宣言がデジタル時代の責任あるリーダーシップを誓約するCEOを結集

スイス・ダボス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)-- GSMAは本日、ダボスで開催された世界経済フォーラムで、「デジタル宣言」を行いました。この宣言は、デジタル時代に倫理的に行動するための指針となる基本方針を形にしたもので、企業がデジタル市民、業界、政府にとって最も重要なことを実現できるように支援します。複数の業界分野に及ぶ40人のビジネスリーダーがすでにこの宣言に取り組むと誓約しています。これらの方々は、バーティ・エアテル、中国移動通信(チャイナモバイル)、中国電信(チャイナテレコム)、ドイツテレコム、エリクソン、IBM、KDDI、KT、LGエレクトロニクス、モバイル・ワールド・キャピタル・バルセロナ、ノキア、NTTドコモ、オレンジ、サムスン電子、シャープ、SKテレコム、ソニー株式会社、STCグループ、テレフォニカ、タークセル、ベライゾン、ボーダフォン、小米科技(シャオミ)の代表者などです。


この取り組みは、企業と消費者がデジタル世界で前例のない変化を体験していることを背景に生まれました。2022年までに、GDPの60パーセントをデジタル分野が占める見通しです1。目前に迫った5Gネットワークの到来が、さらにこの変化を加速させるでしょう。それと同時に、消費者は当然にもデジタルサービスからもっと多くのことを期待するようになっており、消費者の企業に対する信頼が試されています。

デジタル宣言は最高経営責任者(CEO)による業界横断的な取り組みで、こうした共通の課題に対処していきます。基本方針は企業に、デジタル市民のプライバシー尊重、個人データの取り扱いにおけるセキュリティーと透明性の確保、有意義な手段によるサイバー脅威の軽減、発展中のデジタル経済への平等な参加の確保とオンラインハラスメントへの対処を呼び掛けています。こうした確固とした取り組みを総合的に行うことで、インターネットが今後も表現のためのオープンプラットフォームにして革新の原動力であり続けることが保証されます。

GSMAのマッツ・グランリド事務局長は、次のように述べています。「社会的、技術的、政治的、経済的な動向が相まって、すべての業界において根底的で徹底的な変革をもたらそうとしています。こうした時代をうまく切り抜けるには、新たな形態の責任あるリーダーシップが必要です。私たちは5G時代の入り口に立っていますが、5Gによって消費者のための魅力的で新しい可能性が引き起こされ、ほとんどすべての企業のあり方が変革されるのは間違いありません。こうした根底的な変革を前に、デジタル宣言の方針を取り込む企業は、消費者と社会にとってより良い未来を目指すような方法で、ビジネスの成功に努力することになります。変革を行わない企業は、株主、規制当局、消費者から、ますます厳しく吟味される可能性があります。」

デジタル宣言に最初に署名したビジネスリーダーであるバーティ・エアテルのスニル・バーティ・ミタル会長は、次のように語っています。「真に個人に力が与えられて包摂的な社会には、前向きで実現力のあるデジタルの未来が必要です。そのような未来は、建設的な協業と主要関係者における継続的な対話がなければ、築くことができません。業界が持続可能なデジタルエコシステムを構築するとともに、プライバシーとデータに関して透明性と責任のある行動で市民の信頼を維持するために必要な投資を行うことが必要不可欠です。」

GSMA理事会会長でオレンジ会長兼CEOのステファン・リチャード氏は、次のように述べています。「デジタル宣言の支持は、進歩的かつ自由で賢明な社会の実現という当社ビジョンと合致しています。オレンジは、可能な限り大勢の人が利用可能な革新成果により、デジタル疎外と闘っています。当社はサイバーセキュリティーとデジタルアイデンティティーに関する専門力を活用して、セキュリティーを確保しながらお客さまのデジタルライフを手助けしています。デジタル宣言への参加は、お客さまが人工知能やモノのインターネットの時代に突入するに当って私たちが支援する中で、責任ある行動を取るというビジョンの共有につながります。」

モバイルは、これまでで最も広範に導入された技術プラットフォームの1つです。世界のユニークモバイル加入者数は、50億人を超えて世界人口の約3分の2となっており、その数は2025年までにほぼ60億人(71パーセント)に増加すると予測されています。世界のモバイル業界を代表するGSMAは、5Gなど、今後のデジタル社会をすでに形成している多くの技術革新の中心にいます。政策立案者が進展を見せるデジタルエコシステムの新しい課題に直面する中、当業界団体は責任あるリーダーシップに取り組む民間分野の誓約を示すべく、ビジネスリーダーと協力してこの宣言を策定しました。

インテリジェントな接続性の時代へと向かう中、5Gとモノのインターネットによって実現する無限の接続機能が、ビッグデータと人工知能がもたらす強力なインテリジェンスと組み合わさり、業界全体をさらに変革することになるでしょう。CEOらはデジタル宣言を受け入れることで、急速な技術の変化に遅れを取ることなく、責任を持って行動するという誓約を表しています。

GSMAは、あらゆる分野のビジネスリーダーに、デジタル宣言への参加と、より良いデジタル社会の構築でどのような役割を果たせるのか自問するように、呼び掛けています。デジタル宣言にすでに参加したCEOの詳細を含む詳しい情報については、こちらをご覧ください。

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編集者への注記

1. 世界経済フォーラム、「Our Shared Digital Future(私たちが共有するデジタルの未来)」報告書(2018年12月)

GSMAについて

GSMAは世界中のモバイル通信事業者を代表する団体で、750社を超えるモバイル事業者を結集しています。そのうち350社以上は携帯電話機および端末メーカー、ソフトウエア企業、機器プロバイダー、インターネット企業など、広範囲なモバイル・エコシステムを構成する企業であり、関連業界分野の組織も参加しています。GSMAは、バルセロナ、ロサンゼルス、上海で毎年開催する業界有数のMWCイベントのほか、地域カンファレンスのモバイル360シリーズを実施しています。

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記事名:「GSMA:ダボス会議で40人のCEOがデジタル宣言を支持