スイス・ルガーノ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)-- 従来の物理原理と高度なマシンビジョン・ソフトウエアを組み合わせて、発電所規模のクリーンエネルギー貯蔵製品を生み出す企業のエナジー・ボールトは本日、当社が世界経済フォーラムの「2020年テクノロジー・パイオニア」の1社に選出されたことを発表しました。エナジー・ボールトの重力を利用した長期貯蔵技術が、電力の貯蔵・配電方法を変革したことで、再生可能エネルギーは初めて出力調整可能となり、化石燃料と毎日、全日にわたり競合できるようになりました。



世界経済フォーラムの2020年テクノロジー・パイオニアは、農業からヘルスケアまでの業界を形成すると同時に、持続可能性などの問題に取り組んでいる最も有望な企業100社を選出するものです。世界中の政府が、COVID-19の世界的流行病から環境に配慮した方法で復興する可能性を検討する中、エナジー・ボールトの技術は政府や営利企業が、気候変動対策の誓約を維持しながら、「以前よりも改善した復興」ができるよう、コスト効率の高いソリューションを提供します。

化石燃料の消費がこの数カ月間で劇的に減少しており、コストを削減している一方、再生可能エネルギーへの需要が高まっています。再生可能エネルギーは断続的な供給源に依存しているため、この進展を確たるものとし、化石燃料への依存を絶つには、無理なく用意できて信頼できるエネルギー貯蔵法が不可欠な要素です。

エナジー・ボールトが特別設計したクレーンは、専有技術とマシンビジョン・ソフトウエアを使用して、地元で調達した土壌や廃棄物から生産した巨大な複合材ブロックの昇降を自律的に調整します。全国の電力網に直接接続したり、オフグリッドの再生可能発電を直接的に支えたりできるため、この貯蔵システムは電力などの公益事業者やその他産業の大規模エネルギー消費事業者など、エネルギープロバイダーによって導入されています。またエナジー・ボールト製設備を設置すれば、ブロックの生産、建設、継続的な保守を地元で行うことになるため、地域経済を支え、雇用を創出します。当社初の発電所規模の商用実証機が、スイスで最終試運転を行っており、フル充電と連続放電の機能を実証するために、スイスの全国電力網に直接接続されることになります。

世界経済フォーラムのテクノロジー・パイオニアは、新技術やイノベーションの設計・開発・導入を手掛ける世界各地の初期段階企業から成長段階企業までであり、ビジネスや社会に大きな影響を与えることになる企業です。テクノロジー・パイオニア・コミュニティーは、世界経済フォーラムにおいて、新興企業から成るより大きなグローバル・イノベーター・コミュニティーにおいて不可欠な要素です。

エナジー・ボールトの最高経営責任者(CEO)で共同設立者のロバート・ピコニは、次のように述べています。「私たちは、世界経済フォーラムが、化石燃料への依存を低減することに役立つよう、革新的かつ経済的なソリューションを評価し続けていることをうれしく思います。今こそ世界は、大きな行動を取るべき時です。例えば、米国ではこの世界的流行病の間、再生可能エネルギーの消費がこの130年間で初めて、石炭火力発電量を超えました。政府の政策立案者と民間部門の企業は、大胆で根本的な選択を行なうための歴史的な機会に直面しています。つまり、この機会をとらえ、今後のすべての世代のために地球を守るべく、将来の経済成長をクリーンエネルギーで支えるための投資を行って、2020年を世界史における炭素排出量の転換点にするのです。さもなくば、エネルギー需要に対応するために、化石燃料による発電を無責任に拡大して、炭素排出の増加に戻り、地球生態系の将来的な生の質を脅かすかです。クリーンで持続可能な復興は、別の壊滅的な地球危機を回避する上で役立ちます。エナジー・ボールトはそれを無理のない方法で実現しながら、復興に伴って地域経済を支える上で独自の立場にあります。エナジー・ボールトは引き続き、グローバル・イノベーター・コミュニティーの一員として、持続可能なクリーンエネルギーの採用ペースを加速させるという当社の使命を追求し、世界中のより多くの場所や機関で、経済回復を促進していきます。」

世界経済フォーラムのグローバル・イノベーター・コミュニティーの責任者であるスーザン・ネスビット氏は、次のように述べています。「私たちは、エナジー・ボールトを、第20回目のテクノロジー・パイオニアの一団に迎えることができ、大変うれしく思います。エナジー・ボールトと、同社と肩を並べるパイオニア企業は、世界中で最先端技術を開発しています。これらの企業は自社のイノベーションにとどまらず、世界の状況改善にも大きく貢献しています。」

今年の一団選出は、テクノロジー・パイオニア・コミュニティーの20周年となります。この20年間、多くのテクノロジー・パイオニアがそれぞれの業界の発展に継続的に貢献しており、中にはまさに誰もが知る企業に飛躍した企業もあります。過去の受賞者には、エアービーアンドビー、グーグル、キックスターター、モジラ、パランティア・テクノロジーズ、スポティファイ、トランスファーワイズ、ツイッター、ウィキメディアが含まれます。

エナジー・ボールトがテクノロジー・パイオニアに選ばれたことを受け、ピコニCEOは年間を通して、世界経済フォーラムの活動やイベント、議論に招待されます。またエナジー・ボールトは今後2年間、同フォーラムのイニシアチブに貢献し、重要問題に関する世界的計画の策定に貢献するため、政策立案者や民間部門のリーダーと協力していきます。

WEFテクノロジー・パイオニアについて

2020年テクノロジー・パイオニアに選出された企業は、持続可能性、AI、IoT、ロボット工学、ブロックチェーン、バイオテクノロジーなど、多数の技術を進歩させて、未来を形成しています。これらの企業の多様性はリーダーシップにも及び、2020年テクノロジー・パイオニアの25パーセント以上は女性がけん引しています。また、これらの企業は世界中のあらゆる地域から選出されており、シリコンバレーをはるかに越えてコミュニティーを拡大しています。

テクノロジー・パイオニアは、革新、影響、リーダーシップのほか、世界経済フォーラムのプラットフォームと企業の関連性を含め、コミュニティーの選考基準に基づいて選出されました。

今年のテクノロジー・パイオニアの一覧と情報は、こちらをご覧ください。過去の受賞者、コミュニティー情報、応募リンクは、こちらをご覧ください。

エナジー・ボールトについて

エナジー・ボールトは発電所規模の長期エネルギー貯蔵の世界的アプローチに変革をもたらす再生可能エネルギー貯蔵製品を生み出しています。重力および位置エネルギーという平凡な物理原理を適用する本システムは、特別設計した巨大複合材ブロックを持ち上げる革新的なクレーンデザインと、電力の貯蔵および放電を調整するクラウドベースの専有的ソフトウエアプラットフォームを併用します。エナジー・ボールトは、これまでにない経済性の100パーセント環境に配慮した材料を活用することで、完全に再生可能な世界への移行を促進しています。

エナジー・ボールトは、ビル・グロス氏が設立した有力技術インキュベーター企業のアイデアラボ・スタジオが創設しました。

エナジー・ボールトに関する詳細情報についてはenergyvault.com@EnergyVaultIncをご覧ください。

世界経済フォーラムについて

世界経済フォーラムは官民の協力を推進する国際機関で、世界の情勢の改善に取り組んでいます。世界・地域・産業レベルの計画を具体化するために、政界、実業界、その他の社会の優れたリーダーが参画しています。(weforum.org@wef@Davos

グローバル・イノベーターについて

グローバル・イノベーター・コミュニティーは世界で最も有望なスタートアップ企業やスケールアップ企業の集まりとして、技術革新とビジネスモデル革新の最前線に立っています。世界経済フォーラムは、官民部門のリーダーとかかわり、現在の危機を克服して、将来に向けて回復力を構築するための新ソリューションに貢献するためのプラットフォームを、グローバル・イノベーター・コミュニティーに提供しています。

グローバル・イノベーターとして招待された企業は、関連性のある世界経済フォーラムのプラットフォームに1つ以上参画し、重要問題に関する世界的計画の策定に貢献します。

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情報提供元:
記事名:「エナジー・ボールトがクリーンエネルギーを貯蔵して出力調整可能な経済的手段を提供できることから、世界経済フォーラムのテクノロジー・パイオニアに選出される