• 売上高は75億ドル(前四半期比8%増)
  • 税引き前営業利益は9億5000万ドル(前四半期比25%増)
  • GAAPによる1株当たり損失は0.05ドル(1株当たり0.40ドルの特別費用を含む)
  • 特別費用を含まない1株当たり利益は0.35ドル
  • 1株当たり0.50ドルの四半期現金配当を承認

パリ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- シュルンベルジェ・リミテッド(NYSE:SLB)は本日、2017年第2四半期の業績を発表しました。


      (単位:100万、1株当たりの金額を除く)
四半期     変化率
2017年6月30日締め     2017年3月31日締め     2016年6月30日締め 前四半期比     前年同期比
売上高 $7,462 $6,894 $7,164 8 % 4 %
税引き前営業利益 $950 $757 $747 25 % 27 %
税引き前営業利益率 12.7 % 11.0 % 10.4 % 175 bps 231 bps
純利益(損失)(GAAPベース) $(74 ) $279 $(2,160 ) n/m n/m
純利益(特別費用・利益を除く)* $488 $347 $316 41 % 54 %
希薄化後1株当たり利益(1株当たり損失)(GAAPベース) $(0.05 ) $0.20 $(1.56 ) n/m n/m
希薄化後1株当たり利益(特別費用・利益を除く)* $0.35 $0.25 $0.23 40 % 52 %
 
* これらは非GAAP財務指標です。詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。
n/m = not meaningful(非適用)

シュルンベルジェのポール・ギブスガード会長兼最高経営責任者(CEO)は次のように述べています。「第2四半期の売上高は前四半期から8%増加し、税引き前営業利益は25%増加したため、1株当たり利益は40%増加しました。季節的な影響があったにもかかわらず、すべてのグループと地域で売上高が増加しました。」

「北米では売上高は18%増加しました。当四半期に陸上活動がさらに活発化したため、遊休状態の水圧破砕容量を迅速に配備しました。しかし、米国メキシコ湾沖合では活動が低調だったことから、その効果は部分的に相殺されました。米国陸上では、売上高は前四半期から42%増加しました。これは、陸上リグカウントの23%の増加率のほぼ倍となりました。これを後押ししたのは主に水圧破砕活動で、坑井仕上げ活動が活発になり、引き続き価格が上昇したことから、売上高は68%増加しました。米国陸上での傾斜掘りの売上高も増加しました。長い枝抗では、掘削強度を高めるためには回転操行性システムと高度ドリルビット技術が必要でした。機器の再稼働に関連するコストはかなり多額になったものの、当四半期は価格の上昇、市場シェア獲得、操業効率の向上、適時の資源追加、予防的サプライチェーン管理により、米国陸上のすべての製品ラインは利益を上げました。」

「海外市場では、ロシアと北海での冬季の活動低迷から回復し、欧州/CIS/アフリカを中心に売上高は前四半期から4%増加しました。中南米では、メキシコ・中米地域市場で油層定義および掘削活動が活発になり、アルゼンチンでは非在来型陸上活動が増加したことから売上高が増加しました。中東・アジア地域では、中国での季節的な活動の回復、東南アジアでの活動の増加、イラクでの統合掘削サービス(IDS)活動の増加がプラスの効果をもたらしました。」

「事業部門では、第2四半期の売上高増加を後押ししたのは生産グループと掘削グループでした。生産グループの売上高は14%増、掘削グループの売上高は6%増加しました。その要因は、米国陸上で水圧破砕活動と傾斜掘り活動が活発になったことです。油層定義グループでは、ロシア/CISおよび北海地域での季節的な活動の回復を上回って海外の活動が活発化し、売上高は9%増加しました。キャメロン・グループの売上高も前四半期から3%増加しました。これは、北米での坑外システムとバルブ・計測でプロジェクト量と製品売上が伸びたためです。」

「今年下半期の北米での活動見通しは依然として堅調ですが、海外市場では、いくつかの地域市場で活動が増加してプロジェクト計画が持ち上がり初めていることから、さらに明るい兆しが見えています。海外市場の活発化は、これまでのところは西シベリアとOPEC湾岸諸国での陸上活動に集中してますが、現在、多くの新規沖合プロジェクトが入札を開始しようとしており、世界の多くの浅海域盆地で最終投資決定(FID)が行われています。」

「この市場では、当社は過去3年間にわたり技術ポートフォリオを拡大し、対応可能な市場を増やし、操業用機器のさらなる効率化を図り、新規および既存の顧客企業とより協力的で商業的に適合した仕事の方法を模索してきました。これらの活動の成功に基づき、当社は引き続きお客さまにサービスを提供し、当社の事業を前進させることに専念しています。」

「この重点的活動の一環として、当社は昨日、ユーラシア・ドリリング・カンパニー(EDC)の過半数持分を取得する新たな契約を発表しました。この契約により、2011年に締結した戦略的提携を通してEDCと築いてきた長期的関係の成功をさらに進めることができます。この取引の完了は、ロシア公正取引委員会の承認を受けることを前提としています。」

「当社はまた、今年下半期にワンスティム(OneStimSM)合弁事業の取引を完了すべく順調に手続きを進めています。これにより当社は、北米陸上での非在来型活動の回復をさらに生かすことができます。また当社は、OneLNG、ヤシミエントス・ペトロリフェロス・フィスカレス(YPF)、ナイジェリア国営石油会社(NNPC)、 ファーストE&Pとの新しいプロジェクトを通して、シュルンベルジェ生産管理への投資を強化しています。これにより、当社のさまざまな製品ラインの短期的な機会が増えるだけでなく、会社全体にとって優れたフルサイクルの財務収益を伴う長期的な活動のベースラインを築くことができます。」

「これらを踏まえ、当社はシュルンベルジェの将来について楽観的な見通しを維持しています。当社は石油市場の回復の兆しの状況とペースを注意深く観察し、柔軟に対処しています。」

その他の出来事

当四半期、シュルンベルジェは当社普通株式550万株を1株当たり平均72.34ドル、総額3億9800万ドルで買い戻しました。

2017年5月31日、シュルンベルジェとプロダクション・プラスは、HEALシステム™ 技術と事業を開発する合弁事業を設立しました。HEALシステム技術は、非在来型資源プレイの水平坑井でよく発生する生産の問題を緩和し、生産コストを削減するよう設計されています。

2017年6月29日、シュルンベルジェ、ナイジェリア国営石油会社(NNPC)およびファーストE&Pが、ナイジェリア沖合のアンヤラ油田とマドゥ油田の開発で契約を締結しました。この契約に基づき、シュルンベルジェは、最初の石油が出るまで、必要な物品サービスとプロジェクト開発の資本を提供します。

2017年7月19日、取締役会は、流通普通株式1株当たり0.50ドルの四半期現金配当を承認しました。この配当金は、2017年9月6日現在の登録株主に対し、2017年10月13日に支払われます。

2017年7月20日、シュルンベルジェは、EDCの過半数持分(51%)を取得する契約を結んだことを発表しました。この取引の完了には、ロシア公正取引委員会の承認が必要です。

地域別連結売上高

  (単位:100万)
  四半期     変化率
2017年6月30日締め     2017年3月31日締め     2016年6月30日締め 前四半期比     前年同期比
北米 $2,202 $1,871 $1,737 18 % 27 %
中南米 1,039 952 1,007 9 % 3 %
欧州/CIS/アフリカ 1,750 1,652 1,948 6 % -10 %
中東・アジア 2,347 2,319 2,404 1 % -2 %
消去など 124 100 68 n/m n/m
$7,462 $6,894 $7,164 8 % 4 %
 
北米部門の売上高 $2,202 $1,871 $1,737 18 % 27 %
海外部門の売上高 $5,136 $4,922 $5,359 4 % -4 %
n/m = not meaningful(非適用)

第2四半期の売上高は前四半期から8%増の75億ドルで、それぞれ北米では18%、海外では4%増加しました。

北米部門

北米では当四半期、非在来型陸上活動がさらに活発になったため、遊休状態の設備を迅速に配備し、売上高は前四半期から18%増加しました。米国陸上の売上高は前四半期から42%増加しました。これは、米国陸上のリグカウント増加率23%のほぼ2倍の割合です。その主な要因は、坑井仕上げ活動が活発になり、価格の上昇が続いたいて水圧破砕活動の売上高が68%増加したためです。米国陸上での傾斜掘りの売上高も増加しました。これは、坑井の設計と長い枝抗で坑井の生産性を向上させるために、引き続き回転操行性システムとドリルビット技術が必要だったためです。キャメロンのバルブ・計測の製品売上の増加と坑外システムの活動増加が、好調な財務業績に寄与しました。しかし、米国陸上の売上高増加は、カナダ西部での季節的な春季の解氷期と沖合の売上高減少により部分的に相殺されました。

海外部門

中南米では、メキシコでの油層定義グループと掘削グループの業績が好調で、売上高は前四半期から9%増加しました。アルゼンチンでは非在来型陸上活動が活発になったことで売上高が増加しましたが、ブラジルとベネズエラでは活動は引き続き低調でした。エクアドルでは、シュルンベルジェ生産管理(SPM)のシュシュフィンディ・プロジェクトの生産が低調だったため売上高は減少しました。しかし、これらの影響は、コロンビアでの探鉱活動の増加による売上高で概ね相殺されました。

欧州/CIS/アフリカ地域では、ロシア/CISおよび北海地域での冬季の低迷期の後活動が回復したことから、売上高は前四半期から6%増加しました。ロシアはOPECの減産合意に則しているものの、サハリン、アストラハン、カザフスタンでの沖合探鉱掘削キャンペーンが開始されたことから、ロシア/CIS地域の売上高は増加しました。北海で活動が活発化したのは、リグカウントの増加に伴い、英国とノルウェーでの掘削活動が活発になったためです。サハラ以南アフリカ地域市場の売上高はほぼ横ばいでした。陸上活動が回復し、顧客企業が主要な沖合プロジェクトでの活動再開の準備を進める最初の兆しが見られることから、リグカウントが安定しました。

中東・アジア地域の売上高は前四半期から1%増加しました。その主な要因は、SPMと中国での坑井仕上げ活動で季節的な回復があったことに加え、ベトナムとタイで活動が活発化したことです。イラクでも、南部でIDSの傾斜坑井プロジェクト活動が活発になったことから売上高が増加しました。また、エジプトでは、早期生産施設プロジェクトの進展と製品売上により売上高が増加しました。しかし、クウェートでウェスタンジーコの陸上地震探査データ取得プロジェクトが完了したことで売上高が減少したことや、インドでモンスーン気候がリグ活動に影響を及ぼしたことで売上高が減少したため、これらの売上高増加の効果は部分的に相殺されました。

油層定義グループ

    (単位:100万)
四半期     変化率
2017年6月30日締め     2017年3月31日締め     2016年6月30日締め 前四半期比     前年同期比
売上高 $1,759 $1,618 $1,586 9 % 11 %
税引き前営業利益 $299 $281 $268 7 % 12 %
税引き前営業利益率 17.0 % 17.3 % 16.9 % -34 bps 13 bps

油層定義グループの売上高は前四半期から9%増加して18億ドルとなり、そのうちの78%は海外部門の売上高でした。その要因は、ウェスタンジーコのマルチクライアント地震探査ライセンスの売上が伸びたこと、中東での早期生産施設プロジェクトで坑井試験・プロセスが進展したこと、アラブ首長国連邦でドリルステム試験活動が活発になったことです。ロシア/CISおよび北海地域で季節的な活動の回復があり、サハラ以南アフリカ地域市場で沖合探鉱プロジェクトが始動したことから、ワイヤーラインの売上高も増加しました。

税引き前営業利益率は前四半期からほぼ横ばいの17%でした。利益率の高いワイヤーラインの探鉱活動が大きく寄与したものの、プロジェクトコストが増加して試験・プロセスでの利益性が低下し、その効果が相殺されました。

油層定義グループの業績は、統合サービス管理(ISM)事業により後押しされました。この事業では特殊な訓練を受けたプロジェクトマネジャーが、プロジェクトに関わるシュルンベルジェの製品ラインの日程編成、計画策定、活動調整を行いました。また、第2四半期の業績は新しい技術の導入と契約締結によっても後押しされました。

ベトナムでは、出光が予算を大きく下回って試掘井の掘削に成功しました。このプロジェクトで、シュルンベルジェは5件の契約を結び、ISMマネジャーを派遣してすべてのシュルンベルジェのサービスを調整しました。掘削およびデータ取得プログラムは坑井の目標を達成できるよう最適化し、試掘井の総合的コストを最小限に抑えました。掘削・計測のStethoScope*掘削同時地層圧予測サービスと EcoScope*多機能掘削同時検層サービス技術により、それぞれ12¼インチと8½インチの坑井で貯留層の評価を成功させました。シュルンベルジェと顧客企業の密接な協力により、事故なしに坑井を仕上げることができました。

ナイジェリアでの石油・ガス探鉱開発の機会を専門とする投資会社のシリウス・ペトロリアムは、シュルンベルジェとオロロ油田でISM操業の複数坑井契約を結びました。この契約は2017年中に開始される予定で、傾斜掘りサービス、検層、仕上げ、生産流体、セメンチングとポンピング・サービス、坑井介入と坑井刺激製品・サービス、坑井試験サービス、坑井現場の通信・データ・ソフトウエアソリューション、およびキャメロンのウェルヘッドと生産ツリーが含まれます。

エジプト沖合では、坑井試験・プロセスがベライム・ペトロリアム・カンパニー(ペトロベル)向けに複数の技術を組み合わせ、シュルーク鉱区のゾール発見油田で最初の評価井の生産試験を完了しました。水深1,450mでの作業において、生産試験ストリングには、SenTREE 3*海底試験ツリーとMuzic*ワイヤレス遠隔測定技術が含まれ、この遠隔測定技術でSCAR* インライン独立型貯留層流体サンプリングとQuartet* ダウンホール貯留層試験システムを稼働させました。他の技術にはCERTIS*高信頼性貯留層試験隔離システム、 IRDV*インテリジェント・リモートデュアルバルブ、Signature* 水晶圧力計が含まれます。Testing Manager*坑井試験リアルタイムデータ監視・協働ソフトウエアを用いたことで、リアルタイムに過渡解析を行い、坑井試験プログラムを最適化することができました。

オマーンでは、シュルンベルジェが、ペトロリアム・ディベロップメント・オマーン(PDO)向けに複数の技術を組み合わせ、サダド・ノース油田の7つの坑井で生産性を高めました。これらの技術には、QUANTUM RH*回収可能油圧取り付けシールボア生産パッカーと坑井試験・プロセスのSXAR 自動ガン開放システムが含まれ、統合的な「シュート&ドロップ」式仕上げ作業を単一の楊降で行いました。QUANTUM RHパッカー技術により穿孔作業で発生する大きな衝撃を吸収したため、回収が容易になりました。顧客企業は坑井当たり平均200 m3/日、生産を増加させることができ、7つすべての坑井で関連する坑井コストを合計で70万ドル削減しました。

インド沖合では、ワイヤーラインがインド石油ガス公社(ONGC)向けに複数の技術を組み合わせ、生産量を増やし、ウォーターカットを削減しました。PLT*生産検層ツールとPressureXpress*検層同時貯留層圧力測定サービスで収集したデータにより、最適な改修プログラムを設計することができました。これにより、顧客企業は生産量を以前の892 bbl/日から6,100 bbl/日に増やし、ウォーターカットを7.7%から2%まで抑えることができました。

クウェートでは、ワイヤーラインがクウェート石油会社向けに、非常に硬い白亜紀の炭酸貯留層の1つの試掘井でSaturn* 3Dラジアルプローブを採用しました。Saturnプローブ技術は、掘削孔の壁にセルフシールのポートを配置し、貯留層流体を最適に引き出します。顧客企業はリグ時間を14日間短縮できました。これは67万2000ドルに相当します。

ロシアでは、ソフトウエア統合ソリューション(SIS)がガスプロムネフチ科学技術センターと技術提携契約を結びました。この契約によりSISは、Petrel* E&Pソフトウエア・プラットフォームにGuru*状況適応型ガイダンス・サポート・ソフトウエアを提供します。このソフトウエアにより、分野専門家が協力し、探鉱から生産まで予想される最良の決定を行うことができます。顧客企業は、標準3Dモデリング・プロセスにより、従来のワークフローに比べ時間を90%節約することができました。

ノルウェーでは、Aker BP ASAがシュルンベルジェと、北海ノルウェー区間のアルフヘイム、ボイラ、スカルフ/スナッド、 ウラ油田で4D地震探査データを取得する4年間の枠組契約(2回の2年延長オプションを含む)を結びました。この調査は2017年中に実施する予定で、IsoMetrix*海洋アイソメトリック地震探査技術を用います。アルフヘイムとスカルフの調査で得られた4Dおよび3Dデータの処理は、ウェスタンジーコ・スタヴァンゲル・ジオソリューション・センターで行われます。

ウェスタンジーコは、CLA*連続線取得法によるQ-Marine*ポイントレシーバー海洋地震探査技術を提供する複数の沖合地震探査契約を結びました。レプソル・エクスプロラシオン・ガイアナは、ウェスタンジーコと、最近発見された大規模油田近くのガイアナ沖合で4,000 km2の調査を行う契約を結びました。また、トゥローは、ウェスタンジーコと2件の契約を結びました。1つはガイアナ沖合の2,150 km2の3D調査で、もう1件はウルグアイで最近取得したデータセットのデータ処理です。ウルグアイのデータはウェスタンジーコ・ガトウィック・ジオソリューション・センターで、重合前深度マイグレーションと広帯域処理フローで処理します。

BP はウェスタンジーコと、英国シェットランド西部のクレアリッジ油田全体で行う最先端の超高密度海底調査のデータ処理と画像化の契約を結びました。この調査はこの地域の今後の4D経時的調査のベースラインとなり、これには高度速度モデルの構築と、マルチコンポーネント処理・画像化技術が含まれます。

掘削グループ

    (単位:100万)
四半期     変化率
2017年6月30日締め     2017年3月31日締め     2016年6月30日締め 前四半期比     前年同期比
売上高 $2,107 $1,985 $2,034 6 % 4 %
税引き前営業利益 $302 $229 $171 32 % 77 %
税引き前営業利益率 14.3 % 11.5 % 8.4 % 278 bps 594 bps

掘削グループの売上高は前四半期から6%増加して21億ドルとなり、そのうち74%は海外市場の売上高でした。その要因は、ロシア/CISおよび北海地域での活動が季節的に回復し、北米陸上で傾斜掘り活動が活発になり、掘削グループのほとんどの製品ラインにプラスの影響をもたらしたことです。米国陸上での傾斜掘り技術の需要はさらに高まりました。坑井設計と長い枝抗では、坑井の生産性を向上させるためには高度な回転操行性システムと革新的なドリルビット技術が必要でした。これらの売上高増加は、カナダ西部での季節的な春季解氷期と、米国メキシコ湾での沖合活動が低調だったために、部分的に相殺されました。

税引き前営業利益率は、前四半期から2.78ポイント上昇し14%となりました。米国陸上で掘削・計測およびビット・掘削ツール技術の採用が増えたために出荷量が増え価格が上昇しました。しかし、米国メキシコ湾と海外市場では価格圧力が続いたため、この効果は部分的に相殺されました。

第2四半期の掘削グループの業績は、さまざまなIDS事業により後押しされました。IDS事業では、プロジェクト管理、エンジニアリング設計、技術最適化機能を提供しました。また、このグループの業績は、新しい技術の採用と契約締結によっても後押しされました。

ロシアでは、ルクオイル(LUKOIL)がシュルンベルジェと、西シベリアの139の坑井で3年間のIDS契約を結びました。作業範囲には、掘削・計測、ビット・掘削ツール、M-I SWACO、坑井仕上げ、SISの技術とサービスが含まれます。

オマーンでは、ペトロガス・カヒルがシュルンベルジェと、55鉱区の3つの試掘井の掘削で、2000万ドルの1年間のIDS契約を結びました。この契約には、ビット・掘削ツールのAxeBlade* リッジド・ダイヤモンドエレメント・ビット、掘削・計測のPowerV* 垂直掘削回転操行性システム、および坑外システムのSOLIDrill* モジュール式コンパクト・ウェルヘッドシステムなど、シュルンベルジェの複数の技術の提供が含まれます。最初の坑井の操業は2017年第2四半期に開始されました。

バーレーンでは、IDSがバーレーン石油公社(BAPCO)と、6カ月の延長オプションを含む2つの沖合試掘井の契約を結びました。この契約には、油層定義、掘削、生産、キャメロンの各グループの製品とサービスが含まれます。この契約には、PowerDrive vorteX* 動力付き回転操行性システム、GeoFlex* カッティング定量分析・画像化サービス、FlexSTIM* モジュール式沖合坑井刺激システム、およびCERTIS* 高信頼性油層試験隔離システムなど、多くの技術が含まれます。操業は2017年第1四半期に開始されました。

ハイパーダイナミックス・コーポレーションの子会社であるSCSコーポレーションは、シュルンベルジェと、ギニア共和国沖合のファタラ1深海試掘井で掘削マスターサービス契約を結びました。契約には、ワイヤーライン検層、掘削同時計測および検層、掘削流体・固体制御、ダウンホール・セメンチング、泥水検層、ドリルビットおよびリーマー、ならびに緊急採揚機器とサービスが含まれます。シュルンベルジェはまた、IDSプロジェクトマネジャーを派遣し、掘削は2017年第3四半期に開始される予定です。

米国メキシコ湾では、掘削グループがシェル向けに複数の技術を組み合わせ、グリーンキャニオン鉱区の難しい岩塩層の掘削を最適化しました。岩塩の掘削では非常に高いレベルのトルクと変動が発生し、掘進率(ROP)の低下やツールの故障につながる可能性があります。採用した技術には、掘削・計測のPowerDrive Orbit* 回転操行性システムと、ビット・掘削ツールのAxeBlade リッジド・ダイヤモンドビットが含まれます。これにより、顧客企業は、メキシコ湾で初めて24時間で5,353フィート以上を掘削し16½インチ区間で掘削時間を7日間短縮することができました。

オクラホマでは、掘削・計測サービスが、カシリャス・ペトロリアム・コーポレーション向けにSCOOPプレイで、PeriScope HD* 多層地層境界検出サービスを採用し、リスクを最小限に抑えて掘削性能を最適化しました。PeriScope HD サービスでは、複数の地層と流体境界位置を検出することができ、上層から下層へのコントラストがほとんど分からない地層で、リアルタイムに貯留層を抽出し、高度な坑井配置を行うことができました。これにより、顧客企業は、区間内に枝孔を100%配置でき、潜在的な坑内逸失や枝掘りの問題を回避することができました。

北海英国区間では、掘削・計測サービスが主要オペレーター向けに複数の技術を組み合わせ、難しい坑井条件で掘削性能を向上させました。OptiDrill* リアルタイム掘削情報サービスとPowerDrive Xceed* 回転操行性システムを組み合わせて、ビット稼働回数を5回から1回に減らし、技術性能を最適化しました。これにより、顧客企業は掘削時間を約10日間短縮することができました。これは240万ドル以上に相当します。

北米陸上では、ビット・掘削ツールが顧客企業向けに、4つの坑井でAxeBladeリッジド・ダイヤモンドエレメント・ビット技術を採用し、バッケン・シェール・プレイの掘削の問題を解決しました。この地層は、圧力強度の異なる砂岩、シェール、石灰岩区間が何重にも供在する地層であるため、掘削性能が制限されていました。顧客企業は4つの坑井で作業時間を52時間短縮することができました。また、AxeBladeビット技術により、顧客企業は同じ区間での24時間の掘削距離記録を再度更新しました。

コロンビアでは、ビット・掘削ツールがエクイオン・エナジー向けにONYX 360* 回転多結晶ダイヤモンド・コンパクト(PDC)カッター技術を採用し、リャノス盆地の掘削の問題を解決しました。ONYX 360 カッター技術により、圧縮強度の異なる3つの地層を掘削する際のビットの耐久性が高まりました。掘進率は、同じ地層のオフセット井での作業の3.5倍に高まりました。これにより、顧客企業は操業コストを約300万ドル節約することができました。

中国では、ビット・掘削ツールがペトロチャイナ(中国石油天然気)向けに複数の技術を組み合わせ、Halahatang油田の砂岩とシェールが挟在する9½インチの歪曲した坑井区間を掘削しました。この難しい地層では、通常、激しい衝撃と振動の下で目標深度に達するためには、従来のドリルビットは2台から3台必要です。RockStorm* 耐摩耗性高衝撃性PDCカッター技術とStinger* 円錐ダイヤモンドエレメント技術を組み合わせることで、単一の稼働で全深度まで掘削しました。これにより顧客企業は掘削操業時間を10日間短縮できました。これは15万ドルに相当します。

ノルウェーでは、M-I SWACOがスタトイル向けにATC* 自動タンク洗浄技術を採用し、供給船での健康・安全・環境リスクを抑制しました。25隻のボートと150台のタンクを基準とした月当たりの平均業績として、密閉空間への立ち入りを月当たり500時間以上減らし、高所での作業を月当たり225時間削減しました。また、ATC タンク洗浄技術により、水の使用量は月当たり80%削減されるとともに、手作業による洗浄に比べ、高い洗浄レベルを達成しました。これにより、顧客企業は、2016年4月にこの技術を採用して以来、月当たり約50万ドルのコストを削減することができました。

生産グループ

    (単位:100万)
四半期     変化率
2017年6月30日締め     2017年3月31日締め     2016年6月30日締め 前四半期比     前年同期比
売上高 $2,496 $2,187 $2,121 14 % 18 %
税引き前営業利益 $221 $110 $82 101 % 170 %
税引き前営業利益率 8.9 % 5.0 % 3.9 % 382 bps 499 bps

生産グループの売上高は前四半期から14%増の25億ドルで、そのうち59%は海外市場の売上高でした。坑井仕上げ活動が活発になり、ステージカウントが26%増加したことから、北米陸上では水圧破砕活動が好調となり、価格の回復が継続しました。米国陸上では、当四半期に非在来型の陸上活動が活発になり、遊休状態の施設を迅速に配備して、水圧破砕の売上高は68%増加しました。海外でも、中国およびロシア/CIS地域で季節的な活動の回復により売上高は増加しました。また、アルゼンチンでも非在来型陸上活動により売上高は増加しました。SPMは、中国での季節的な活動の回復により前四半期から売上高が増加しましたが、エクアドルではSPMシュシュフィンディ・プロジェクトの生産が低下して売上高が減少したことから、その効果は部分的に相殺されました。

税引き前営業利益率は前四半期から3.82ポイント上昇して9%となりました。これは、北米陸上での活動の活発化と価格の回復によるものです。当四半期、多くの設備を再稼働させる上で多額の費用が発生しましたが、北米での水圧破砕事業は、2015年第1四半期以来始めて利益を上げることができました。また、圧力ポンピング事業の垂直統合により利益が増加したことも利益率向上につながりました。

生産グループの業績には、一連の新しい技術の導入と事業変革イニシアチブが寄与しました。

北米陸上では、坑井サービスが、パーミアン盆地の不均質なウォルフキャンプ・シェール地層の水平シェール坑井でBroadBand Sequence* 破砕サービスを採用し、生産量を増大させました。BroadBand* サービスを採用して約1年で、この坑井では、枝抗長、ステージカウント、プロッパントと流体の量が同じ3つのオフセット坑井の平均生産量より42%多くの炭化水素を生産することができました。

テキサス西部では、シュルンベルジェがManti Tarka Permian向けに複数の技術を組み合わせ、ウォルフキャンプ・シェール地層で坑井仕上げを最適化しました。これらの技術には、Kinetix Shale* 貯留層中心刺激・生産ソフトウエア、ワイヤーラインのThruBit* スルー・ザ・ビット検層サービス、およびSonic Scanner* 音響走査プラットフォームが含まれます。油田の計測とモデリングにより得られたデータにより坑井仕上げの設計を最適化し、水圧破砕表面の面積は60%増加しました。顧客企業は、この油田のオフセット坑井に比べ、石油生産量を25%増加させることができました。

北米陸上では、シュルンベルジェの人工採油技術が、シェールオイル操業で機器の新たな基準を確立しました。REDA Continuum* 非在来型長寿命電動水中ポンプ(ESP)技術は、スラグ液体流や有害な固体など、非在来型貯留層の水平坑井の問題に対処できるよう設計されており、従来のESPの信頼性を上回りました。Continuum ESP技術は2014年9月に導入されて以来、180件以上の操業で設置され、その稼働寿命は18カ月で、従来の平均である6~9カ月を上回りました。

中国では、坑井サービスがペトロチャイナ(中国石油天然気)向けに、オルドス盆地の硬質砂岩層の2つの水平ガス坑井で、複数の技術を組み合わせて生産を向上させました。Salik* 現地調達砂代用フローチャンネル破砕サービスを採用したことで、通常必要なセラミック・プロッパントの半分以上を現地調達の砂で代用し、水平枝抗で導通性の高いフラクチャーを作ることができました。これらの技術の組み合わせにより、顧客企業は各坑井でガス生産量を予定より50%増やすことができました。また、Salik破砕サービスにより、坑井全体の費用は20%削減されました。これは9万5000ドルに相当します。

北米では、事業変革プログラムにょり、機器の信頼性が高まり、保守費用が削減されました。特に、テキサス州デントンの信頼性・効率センターは、信頼性サポートセンターから一連の機器を監視して現場をサポートしました。信頼性サポートセンターでは、機器の信頼性に関する問題を予測する予測的健全性監視機能(PHM)を開発しました。PHMによりこの18カ月で、操業コストは1000万ドル削減されました。

キャメロン・グループ

    (単位:100万)
四半期     変化率
2017年6月30日締め     2017年3月31日締め     2016年6月30日締め 前四半期比     前年同期比
売上高 $1,265 $1,229 $1,525 3 % -17 %
税引き前営業利益 $174 $162 $250 8 % -30 %
税引き前営業利益率 13.8 % 13.2 % 16.4 % 61 bps -260 bps

キャメロン・グループの売上高は前四半期から3%増の13億ドルで、売上高の59%は海外市場の売上高でした。米国陸上で坑外システムおよびバルブ・計測の活動が坑井カウントと同じ比率で増加しました。しかし、米国メキシコ湾での掘削システムおよびワンサブシー(OneSubsea)の活動が減少したため、米国陸上での売上高の伸びは部分的に相殺されました。海外では、ワンサブシーおよび掘削システムのプロジェクト活動が低調だったため売上高は若干減少しましたが、ロシア/CIS地域で季節的なサービス活動の回復があったため坑外システムとバルブ・計測で売上高が増加したことから、このマイナスの影響は部分的に相殺されました。

税引き前営業利益率は前四半期から若干上昇して14%となりました。坑外システムおよびバルブ・計測でプロジェクト量と製品売上が増加し、ワンサブシーの強力なプロジェクト執行により、掘削システムの製品受注残減少の影響は相殺され、プラスの効果が出ました。

当四半期のキャメロン・グループの業績には以下の主な活動が含まれます。

キャメロン掘削システムとM-I SWACOが共同で、業界初となるOEMによる深海圧力制御式掘削(MPD)システムの製品開発を行いました。この統合的ソリューションは、ライザージョイント、地表マニホールド、単一制御システムとアンビリカルおよびその他の機器から構成されます。これまでシュルンベルジェはこのシステムを4台受注しています。最初のシステムは2017年5月に納入され、他の3台は今年中に納入される予定です。この深海MPDシステムは、2017年オフショア・テクノロジー・カンファレンスの注目の新技術賞を獲得しました。

TAQAがワンサブシーと、北海英国区間のオッター油田で、設計・調達・建設・据付・試運転(EPCIC)契約を結びました。この契約には、トップサイドおよび海底制御装置を備えた多段階ブースティングシステムと、関連するライフ・オブ・フィールド・サービスが含まれます。このプロジェクトでは、TAQAが操業する北コーモラントのプラットフォームに30 kmの海底タイバックを設置します。これは北海英国区間で最長の海底多段階式ブースティング・タイバックとなります。ワンサブシーと サブシー・インテグレーション・アライアンス・パートナーであるサブシー7(Subsea 7)は、設計から供給・据付・試運転までターンキー統合プロジェクトを提供します。

ノーブルエナジー・メディタレニアンは、シュルンベルジェと、イスラエル沖合の深海リバイアサン油田開発プロジェクトで、計測・制御システムを提供する契約を結びました。バルブ・計測システムには、2台の大型マルチラン・メータリングスキッド、Caldonガス・液体超音波取引用計量器、双方向プルーバー、建物・家屋間の複数の天然ガス成分分析器、監督制御システムが含まれます。

米国メキシコ湾では、ワンサブシーとサブシー・サービス・アライアンスに加盟するヘリックス・エナジー・ソリューションズが、両社が共同開発した15,000 psi 介入ライザーシステムを2017年第4四半期よりレンタルする予定で、すでに1件の問い合わせを受けました。このシステムは2015年半ばに建設を開始し、高圧海底坑井で高まる介入のニーズに対応し、レンタルベースで利用できるこの種で初めての機器となります。

財務諸表
         
要約連結損益計算書
 
(単位:100万、1株当たりの金額を除く)
 
第2四半期 上半期
6月30日締め     2017   2016   2017   2016
 
売上高 $7,462 $7,164 $14,356 $13,684
利息およびその他の収入 62 54 108 98
経費
売上原価 (1) 6,468 6,465 12,544 11,925
研究・エンジニアリング 196 257 406 497
一般管理費 110 103 208 213
減損・その他 (1) 510 2,573 510 2,573
合併・統合 (1) 81 185 164 185
利息     142     149     281     282  
税引き前利益(損失) $17 $(2,514 ) $351 $(1,893 )
所得税 (欠損金)(1)     98     (368 )   148     (270 )
純利益(損失) $(81 ) $(2,146 ) $203 $(1,623 )
非支配持分に帰属する純利益(損失)     (7 )   14     (2 )   36  
シュルンベルジェに帰属する純利益(損失) (1)     $(74 )   $(2,160 )   $205     $(1,659 )
 
シュルンベルジェの希薄化後1株当たり利益(損失)(1)     $(0.05 )   $(1.56 )   $0.15     $(1.26 )
 
平均流通株式数 1,387 1,389 1,390 1,321
希薄化後平均流通株式数     1,387     1,389     1,397     1,321  
 
経費に含まれる減価償却費(2)     $986     $1,113     $1,975     $2,080  

(1) 詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。

(2) 有形固定資産の償却および無形資産の償却、マルチクライアント地震探査データ費用、SPM投資を含みます。

要約連結賃借対照表
(単位:100万)
     
6月30日 12月31日
資産の部     2017   2016
流動資産
現金および短期投資 $6,218 $9,257
売掛金 8,925 9,387
その他の流動資産     6,130   5,283
21,273 23,927
債券投資(満期保有) 13 238
固定資産 12,358 12,821
マルチクライアント地震探査データ 1,042 1,073
のれん 25,058 24,990
無形資産 9,636 9,855
その他の資産     5,482   5,052
      $74,862   $77,956
 
負債および株主資本の部          
流動負債
買掛金・未払負債 $9,444 $10,016
概算所得税債務 1,159 1,188
短期借入金・長期債務の
1年以内返済分 2,224 3,153
未払配当金     700   702
13,527 15,059
長期債務 16,600 16,463
繰延税金 2,000 1,880
退職後給付 1,385 1,495
その他の負債     1,398   1,530
34,910 36,427
株主資本     39,952   41,529
      $74,862   $77,956
流動性
(単位:100万)
流動性内訳   6月30日締め
2017
    3月31日締め
2017
    12月31日締め
2016
    6月30日締め
2016
現金および短期投資   $6,218     $7,353     $9,257     $11,192
債券投資(満期保有) 13 238 238 386
短期借入金・長期債務の1年以内返済分 (2,224 ) (2,449 ) (3,153 ) (3,371 )
長期債務 (16,600 ) (16,538 ) (16,463 ) (18,252 )
純負債 (1) $(12,593 ) $(11,396 ) $(10,121 ) $(10,045 )
 
流動性の増減の詳細を以下に示します。
 
上半期 第2四半期 上半期
6月30日締め         2017     2017     2016
 
純利益(損失)(非支配持分控除前) $203 $(81 ) $(1,623 )
減損およびその他の費用(税引き後)(非支配持分控除前) 643   574   2,476  
$846 $493 $853
減価償却(2) 1,975 986 2,080
年金およびその他の退職後給付費用 52 15 92
株式報酬費用 180 92 145
年金およびその他の退職後給付資金 (74 ) (45 ) (83 )
運転資金の増減 (1,339 ) (548 ) (250 )
その他 (126 ) (135 ) 5  
営業活動によるキャッシュフロー(3) $1,514   $858   $2,842  
 
設備投資 (884 ) (503 ) (998 )
SPM投資 (328 ) (184 ) (729 )
資本計上されたマルチクライアント地震探査データ (190 ) (74 ) (333 )
フリーキャッシュフロー(4) 112   97   782  
 
自社株買い戻しプログラム (770 ) (398 ) (506 )
支払配当金 (1,393 ) (697 ) (1,255 )
従業員持株制度による受取金 143   8   195  
(1,908 ) (990 ) (784 )
 
事業買収・投資(取得した現金を控除、負担した負債を加算) (364 ) (91 ) (3,790 )
その他 (200 ) (116 ) 76  
純負債の増加 (2,472 ) (1,197 ) (4,498 )
純負債(期首) (10,121 ) (11,396 ) (5,547 )
純負債(期末) $(12,593 ) $(12,593 ) $(10,045 )
(1)   「純負債」は、負債総額から現金、短期投資、債券投資(満期保有)を控除した額です。純負債は負債の返済に充当できる現金と投資額を反映しているため、シュルンベルジェの負債水準に関する有益な情報を提供すると経営陣は考えています。純負債は非GAAP財務指標であり、総負債と併せて考慮するものであり、これらの代替あるいはこれらに優先するものと見なさないようにしてください。
(2) 有形固定資産の償却および無形資産の償却、マルチクライアント地震探査データ費用、SPM投資を含みます。
(3) 2017年6月30日締め上半期および第2四半期にそれぞれ約2億3000万ドルと9000万ドル、2016年6月30日締め上半期に約5億4500万ドルの退職手当が含まれます。また、2016年6月30日締め上半期には、キャメロン買収に関連する一度限りの取引関連の支払金として約1億ドルが含まれます。
(4) 「フリーキャッシュフロー」とは、営業活動によるキャッシュフローから、設備投資、SPM投資、資本計上されたマルチクライアント地震探査データ費用を控除した金額です。フリーキャッシュフローは当社にとって重要な流動性指標であり、投資家ならびに経営陣にとって、現金を創出する当社の事業能力の指標として有益であると経営陣は考えています。事業の必要性を満たし債務を果たせば、この現金を用いて当社の将来の成長に再投資したり、配当金支払いや自社株買い戻しにより株主に還元することができます。フリーキャッシュフローは、裁量的費用で使用できる残余キャッシュフローではありません。フリーキャッシュフローは非GAAP財務指標であり、営業活動によるキャッシュフローと併せて考慮するものであり、これらの代替あるいはこれらに優先するものと見なさないようにしてください。

特別費用・利益

2017年第2四半期業績発表では、米国で一般的に認められた会計原則(GAAP)に基づく財務業績に加え、非GAAPによる財務業績(SECの規則Gに基づく)を提示しています。特別費用・利益を除く純利益、ならびにこれに基づく指標(特別費用・利益を除く希薄化後EPS、非支配持分調整前純利益(特別費用・利益を除く)、特別費用・利益を除く実効税率)は非GAAP財務指標です。財務指標から特別費用・利益を除外することで、期間ごとのシュルンベルジェの業務をより効果的に評価し、除外された項目で分かりにくくなる業務の動向を確認できると経営陣は考えています。これらの指標はまた、一定の奨励給を判断する上での業績指標として経営陣が用います。上記の非GAAP財務指標は、GAAPに基づく財務業績の他の指標と併せて検討するものであり、これらの指標の代替あるいはこれらに優先するものと見なさないようしてください。これらの非GAAP財務指標と対応するGAAP指標の差異調整を以下に示します。

    (単位:100万、1株当たりの金額を除く)
     
2017年第2四半期
税引き前   税金   非支配持分   純額   希薄化後EPS *
シュルンベルジェの純損失(GAAPベース) $17 $98 $(7 ) $(74 ) $(0.05 )
約束手形の公正価格修正など 510 - 12 498 0.36
合併・統合 81   17   -     64     0.05  
シュルンベルジェの純利益(特別費用・利益を除く) $608   $115   $5     $488     $0.35  
 
2017年上半期
税引き前   税金   非支配持分   純額   希薄化後EPS *
シュルンベルジェの純利益(GAAPベース) $351 $148 $(2 ) $205 $0.15
約束手形の公正価格修正など 510 - 12 498 0.36
合併・統合 164   31   -     133     0.10  
シュルンベルジェの純利益(特別費用・利益を除く) $1,025   $179   $10     $836     $0.60  
 
2017年第1四半期
税引き前   税金   非支配持分   純額   希薄化後EPS
シュルンベルジェの純利益(GAAPベース) $334 $50 $5 $279 $0.20
合併・統合 82   14   -     68     0.05  
シュルンベルジェの純利益(特別費用・利益を除く) $416   $64   $5     $347     $0.25  
* 端数処理の関係で合計数値が合わない場合があります。
(単位:100万、1株当たりの金額を除く)
   
2016年第2四半期
税引き前   税金   非支配持分   純額   希薄化後EPS *
シュルンベルジェの純損失(GAAPベース) $(2,514 ) $(368 ) $14 $(2,160 ) $(1.56 )
減損・その他:
固定資産減損 1,058 177 - 881 0.63
人員削減 646 63 - 583 0.42
在庫評価損 616 49 - 567 0.41
マルチクライアント地震探査データ減損 198 62 - 136 0.10
その他の事業再編費用 55 - - 55 0.04
合併・統合
合併関連の従業員給付および専門家報酬 92 17 - 75 0.05
その他の合併・統合関連費用 93 19 - 74 0.05
パーチェス法による在庫公正価格調整の償却 (1) 150     45     -   105   0.08  
シュルンベルジェの純利益(特別費用・利益を除く) $394     $64     $14   $316   $0.23  
 
2016年上半期
税引き前   税金   非支配持分   純額   希薄化後EPS *
シュルンベルジェの純損失(GAAPベース) $(1,893 ) $(270 ) $36 $(1,659 ) $(1.26 )
減損・その他:
固定資産減損 1,058 177 - 881 0.66
人員削減 646 63 - 583 0.44
在庫評価損 616 49 - 567 0.43
マルチクライアント地震探査データ減損 198 62 - 136 0.10
その他の事業再編費用 55 - - 55 0.04
合併・統合
合併関連の従業員給付および専門家報酬 92 17 - 75 0.06
その他の合併・統合関連費用 93 19 - 74 0.06
パーチェス法による在庫公正価格調整の償却 (1) 150     45     -   105   0.08  
シュルンベルジェの純利益(特別費用・利益を除く) $1,015     $162     $36   $817   $0.62  
 
(1) 「要約連結損益計算書」の「売上原価」に計上
 
* 端数処理の関係で合計数値が合わない場合があります。
製品グループ
(単位:100万)
  四半期
2017年6月30日締め     2017年3月31日締め 2016年6月30日締め
売上高     税引き前利益 売上高   税引き前利益 売上高   税引き前利益
油層定義 $1,759 $299 $1,618 $281 $1,586 $268
掘削 2,107 302 1,985 229 2,034 171
生産 2,496 221 2,187 110 2,121 82
キャメロン 1,265 174 1,229 162 1,525 250
消去など (165 ) (46 ) (125 ) (25 ) (102 ) (24 )
税引き前営業利益 950 757 747
全社など (242 ) (239 ) (241 )
受取利息(1) 28 24 24
支払利息(1) (128 ) (126 ) (136 )
特別費用・利益   (591 )   (82 )   (2,908 )
$7,462   $17   $6,894   $334   $7,164   $(2,514 )
 
(単位:100万)
  上半期
2017年6月30日締め     2016年6月30日締め
売上高     税引き前利益 売上高     税引き前利益
油層定義 $3,377 $580 $3,305 $601
掘削 4,092 531 4,527 542
生産 4,683 331 4,497 288
キャメロン 2,494 336 1,525 250
消去など (290 ) (71 ) (170 ) (33 )
税引き前営業利益 1,707 1,648
全社など (480 ) (414 )
受取利息(1) 52 37
支払利息(1) (254 ) (256 )
特別費用・利益   (674 )   (2,908 )
$14,356   $351   $13,684   $(1,893 )
(1) 製品グループの業績に含まれる利息を除きます。
 
以前の一定の期間の項目は、現在の期間に合わせて再分類されています。
 
補足情報
 
1) 2017年通期の設備投資の指針はどうなっていますか?
2017年度のシュルンベルジェの設備投資(マルチクライアントおよびSPM投資を除く)は22億ドルと予想されます。
 
2) 2017年第2四半期の営業活動によるキャッシュフローはどうなっていますか?
2017年第2四半期の営業活動によるキャッシュフローは8億5800万ドルで、これには退職金の約9000万ドルが含まれます。
 
3) 2017年上半期の営業活動によるキャッシュフローはどうなっていますか?
2017年上半期の営業活動によるキャッシュフローは15億ドルで、これには退職金の約2億3000万ドルが含まれます。
 
4) 2017年第2四半期の「利息およびその他の収入」には何が含まれますか?
2017年第2四半期の「利息およびその他の収入」は6200万ドルで、その内訳は、持分法投資利益の2800万ドルと受取利息の3400万ドルです。
 
5) 2017年第2四半期に受取利息と支払利息はどのように変化しましたか?
受取利息は3400万ドルで、前四半期から500万ドル増加しました。支払利息は1億4200万ドルで、前四半期から300万ドル増加しました。
 
6) 税引き前営業利益とシュルンベルジェの税引き前連結利益の違いは何ですか?
この違いは、セグメントに割り当てられていない社費(特別費用・利益を含む)および受取利息/支払利息、ならびに株式報酬費用、一定の無形資産に関連する償却費用(キャメロン買収による無形資産償却費を含む)、一定の一元管理イニシアチブ、およびその他の営業外項目です。
 
7) 2017年第2四半期の実効税率(ETR)は、どの程度でしたか?
GAAPに基づく2017年第2四半期の実効税率は590%で、2017年第1四半期は14.8%でした。特別費用・利益を除く2017年第2四半期の実効税率は18.9%、2017年第1四半期は15.3%でした。
 
8) 2017年6月30日時点での流通普通株式数はどれぐらいでしたか? また、この株式数は前四半期末からどの程度変化しましたか?
2017年6月30日時点での流通普通株式数は13億8500万株でした。以下の表に、2017年3月31日から2017年6月30日までの株式数の変化を示します。
(単位:100万)
2017年3月31日時点での流通株式数   1,389
オプション保有者に売却した株式(交換した株式を除く) -
制限付き株式の付与 1
従業員株式購入制度に基づいて発行された株式 -
自社株買い戻しプログラム (5)
2017年6月30日時点での流通株式数 1,385
9) 2017年第2四半期および2017年第1四半期の加重平均流通株式数はどれぐらいでしたか?  また、希薄化後1株当たり利益(特別費用・利益を除く)の計算で用いた希薄化後加重平均流通株式数との差異調整はどのようになっていますか?
2017年第2四半期および2017年第1四半期の加重平均流通株式数は、それぞれ13億8700万株と13億9300万株でした。
 
以下の表に、加重平均流通株式数と、希薄化後1株当たり利益(特別費用・利益を除く)の計算で用いた希薄化後平均流通株式数の差異調整を示します。
  (単位:100万)
第2四半期
2017
  第1四半期
2017
加重平均流通株式数 1,387 1,393
想定されるストックオプションの行使 1 4
未付与の制限付き株式 5     5
希薄化後平均流通株式数 1,393     1,402
10)   2017年6月30日時点でのシュルンベルジェのSPMプロジェクト投資の未償却残高はどれぐらいでしたか?  また、これは2016年12月31日時点と比較してどのように変化しましたか?
2017年6月30日および2016年12月31日時点でのシュルンベルジェのSPMプロジェクト投資の未償却残高は、それぞれ約26億ドルと約25億ドルでした。これらの金額はシュルンベルジェの「要約連結賃借対照表」の「その他の資産」に含まれています。シュルンベルジェのSPMプロジェクト投資の未償却残高の変化を以下に示します。
(単位:100万)
2016年12月31日時点での残高       $2,458
SPM投資 328
SPM投資の償却 (213 )
2017年6月30日時点での残高 $2,573  
11) 2017年第2四半期のウェスタンジーコ・マルチクライアントの売上高は、どうなりましたか?
2017年第2四半期のマルチクライアントの売上高(譲渡手数料を含む)は1億8200万ドル、2017年第1四半期は1億3800万ドルでした。
 
12) 2017年第2四半期末時点でのウェスタンジーコの受注残はどれぐらいでしたか?
2017年第2四半期末時点でのウェスタンジーコの受注残(顧客と締結済みの契約に基づく)は5億6600万ドルでした。2017年第1四半期末時点では6億1300万ドルでした。
13) キャメロン・グループのワンサブシー(OneSubsea)および掘削システムの注文ならびに受注残はどのようなものでしたか?
ワンサブシーおよび掘削システムの注文と受注残は以下の通りです。
(単位:100万)
注文 第2四半期

2017

  第1四半期

2017

ワンサブシー $181   $546
掘削システム $170 $174
 
受注残 (四半期末)
ワンサブシー $2,371 $2,634
掘削システム $566 $608
14) 2017年第2四半期のシュルンベルジェ要約連結損益計算書の減損・その他の項目には何が含まれますか?
2017年第2四半期、シュルンベルジェは減損・その他に分類される税引き前費用として5億1000万ドルを計上しました。この金額の大部分は、シュルンベルジェがベネズエラの主要顧客と結んだ融資契約に関連しています。この契約により、売掛金残高の7億ドルを利付約束手形と交換しました。シュルンベルジェはこの手形を交換日の推定公正価格で計上し、費用となりました。

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Schlumberger Limited
Simon Farrant - Schlumberger Limited, Vice President of Investor Relations
Joy V. Domingo - Schlumberger Limited, Manager of Investor Relations
Office +1 (713) 375-3535
investor-relations@slb.com


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記事名:「シュルンベルジェ、2017年第2四半期の業績を発表