拡張現実/仮想現実技術の展開を加速するために多数の通信事業者、ベンダー、コンテンツプロバイダーが協業

ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- GSMAは本日、クラウドの仮想現実(VR)/拡張現実(AR)技術の開発に焦点を当てた「GSMAクラウドAR/VRフォーラム」という業界規模のイニシアチブを開始すると発表しました。ロンドンで開催された華為技術(ファーウェイ)の第9回グローバル・モバイル・ブロードバンド・フォーラムで発表された本プログラムは、中国移動通信(チャイナモバイル)、中国電信(チャイナテレコム)、中国聯合通信(チャイナユニコム)、ドイツテレコム、KDDI、KT Corp.、NTTドコモ、SKテレコム、テレフォニカ、テレノール、TIM、タークセル、ボーダフォンを含むモバイル事業者に加え、ファーウェイやHTCを含むその他の業界パートナーが支えています。プログラムでは、5GクラウドベースのAR/VRサービスの提供と展開を加速するために全関係者に協業を奨励することを目指しています。


GSMAのアレックス・シンクレア最高技術責任者(CTO)は、次のように述べています。「VRとARは両方とも、市場を根本から覆すほどの没入型マルチメディアです。オペレーターエッジクラウドや5G接続と組み合わせることで、企業やエンターテイメント分野のコスト構造を変革することでしょう。モバイル事業者は、その発展において重要な役割を果たしますが、共通の手法や業界挙げての協業がなければ、初期段階から市場が断片化する危険性があります。今回のフォーラム設立はこのハードルを克服するものとなり、これにより私たちは確実に魅力的なソリューションをより迅速に拡大させることができます。」

新しいフォーラムの狙いは、メンバー間の知識共有を奨励するとともに、コストの断片化を回避するサービス・リファレンス・アーキテクチャーの開発を含む新しいビジネスモデルについて検討することです。また、超低遅延コーデック圧縮、クラウド内での画像処理ユニット(GPU)レンダリング、仮想化技術の研究に加え、開発者が簡単にサービスを展開できるように簡素化したインターフェースの開発を含め、技術開発の領域に主眼を置きます。

ドイツテレコムのグループ技術革新担当シニアバイスプレジデント(SVP)でGSMAフューチャー・ネットワークス・プログラム会長のアラッシュ・アショウリハ氏は、次のように述べています。「5Gネットワークとクラウドの融合により、ARやVRといった没入型体験の大規模な市場導入が可能になります。ネットワークエッジで拡張性のある計算能力を活用することで、クラウド経済を活用しながら、前例がないほどの没入的で広範な顧客体験を実現することができます。従って必要なのは、エンドツーエンドのバリューチェーン全体で共通のインターフェースとして機能するオープンエコシステムを目指して取り組むことであり、これによりクラウドAR/VRサービスをさまざまな市場へと迅速に拡大できるのです。この手法を採用することで、私たちは5Gの潜在力をフルに解放できます。」

AR/VRヘッドセットは大量のストレージ、消費電力、処理能力を必要とし、現時点ではPCまたはゲーム機によってこれらが供給されています。ヘッドセットが高価なのはそのためで、可搬性も制限されています。その結果、大衆市場製品としての可能性が制限されています。これらの機能をPCから切り離し、エッジクラウドのプラットフォームに移行すれば、消費者はヘッドセットを購入するだけでよくなり、やがて廉価になって広く利用されるようになるはずです。さらに、クラウドAR/VR技術は、4K/8Kという超高解像度の視聴体験を実現するために、信じられないほど高速の低遅延帯域のデータ接続を必要とします。5Gは、新しいネットワーク機能によってこの視聴体験を実現できるだけでなく、エッジクラウドを通じてより信頼できる体験も実現できるため、超低遅延サービスの道が開けます。

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編集者への注記

1.) GSMAクラウドAR/VRフォーラムには、パートナーのBITONE、BOE、CyberCloud、Gloud、KDX、LETINVR、ナイアンティック、ノイトム、TPCAST、VLAVRも参加しています。

GSMAについて

GSMAは世界中のモバイル通信事業者を代表する団体で、750社を超えるモバイル事業者を結集しています。そのうち350社以上は携帯電話機および端末メーカー、ソフトウエア企業、機器プロバイダー、インターネット企業など、広範囲なモバイル・エコシステムを構成する企業であり、関連業界セクターの組織も参加しています。GSMAは、バルセロナ、ロサンゼルス、上海で毎年開催する業界有数のMWCイベントのほか、地域カンファレンスのモバイル360シリーズを実施しています。

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記事名:「GSMA、オペレーターエッジクラウドAR/VR開発を支援する業界規模の新規イニシアチブを発足