• 最高サプライチェーン責任者(CSCO)がこれまでで最も破壊的なサプライチェーン環境に直面、新たな業務方法を進化させるためには新たなリーダーシップ・アプローチが必要
  • 世界経済の不確実性によりCSCOの役割に新たな困難が生まれている
  • サプライチェーン・リーダーの62%が現実となった将来の課題に対応するための十分な資源がないと明かす

ロンドン & ニューヨーク & チューリヒ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界的経営陣アドバイザリー会社のエゴンゼンダーは本日、最高サプライチェーン責任者(CSCO)への新たな調査「チェーンリアクション2020:世界トップのサプライチェーン幹部のリーダーシップに関する視点」の結果を公表しました。この調査は2019年第4四半期に実施され、2020年3月上旬に短い追跡調査が行われました。その結果は、CSCOが今日直面している複雑さ、不確実性、世界経済の課題を明らかにしています。サプライチェーンがCOVID-19や経済活動の休止などのさらに深刻な課題と前例のない圧力に直面する中で、今後数年間はサプライチェーン・リーダーシップの再定義が必要になるでしょう。


調査結果では、CSCOが企業の戦略を定義する上で重要な役割を果たし、かつてないほどの影響力と経験を持つことが示されています。サプライチェーンの効率向上と業務スピードや即応性の向上に集中する必要があることと同時に、グローバル化の既存モデルに挑戦し、世界的パンデミックにより深刻な影響を受けた新しい世界秩序の中で将来の人材も育成する必要があります。実際、この調査では、今日のサプライチェーン・リーダーの79%が、業界内で加速する変化のペースに対応できる人材の採用について懸念しています。加えて、回答者の37%は、候補者のリーダーとしての能力の欠如が最大の課題であると述べています。現在の候補者には、この新世界での成功に必要なリーダーとしての技能が欠けているからです。

エゴンゼンダーのコンサルタントでグローバル・サプライチェーン業務リーダーのトム・レイノルズは、次のように述べています。「CSCOは企業の成功にとって常に重要でしたが、最近の世界事情により、戦略的で順応性のあるサプライチェーン・リーダーの必要性が強調されるようになりました。データの大部分は世界的パンデミックの前に収集されましたが、調査結果は今日の課題に興味深い類似点を示し、光を当てています。現在はこれまで以上に、CSCOが強力な幹部レベルのリーダーとして、文化に焦点を当て、想定外を予期できる協調的チームを構築する必要があります。」

2020年3月に、エゴンゼンダーは最初の調査回答者への追加調査を行い、この世界危機への見方に関する知見を得ました。COVID-19のビジネスと経済への影響は初期段階でしたが、回答者の72%はCOVID-19がサプライチェーンに与える影響に対して少なくともある程度準備できていると考え、60%は危機の影響からの回復に3カ月以上かかると考えていました。

エゴンゼンダーのコンサルタントのLe Lyは、次のように述べています。「この新たなデータは、サプライチェーン・リーダーによる最大の課題への取り組みを支える一方で、困難な今後数カ月間で戦略的機会を前進させるためにも役立ちます。変化と曖昧さを受け入れる文化の構築から、CSCOが他の事業部と緊密に連携して潜在的なサプライチェーン・リーダーを評価できる環境の構築まで、将来のサプライチェーンはこれまで以上に重要になります。」

主な調査結果

COVID-19は今後数カ月間にサプライチェーンに継続して影響を与えるが、リーダーは楽観的

  • 臨時調査時(2020年3月)は初期段階でしたが、回答者の72%がウイルスのサプライチェーンへの影響に少なくともある程度備えていたと考えています。
  • 危機の影響からの回復に3カ月以上かかると考えているという回答は、わずか60%でした。

今日の最高サプライチェーン責任者は経験と戦略を備えているが、世界的な人材争奪戦は続く

  • 回答者の3分の2は、業界で少なくとも20年の経験があります。このようなリーダーには強力な幹部レベルとの関係があり、戦略と顧客体験で重要な役割を果たしています。
  • 回答者の53%が最高経営責任者(CEO)の下で勤務し、半数以上(55%)が1000人以上のチームを管理しています。
  • しかし、半数近く(44%)が組織内で後継者候補を既に特定していると述べている一方で、効果的なチームの構築への大きな不安を表明しています。
  • 実際、回答者のほぼ4分の3(72%)は、組織内の人材の現在の技能水準に懸念があると回答し、79%もが加速する変化のペースに対応できる人材を採用する能力に不安を持っています。
  • この懸念は、COVID-19に襲われる前でもアジアでより大きく、回答者の86%もがこの種の柔軟性を持つ人材の発掘に懸念を持っていました(米州78%、欧州74%)。
  • 今日のサプライチェーン・リーダーは、おそらく人材不足のため、人材への支出を増やし(73%)、自社の業界外からサプライチェーンの専門家を採用しています。回答者の52%は、現在そうしていると答えています。

今日のサプライチェーン内で唯一変わらないのは変化と複雑さ、柔軟性と文化が将来のリーダーの重要な特性

  • 今日のサプライチェーン幹部が直面する外部の課題の上位3つは、コスト圧力の増大(21%)、世界経済の不確実性(17%)、需要変動の拡大(17%)です。
  • これはCOVID-19が始まる前に尋ねたもので、おそらく回答は変化したと思われますが、世界経済の不確実性が第2位に入っており、この問題が新しいものではないことが明らかになっています。大企業はこの圧力をさらに強く感じており、大企業の56%がこれを上位3つの問題に挙げたのに対し、中小企業では30%でした。
  • 加えて、サプライチェーンが将来の課題に対応するための十分な資源があるかとの問いに、同意または強く同意した回答者はわずか38%で、62%はそうではないと考えています。売上高が30億~100億ドルの企業は、この問題に特に懸念を抱いており、同意または強く同意した回答者はわずか27%でした。
  • 内部の課題の特定で最初に挙がったものはサプライチェーン自体の複雑さの増大であり、CSCOのほぼ半数がこれを上位3つの問題に挙げています。回答者に内部の最大の課題を3つ挙げるよう求めたところ、人材不足と組織の文化がそれぞれ第2位と第3位に入りました。

2019年第4四半期に実施されたこの調査は、さまざまな業界、地域(23カ国)、企業構造の大企業235社のCSCOの視点を捉えています。回答者の82%は、組織内でこの分野での最高幹部です。

調査結果については、https://www.egonzehnder.com/chain-reaction-2020-world-leadership-perspectives-supply-chainをご覧ください。

エゴンゼンダーについて

エゴンゼンダーは世界的な一流経営陣コンサルティング会社であり、リーダーシップにより人々と組織が変革を起こせるよう支援するという唯一の目標を共有しています。エゴンゼンダーは優れたリーダーが持つ力を理解し、お客さまに最善のソリューションを提供することに熱意をもって取り組んでいます。1つの会社として、当社では40カ国68カ所のオフィスで500人を超えるコンサルタントが個々の力を結集し、1つの強力かつ協調的なチームを作っています。当社は、公共団体、民間企業、家族経営会社、非営利組織、政府機関に緊密に協力し、ボードアドバイザリー、CEOサーチと継承計画、エグゼクティブ・サーチ、エグゼクティブ評価、リーダー育成、組織変革といった包括的な総合サービスを提供しています。

当社のリーダーシップ・ソリューションは、個人、チーム、組織の効率、育成、文化的変革を対象としています。当社は、AIと高度な分析を用いて職場の社風と業績の向上を目指す当社投資先企業のシネクアノン(SQN)や変革的リーダー育成企業のモビウス・エグゼクティブ・リーダーシップなどの世界クラスのパートナーと協力しています。さらに、エゴンゼンダーは、独自開発された文化診断のイノベーション・クオティエント(IQ)の開発でハーバード大学のリンダ・ヒル教授により共同創設されたパラドックス・ストラテジーズと提携しています。

エゴンゼンダーは、当社の仕事が優れたキャリア、より強力な企業、より良い世界に貢献することを目標としています。

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記事名:「エゴンゼンダーの調査により、サプライチェーン・リーダーがリーダーシップと業務の最も困難な時代に入ったことが判明