過去最大面積のCES展示場で新製品が紹介され、カーニバル・コーポレーション、ファーウェイ(華為技術)、日産自動車の基調講演により、世界最大規模のイノベーション・イベントが開幕

ラスベガス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 昨日、CES® 2017が開幕し、テクノロジーの未来が公開されました。3800社を超える企業が260万平方フィートという過去最大正味面積の展示スペースで新製品を紹介しました。開幕日には、未来志向の製品が発表され、カーニバル・コーポレーション、ファーウェイ(華為技術)、日産自動車の役員らによる基調講演が行われ、Cスペースでは、IACとエクスペディアのバリー・ディラー会長兼上級役員、およびメディアリンクのマイケル・E.・カッサン会長兼最高経営責任者(CEO)による基調講演が行われました。CES 2017は、コンシューマー技術協会(CTA)が主催・運営し、米ネバダ州ラスベガスで1月8日(日曜)まで開催されます。


基調講演

CTAのゲーリー・シャピロ社長兼最高経営責任者(CEO)がCES 2017を開幕し、技術が業種を超え、生活を変革し、イノベーションを育成する様子を語りました。シャピロ最高経営責任者(CEO)は次のように述べています。「現在のイノベーターは生活をより良くするため、長時間、夜遅くまで働いています。そして、これが人の命を救うこともあるのです。」シャピロ最高経営責任者(CEO)は、CTAは、テクノロジーとイノベーションで米国のリーダーシップを維持できる給料の良い仕事を米国で創出するための5つのイニシアチブに100万ドルを投資すると発表しました。「当業界は1500万人の雇用を支えています。今こそ、米国の実業界が自国の未来のために倫理的責任を果たし当事者意識を持つ時です。」シャピロ最高経営責任者(CEO)はまた、CTAの「レッツゴー・ヒューマンズ(Let’s Go Humans)」キャンペーンを発表しました。これは、生活を向上させ、世界をより住みやすい場にする技術を開発するイノベーターとクリエーターを表彰するものです。

シャピロ最高経営責任者(CEO)のすぐ後に、カーニバル・コーポレーションのアーノルド・ドナルド社長兼最高経営責任者(CEO)が基調講演の演壇に登場し、「オーシャン・メダリオン(Ocean Medallion)」を発表しました。これはクルーズ船乗客の個人的なデジタル・コンシェルジュとなる今までに類を見ないウエアラブルデバイスです。メダリオンで乗客は部屋に入り、船上で買い物をし、家族や友人を見つけるなど多くのことが可能になり、クルーズを最大限に楽しむことができます。ドナルド最高経営責任者(CEO)は次のように述べています。「お客さまはそれぞれ異なります。また、楽しいと思うこともお客さまによってさまざまです。当社の使命は、個々人に合った方法で簡単に休暇を楽しめるようにすることです。」

Cスペース基調講演では、IACとエクスペディアのバリー・ディラー氏が、メディア環境の変化について語り、偽のニュースで広告業界が困難な状況に置かれている様子を説明しました。この面談形式のセッションはメディアリンクのマイケル・E・カッサン氏が進行し、コンテンツを公開する一般市民の新たな自由がもたらすと予想されるマイナスの影響を取り上げました。ディラー氏は次のように述べています。「これまでは配信業者が必要でしたが、今ではボタンを押せば世界に発信することができます。これにより自由になりましたが、不愉快な結果も多く発生しています。」

ファーウェイ・コンシューマービジネス・グループのリチャード・ユー最高経営責任者(CEO)は、木曜日の午後に基調講演を行いました。ユー氏は、ファーウェイはこの10年で380億ドルを研究開発に投資したと述べ、デュアルカメラの新しいスマートフォンを発表しました。これは第二世代のライカ製デュアルレンズカメラで、デュアルセンサーと2Xハイブリッドズームを搭載しています。ユー氏は、ファーウェイ・スーパーチャージ(SuperCharge)による非常に長持ちするバッテリーを紹介しました。このバッテリーは他のスマートフォン・バッテリーの4倍も高速に充電でき、50%も長持ちします。ユー氏はまた、インテリジェント音声サービスのAlexaに対応した世界初のインテリジェント・スマートフォン、Mate 9を紹介しました。

開幕日の最後には、日産自動車のカルロス・ゴーン会長兼最高経営責任者(CEO)が、排出ゼロ、死亡事故ゼロの世界に関する日産のビジョンを紹介しました。ゴーン会長は次のように述べています。「自動運転技術、電気自動車、コネクテッドカー/コネクテッドサービスによる常識を覆すトライアングルにより、次の10年は、過去50年より変化の大きい時代となるでしょう。」ゴーン会長は次に、次世代の日産リーフ電気自動車が半自動運転のプロパイロット(ProPilot)システムを搭載すること、ならびに、シームレス・オートノマス・モビリティ(SAM)システムに着手する日産の計画を発表しました。NASAの技術に基づいて開発されたSAMにより、自動運転で「人間参加型」のアプローチが可能になり、遠くから自動車の走行経路を監視し、運転者を安心させることができます。

スーパーセッションとカンファレンス

開幕日には、スポーツビジネス・イノベーション・カンファレンス、Cスペース・ストーリーテラーズ・パネルシリーズ、イノベーションポリシー・カンファレンスなど、ダイナミックなスーパーセッションとカンファレンスが開催されました。

ReCode モバイル編集主任のイナ・フライド氏の司会で進められた「Stoked About 5G(5Gに高まる興奮)」スーパーセッションには、20世紀フォックス映画、BMWグループ、エリクソン、SKテレコムの役員らが参加し、パネルでは、人の脳より速く反応する新しい5Gネットワークによるイノベーションの可能性について議論しました。

CTAのゲーリー・シャピロが、連邦取引委員会のイーディス・ラミレス会長に列席し、消費者のプライバシー、モノのインターネット、パテントトロール、シェアリング・エコノミー(共有経済)について議論しました。ラミレス会長は、インターネット対応機器の機能の透明性を確保するために議会行動が必要であることを強調しました。「CES展示場で見られるすべてのイノベーションは、データの利用と収集に基づいています。これは特に人工知能や機械学習において急速に発展しています。」

テコノミー(Techonomy)の創設者兼最高経営責任者(CEO)のデビッド・カークパトリック氏は、人工知能の世界が抱える課題に関するスーパーセッションを開催しました。講演者として、クリス・オコーナー氏(IBMワトソン、ゼネラルマネジャー)、ヴィヴィアン・ミング氏(ソコス共同創設者)、ジェロエン・タス氏(コネクテッドケア&ヘルスインフォーマティクス、フィリップスCEO)、ポール・ドーアティ氏(アクセンチュア、最高技術イノベーション責任者)が参加しました。パネルでは、人工知能(AI)の未来、モノのインターネット(IoT)のようにAIがどのようにして包括的なものに成長するか、AIによって人の生活がどのように向上し、人のさらなる能力開発や社会がどのように変化するかについて議論しました。

CNETの「Next Big Thing(次の大物)」スーパーセッションは、CNETのリンゼイ・ターレンティーニ編集長とCNETのブライアン・クーリー総合編集者が進行し、パネルではスマートホームの普及を阻む障害について詳しく検討しました。議論された障害には、コスト、複雑さ、セキュリティーなどがあります。セキュリティーの議論では、特別に女優のカーリー・チャイキン氏が登場しました。彼女は米国のテレビドラマシリーズ「ミスター・ロボット」でハッカーのダーリン役を演じました。パネリストらは、スマートホームのセキュリティーは、あらゆるスマートホーム機器の出発点であることで意見が一致しました。

C スペース・ストーリーテラー・セッション

木曜日のC スペース・ストーリーテラー・セッションは、グーグル・アメリカズのマーゴ・ジョージアディス社長が司会を務め、ユニバーサルピクチャーズとAT&Tの役員らと共にパネルを進めました。両役員は、それぞれのブランドがモバイルを活用して強力な体制を築き、事業業績を向上させた様子を詳しく説明しました。また、激しいコンテンツ競争の中で注目を集める方法について触れ、人を引きつけるコンテンツによって視聴者を引きつけ維持することで意見が一致しました。

次に、フールーとライブ・ネイションの役員がCスペースのステージに登場し、新たな分野であるバーチャルリアリティを通して新たな形のコンサート体験を生み出す方法について議論しました。ケビン・チャーネット氏(ライブ・ネイション・エンターテインメント、グローバルパートナーシップ・コンテンツ配信担当エグゼクティブバイスプレジデント)とノア・ヘラー氏(フールー、エマージングテクノロジー担当バイスプレジデント)が、バーチャル・エンターテインメントを活用し、ファンの皆さんがこれまでにないような方法で、ステージ上およびオフステージのトップアーティストの世界を見ることができる最先端の分野について語りました。

アイクロッシング(iCrossing)のマイク・パーカー社長が、ブリヂストン、ペプシコ、ワールプール・コーポ-レーションの役員らと共に午後のストーリーテラー・パネルを進め、テクノロジーとイノベーションで引き起こされる顧客行動について詳しく説明しました。マーケティング担当者はデータの流れを管理し、分析機能を活用すると同時に、視聴者を詳しく知る必要があります。新しいツールが市場に入ってくる中で、ブランドは自社の構想との一貫性を保つことが必要になるでしょう。

ストーリーテラー・セッションの最後に、ベライゾン デジタルメディアサービスのラルフ・ジェイコブ社長がトップのコンテンツクリエーターらと議論し、OTT戦略とテクノロジーによって視聴者の参加が可能になり、さらなる機会が生まれる様子について語りました。目標はクリック数を増やすことではなく、視聴者に常に閲覧してもらい、ページ滞在時間を増やし、ブランドと情報を共有することです。マーケティング担当者は少量のデータで新しい戦略を用いることを強いられているため、新しいユーザーを引きつけることは一つの賭けとなります。

スポーツビジネス・イノベーション

木曜日、ターナーのデビッド・レーヴィー社長がスポーツビジネス・イノベーション・カンファレンスの幕を開けました。パネルトには、WNBAプレーヤーのスー・バード氏、NBAアナリストのグラント・ヒル氏、NCAA社長のマーク・エマート博士、NBAコミッショナーのアダム・シルバー氏が参加しました。パネルの司会はターナースポーツのスポーツキャスターであるアーニー・ジョンソン氏が務め、テクノロジーがプロスポーツに及ぼす影響に関する多くのテーマを取り上げました。NBAオールスターに7回選出されたグラント・ヒル氏が次のように的確な意見を述べています。「私たちな皆、つながっています。ファンとの接し方だけでなく、体調管理の方法においても。」

次の3つのパネルでは、アスリートのスポーツ以外での生活、消費者参加の課題とそれに向けた戦略、eスポーツの人気が高まる中で生まれる非常に大きな機会など、さまざまなテーマを取り上げました。参加者には、NBAマイアミ・ヒートのクリス・ボッシュ氏、NBAゴールデンステート・ウォリアーズのドレイモンド・グリーン氏、メジャーリーグベースボール・セントルイス・カーディナルズのデクスター・ファウラー氏、ならびにブリーチャーレポート、デル、フォードの役員各氏が含まれます。

最後に、CTAのジュリー・カーニーの進行で連邦通信委員会(FCC)および連邦取引委員会(FTC)のコミッショナー・ラウンドテーブル・セッションが開催され、FCC委員のミニョン・クライバーン氏、マイク・オライリー氏、アジット・パイ氏、およびFTC委員のマクリーン・オールハウゼン氏、テレル・マクスウィーニー氏が参加しました。FCC委員らがパネルの最初に、継続中の放送電波インセンティブオークションについて大筋で合意したと述べ、各自がこのインセンティブ電波オークションが成功し、資源をより効率的に活用できると期待していると述べました。FTC委員らは、モノのインターネット(IoT)による消費者のデータプライバシーとセキュリティーの継続的課題を確認し、規制アプローチはイノベーションを促進できるよう柔軟なものにすべきであることを強調しました。

木曜日にはまた、Stuff のウェアラブル・テック・アワードが開催され、市場に投入されたトップ10のウェアラブルデバイスを紹介しました。受賞製品と受賞企業の全リストはStuff.tvをご覧ください。

CES 2017は1月8日日曜まで開催されます。最新のニュースと製品の発表は、CES.techをご覧ください。

編集者への注記:この世界的技術イベントの正式名称は「CES®」です。このイベントについて言及する際には、「Consumer Electronics Show(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)」または「International CES(インターナショナルCES)」という表記を使用しないでください。

2017年CESでは手荷物検査地点、手荷物の規制・例外規定、バッジ受け取り場所を含め、CES.techで最新のセキュリティー対策をご確認ください。

CESの高精細ビデオのBロールをCESbroll.comで容易にダウンロードできます。

CESについて:

CESは、消費者向け技術のビジネスで力強い成長を見せている企業のための集まりです。50年にわたって、次世代の革新が市場に紹介される国際舞台となり、イノベーターや画期的な技術がその力量を試すことができる場としての役割を果たしてきました。CESはこの種のものとして最大の実践的なイベントで、業界のあらゆる側面を取り上げています。コンシューマー技術協会(CTA)が所有・運営するこのイベントには、世界中のビジネスリーダーや先駆的企業が参加しています。CESのビデオハイライトをご覧ください。CESをオンラインのCES.techおよびソーシャルメディアでフォローしてください。

コンシューマー技術協会について:

コンシューマー技術協会(CTA)は米国の2870億ドル規模の消費者向け技術業界を代表する業界団体として、米国で1500万人以上の雇用を支えています。2200社を超す企業(80パーセントが小規模企業と新興企業で、その他の企業は世界で最も有名な企業に数えられています)が政策提言、市場調査、技術教育、産業振興、規格開発、ビジネス関係・戦略的関係の構築など、CTA会員の利点を享受しています。CTAはまた、消費者向け技術のビジネスで力強い成長を見せている企業が集う場となるCES®を所有・運営しています。CESから得た利益は、CTAの業界サービスに再投資されています。

今後のイベント

  • 2017CES
    1月5〜8日、ネバダ州ラスベガス
  • ウィンター・ブレイク
    3月 9〜12日、コロラド州スノーマス
  • デジタル・ペイトリオッツ・ディナー
    4月4日、ワシントンDC、ナショナル・ポートレート・ギャラリー
  • CESオン・ザ・ヒル
    4月5日、 ワシントンDC
  • 2017CESアジア
    6月7〜9日、中国・上海
  • CEOサミット
    6月 21〜24日、イタリア・アマルフィ海岸
  • イノベート!&セレブレート
    10月9〜11日、カリフォルニア州サンフランシスコ

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


Contacts

Consumer Technology Association (CTA)
Allison Fried, 703-907-7603
afried@CTA.tech
www.CTA.tech
または
Sarah Brown, 703-907-4326
sbrown@CTA.tech
www.CES.tech

情報提供元:
記事名:「CES 2017、状況を一変させるイノベーションを世界に紹介