ラスベガス・サンズは、10月4日、グローバル親善大使のデビット・ベッカム氏や元イーグルスのジョー・ウォルシュ氏らを招いたプレスイベントを東京都内で開催した。

統合型リゾート(IR)の日本での解禁を見据えたもので、日本のエンターテインメント業界にもたらす影響についてパネルディスカッションを行った。ウドー音楽事務所創業者の有働誠次郎氏、ライブ・ネーション社の海外・新興国市場部門責任者のアラン・リッジウェイ氏、スパイス・ガールズのマネージャーのサイモン・フュラー氏らも来場した。

冒頭に挨拶した、ラズベガス・サンズのロバート・G・ゴールドスティーン社長兼最高執行責任者(COO)は、「統合型リゾートは経済の原動力になる。日本はとても重要な国で、世界有数の経済大国であり観光大国である」と持ち上げた上で、ラスベガスのほか、マカオ、シンガポールにも事業を展開しており成功している点をアピールした。

パネルディスカッションには、エイゾフMSGエンターテイメントのアーヴィン・エイゾフ会長兼最高経営責任者(CEO)、オーク・ビュー・グループのティム・レイウェックCEO、マリーナベイ・サンズのジョージ・タナシェヴィッチ社長兼CEOも加わり、日本でのエンターテインメントについて議論を繰り広げた。

アーヴィン・レイゾフ氏は、「日本には最先端のイベントセンターがない。日本の皆さんは音楽が大好きで、ミュージシャンも日本に来たい。日本に素晴らしい設備を作るお手伝いをしたい。日本のタレントも育ち、国際的なアーティストも日本に来れるようにしたい。」と述べ、伝統舞踊などの日本文化の発信もできることをアピールした。ティム・レイウェック氏は、日本でNBAが事業展開を検討していたことに触れ、「設備がないため今はその他の地域にコミットしている。素晴らしいチームや音楽家も関心を寄せており、状況を変えることができる。」と話した。

ジョージ・タナシェヴィッチ氏は、「シンガポールは統合型リゾートの力をよく理解していた。我々が進出する前にも素晴らしい施設は多々あったが、一つの設備にまとめることで利便性を高めることができた。いろんなサイズのイベントができるシアターやボールルームなどがあり、シンガポールは観光や食事だけでなく、エンターテインメントのディスティネーションであるという評価を得られた。」と功績を語った。

ロバート・G・ゴールドスティン氏は、日本への進出について、「土地、資本、経験、政府の支援が必要。IRを推進したいとの政府の意向がある。経済状況は素晴らしい。家族、世界中の人に優しい施設を作りたい。政府の支援なくしてなにもできない。我々はIR、経済の原動力を確信している。あくまで政府の判断、アメリカ、アジア、ヨーロッパでも然りだが、忍耐強く待っている。」と、政府の後押しを期待した。

情報提供元:Traicy
記事名:「ラスベガス・サンズ、プレスイベント開催 デビット・ベッカム氏や元イーグルスのジョー・ウォルシュ氏来日