北米のモバイルエコシステムは、2020年までに地域経済に1兆ドルの価値をもたらす

サンフランシスコ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- GSMAの新たな調査によれば、北米は4Gとスマートフォンの普及で世界をリードし、5Gネットワークおよびサービスに急速に移行すると見込まれています。今週モバイル・ワールド・コングレス・アメリカズで公表されたGSMAの重要報告書シリーズ「モバイル経済」の最新版によれば、北米では、4Gネットワークに接続されたスマートフォンが2020年までにモバイル接続5件のうち4件(世界最高の割合)を占めるようになると予想されます。報告書は、モバイルエコシステムの北米経済への貢献が2020年までに1兆ドル以上(地域GDPの約5%に相当)に増加するとも予測しています。


GSMAのマッツ・グランリド事務局長は、次のように述べています。「4Gネットワークの米国・カナダ全域への大規模展開の成功と、消費者の多くが4G対応スマートフォンを取り入れたことで、北米は欧州・アジアの最も先進的な市場と並んで、世界で最も先進的なモバイル地域の1つとして確立されました。北米のモバイル加入者は非常に熱心なデジタル消費者でもあり、スマートフォンを使用して幅広いサービスやコンテンツにアクセスし、超高精細動画、AR/VR、人工知能、自律走行などの分野で5Gサービスを早期に採用すると見込まれています。」

5Gは2025年までに北米モバイル市場の半分に普及

昨年末時点の北米のユニークモバイル加入者は2億9100万人で1、地域人口の80%を占めていました。この数字は、2020年までに3億1300万人(84%)に増加すると見込まれています。このような消費者は高水準のモバイルエンゲージメントおよび支出という特徴を持ち、米国で2012年から2016年の間にモバイルデータトラフィックが9倍増加することに貢献しました2。売上面では、北米は今年2500億ドル規模の市場になり、世界の事業者売上高の5分の1以上を占めると推計されています。

この地域は、次世代デバイスおよびネットワークへの急速な移行の基準でもあります。2016年末に、北米は世界で最も高いスマートフォン普及率(78%)と4G普及率(63%)を誇り、2020年までにそれぞれ81%と84%に増加すると予測されています。その時点までに、米国とカナダの通信事業者は5Gネットワークを開始する予定であり、2025年までにこの地域の接続の約半数が5G接続になると見込まれています。これは、世界の他の主要な5G地域と比べて、かなり大きい割合です。米国では、固定無線が初期の5G展開の初めの使用例となり、2019年に完全に標準化された5Gサービスが提供される予定です。

モバイルエコシステムの経済成長、雇用、公的資金への貢献

2016年に、モバイル技術・サービスは北米で7900億ドルの経済的付加価値(GDPの3.9%に相当3)を生み出しました。2019年末までに、M2Mやモノのインターネット(IoT)のソリューションを含むモバイル技術の利用拡大により生産性が向上するため、この貢献は1兆200億ドル(GDPの4.7%)に増加すると予測されています。また、北米のモバイルエコシステムは2016年に250万人の雇用を支え、課税を通じて公共部門に1100億ドルの貢献をしました。

この新たな報告書は、モバイル事業者が買収、ネットワーク開発、IoTサービスの提供を通じて主導的役割を果たす中で、北米がIoTエコシステムの発展をいかにリードしているかについても概説しています。マキナ・リサーチ(2017年8月)によれば、北米では2016年から2025年の間にIoT接続数が4倍に増加し、その時点までに約60億件に達します。米国では、主要な事業者4社のすべてが、ライセンスを取得した帯域を使用してモバイルIoTネットワークを既に立ち上げたか、立ち上げに取り組んでいます。

新報告書「モバイル経済:北米2017年」は、GSMAの調査部門のGSMAインテリジェンスが執筆しました。報告書全文と情報画像については、http://www.gsma.com/mobileeconomy/をご覧ください。

-以上-

GSMAについて

GSMAは世界中のモバイル通信事業者を代表する団体で、モバイル事業約800社を結集しています。そのうち300社以上は携帯電話機および端末メーカー、ソフトウエア企業、機器プロバイダー、インターネット企業など、広範囲なモバイル・エコシステムを構成する企業であり、関連業界セクターの組織も参加しています。GSMAはモバイル・ワールド・コングレス、モバイル・ワールド・コングレス上海、GSMAモバイル・ワールド・コングレス・アメリカズ、モバイル360シリーズのカンファレンスなど、業界を主導するイベントの開催も行っています。

詳細情報については、GSMAのウェブサイトwww.gsma.com.をご覧ください。GSMAをツイッターでフォローしてください:@GSMA

1 1人のユニークモバイル加入者は1人の個人を表し、1人の個人は複数のSIM接続にカウントされることがあります。

2 出典:CTIA

3 GDPの貢献には、モバイルエコシステムの直接的な貢献(1.3%)、間接的な貢献(0.8%)、生産性の向上(1.8%)が含まれます。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


Contacts

Clare Fenny
+44 20 7067 0749
CFenny@webershandwick.com
または
GSMA Press Office
pressoffice@gsma.com

情報提供元:
記事名:「GSMAの新報告書によれば、北米地域が4Gとスマートフォンの普及で世界をリード