ユナイテッド航空は現地時間4月9日、運航を委託しているユナイテッド・エクスプレスが運航したユナイテッド航空3411便で、オーバーブッキングにより乗客1名の搭乗を拒否し、他の乗客が撮影した保安官が機外に乗客を強制的に引きずり出す動画がインターネットで出回り、非難されていることから、現地時間11日にユナイテッド航空のオスカー・ムニョス最高経営責任者(CEO)がコメントを発表した。

オスカー・ムニョスCEOがコメントを発表したのは、現地時間10日に次いで2回目。

MilesCards.comのまとめでは、2016年には、ユナイテッド航空利用者10,000人のうち7.2人がオーバーブッキングにより、他のフライトに変更するか、旅行を取りやめていることがわかっている。アメリカの大手航空会社では、デルタ航空は10人、アメリカン航空は4.1人だった。いずれの航空会社も、2010年と比較して数値は低くなっている。

一方で搭乗拒否は、乗客10,000人中、ユナイテッド航空は0.4人、デルタ航空は0.1人、アメリカン航空は0.6人と、フライトを変更したり取りやめた人の人数が多い航空会社順と正反対となっている。

ユナイテッド航空 最高経営責任者 オスカー・ムニョスより

ユナイテッド・エクスプレス3411便につきまして

このフライトで起こった度を越えた出来事は、多くの皆様に憤りや、怒り、失望といった感情をもたらしました。私はその感情を皆様と同じように感じております。そして何よりも、この出来事が起こってしまったことにつきまして、心より深くお詫び申し上げます。皆様と同様に、私自身もこのフライトで起こった出来事に心がかき乱される思いです。強制的に降機を余儀なくされてしまったお客様、そして当便に乗り合わせていらしたすべてのお客様に改めて深くお詫び申し上げます。誰もがこのような扱いを受けることは許されません。

私は、ユナイテッド航空が今回の件について全責任を負い、今後、問題を正し、改善に向けて取り組んでいくことを皆様にお知らせいたします。

物事を正しくするのに遅すぎることはありません。私は弊社のお客様そして社員に対し、正すべきを正し、このような事が二度と起こらないようにすることをお約束いたします。これには乗務員の移動方法の見直し、同様な状況下において、ご協力頂けるお客様を募る際の補償方針、オーバーブッキングの際の対応方法、空港関係者及び警察機関との協力関係の見直しなどを含みます。これらの見直しの結果は4月30日(アメリカ中部標準時)までにお知らせいたします。

今後、さらなる改善を進めていくことを皆様にお約束いたします。

2017年4月11日

ユナイテッド航空

最高経営責任者

オスカー・ムニョス

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情報提供元:Traicy
記事名:「ユナイテッド航空のオスカー・ムニョスCEO、2度目のコメント発表 補償方針など見直しへ