顧客業が既に、アジア太平洋地域、北米、欧州でフルエンスの第6世代技術の導入を約束しています。シーメンスはグリッドスタックとエッジスタックをドイツ、ポルトガル、フィンランドの顧客に納入しています。

シーメンスのフューチャーグリッド担当グローバルヘッドを務めるジャン=クリストフ・ハイネは、次のように語っています。「バッテリー貯蔵は急成長分野であり、エネルギー転換に不可欠です。分散型エネルギー、マイクログリッド、eモビリティー・インフラの分野でコスト効率よく短期間にプロジェクトを遂行するためには、ストレージ技術の製品化とモジュール化が決定的に重要です。この新しいスタックとOS手法によって、フルエンスは最先端の安全性を実現する独自システムを手にしました。」

フルエンスのマヌエル・ペレス・デュバック最高経営責任者(CEO)は、次のように語っています。「コスト競争力のある技術、意欲的な排出削減目標、送電網の信頼性や回復力への要求増大に伴い、世界の電力企業や産業・商業分野の企業からエネルギー貯蔵への需要が高まっており、2040年までに5600億ドル以上の投資が誘引されるとブルームバーグNEFは予測しています。炭素集約的な過去を持続可能な将来から分つのが市場転換です。当社の次世代設計を投入することで、フルエンスはそうした転換の促進に貢献しており、世界中のコミュニティーにクリーン性と回復力を向上させたエネルギーシステムを提供する技術スタックで煙突に取って代わる際のコスト効率、期間、安全性を改善します。」

フルエンスについて

シーメンスとAESを親会社とするフルエンスは、エネルギー貯蔵技術のソリューションおよびサービスにおける世界的市場リーダー企業であり、技術企業としての機敏さに加えて、確固とした地位を確立して尊敬される業界巨大企業2社の専門能力、ビジョン、財務的裏付けを持っています。AESエナジー・ストレージとシーメンスの先駆的業績を基盤とする当社の目標は、世界の電力供給方法を変革することで持続可能性を向上させた未来を作り上げることにあります。フルエンスは設計・納入・インテグレーションを実施しながら、急速な変革を示すエネルギー状況の中、顧客が抱える多様なニーズと課題に対応できるよう、実績あるエネルギー貯蔵技術ソリューションを提供しています。当社は現在、世界の22の国々や地域で2.1ギガワット超のプロジェクトを実施または受注しています。フルエンスはナビガント・リサーチによる2018年発電規模エネルギー貯蔵リーダーボードで最高位にランクし、2019年にはファスト・カンパニーにより「最も革新的な企業」の1社に選定されています。

フルエンスの詳細については、fluenceenergy.comをご覧ください。

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記事名:「フルエンスが、エネル、LSパワー、sPower、シーメンスを含む顧客から第6世代エネルギー貯蔵技術で2300メガワット時分の受注を確保