モバイル業界はバングラデシュのビジョン2021と国連のSDGsを実現できる特別な立場に

香港--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- GSMAは本日、モバイル業界がバングラデシュ政府の開発ロードマップ「ビジョン2021」と国連の持続可能な開発目標(SDGs)の両方を達成する上で特別な立場にあることに光を当てた新報告書を発表しました。「バングラデシュ:モバイルによるデジタル変革の推進」と題された本報告書は、政府と業界が顕密に協力することで、何百万人ものバングラデシュ人のためにデジタル変革の力を解き放ち、同国の社会・経済的成長を促進できると指摘しています。この報告書は、国連開発計画の後援の下、スウェーデン国際開発協力庁(Sida)および英国国際開発省(DFID)との提携を得て作成しました。


GSMAのアジア太平洋担当ヘッドのアラスデア・グラントは、次のように述べています。「これまで開発目標を達成する上でモバイルを重要なツールだと考えていなかった政府機関が中心となり、社会のあらゆる面でモバイル技術の活用を奨励すれば、バングラデシュは成長と経済的進歩において、その他の発展途上国を一足飛びできる可能性を秘めています。政府はすでに、国連のSDGsに賛同し、その目標をビジョン2021の計画に組み込んでいます。モバイルがそうした長期的目標の達成で重要な役割を果たすのは明瞭です。」

政府のロードマップであるビジョン2021は、バングラデシュが独立50 周年に当たる2021年までに、貧困を完全に根絶して中所得国となることを目標としています。ビジョン2021の要素の1つに、情報通信技術(ICT)を通じて社会・経済的変革の実現を目指すデジタル・バングラデシュがあります。バングラデシュがこれまで進歩する上で、モバイルは重要な要素でした。

Sidaの国際組織・政策支援(INTEM)局、世界経済・環境(GECO)部門、デジタル開発、プログラム・マネジャー・スペシャリストのヨハン・ストリューム氏は、次のように語っています。「Sidaはバングラデシュで、基本的なヘルスケア、男女平等と女性の権利、民間部門の開発、環境、気候変動適応への支援を強化することに力を入れています。Sidaは、包摂的発展を実現するためのコスト効率の高い大規模ツールとして、モバイル技術がますます不可欠になっていると確信しています。情報へのアクセスを提供することで、エネルギー消費と炭素排出を削減し、ヘルスケアや金融サービスなど、民間および公共サービスの効果を高めることができます。」

国連のレジデント・コーディネーターで、UNDPのバングラデシュ・レジデント代表を務めるミア・セポ氏は、次のように語っています。「UNDPはこの変革的な発展を目指す取り組みで、引き続きバングラデシュと提携できることを光栄に思います。バングラデシュは、革新的な開発ソリューションの充実した実験の場として長らく知られており、かつてないレベルで利用可能になったシンプルな技術を独創的な方法で活用して、ガバナンスの簡素化に先駆的に取り組み、人々の生活を改善しています。この新たな取り組みにより、バングラデシュはさまざまな方法でほかの発展途上国のお手本となり、ひいては世界が2030アジェンダを達成する上で貢献することになるでしょう。」

またGSMAの報告書は、基本的な接続性にとどまらず、モバイル業界がデジタル社会に不可欠なアプリケーションやサービスを提供できる方法も挙げています。

  • 基本的な音声・データサービスを廉価に提供することで、eラーニングとオンライン教育ネットワークを実現し、デジタルリテラシーを高める。
  • 女性の接続性を向上させ、安全性を高め、情報、サービス、生活向上の機会(医療、金融サービス、雇用機会)へのアクセスを提供して、女性を支援する。
  • 音声、SMS、アプリを通じて健康関連の正式な情報や堅苦しくない情報を提供して、健康水準を改善する。また、遠隔患者モニタリング、遠隔医療、デジタル予約システム、薬剤在庫管理など、より広範なデジタル医療サービスを促進する。
  • 栄養成分情報や効果的な農業手法を利用可能にして、農業の生産性を改善する。さらに遠隔地にあるコミュニティーをデジタル農業マーケットプレイスにつないで、価格の透明性の向上と、不安定性の低減を図る。
  • 銀行を利用できない人々がキャッシュフローの管理と貯蓄を行う上で必要な金融サービスを提供し、モバイルマネーによって金融サービスの利用を拡大する。

バングラデシュが過去数年間に遂げた進歩から判断すると、同国はビジョン2021の目標を達成し、SDGsに貢献する道を着実に歩んでいると言えます。しかし、人口増加、貧困、不平等、都市化、自然災害、気候変動など、いくつかの課題も残っています。

この報告書は、政府とモバイル業界が協力して、何百万人ものバングラデシュ人のために、デジタル変革の力を解き放つことができる機会に光を当て、デジタルアクセスとジェンダーギャップにおける格差の解消、デジタルリテラシーの向上、健康分野の成果の改善、金融包摂など、協業によって影響を加速できる7つの分野を特定しています。

GSMAの報告書は、こちらでご覧いただけます:

https://www.gsma.com/Bangladesh-overview

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記事名:「GSMAの報告書:バングラデシュのデジタル変革でモバイル業界が重要な役割を果たす