分解炉向けの画期的な仮想マルチセンサー技術で自動化&モデリング賞を獲得

ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 高度プロセスモデリング企業のプロセス・システムズ・エンタープライズ(PSE)は、新設された炭化水素処理自動化&モデリング最優秀賞(Hydrocarbon Processing Best Automation & Modeling award)を獲得した初の企業となりました。PSEによる受賞の対象となったのは、当社の新しいCrackingMonitor仮想マルチセンサー技術です。この技術は、エチレン製造用分解炉のプラントデータと高忠実度モデルを組み合わせ、重要な工程変数の正確な計測値をリアルタイムで生成することにより、稼働を改善します。


CrackingMonitorは当社の新しいgPROMS Olefins スイートの中核コンポーネントであり、必要不可欠な計測値やパフォーマンス情報を過酷な分解炉環境で取得する上での課題に対処できます。重要変数を確実にリアルタイムで計測することには大きな問題が伴うため、生産速度を精密に制御することは困難であり、利益損失につながります。CrackingMonitorはエチレンやプロピレンの収率や金属チューブ温度など、各種量に関する情報を以前にも増して的確かつタイムリーに提供できるため、より精密な炉制御が可能となり、設備投資なしで年間何百万ドルもの利益改善を実現することができます。

CrackingMonitorはPSE独自の動的状態評価技術と高忠実度数学モデルを組み合わせることでプラントデータとモデル予測値を一致させ、正確で一貫性のあるリアルタイムパフォーマンス指標セットを算出します。また、CrackingMonitorは時間とともに分解炉コイル周りに蓄積されるコークスを正確にモニタリングできるため、分解炉セル稼働の最適化によるコーキング速度制御を実現できます。

2017年炭化水素処理賞イベントは下流エネルギー分野の革新成果を称賛するもので、ハイドロカーボン・プロセッシング誌の読者投票で決定されます。授賞式は昨晩、オーストリアのウィーンで開催された国際精製・石油化学会議の最終日に行われました。

PSEのエンジニアリングソリューション担当ディレクターであり、CrackingMonitorのマネジャーとして中東の大規模プラントへの初導入に当たったスティーブ・ホールは、次のように語っています。「当社の知る限り、この技術はこの種のものとして初めてであり、今後に向けてオレフィン分野でのオペレーショナルエクセレンスを実現するツールセットの重要コンポーネントとなる可能性があります。CrackingMonitorはデジタル技術の応用による稼働改善のまさに実例です。」

PSEの化学製品・石油化学製品・精製事業担当ヘッドを務めるMark Matzopoulosは、次のように語っています。「この基礎的技術は、どのように複雑な稼働状況にも適用できます。例えば、各種炉、触媒反応器、噴霧乾燥機などを対象に、KPIをリアルタイムで決定する手段として、また容易な計測が困難な変数の算出手段として、この技術を使用することができます。当社は多様な分野の数多くの企業と協力しながら仮想マルチセンサー技術の導入を進めています。」

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記事名:「PSEがオレフィン向け技術で炭化水素処理賞を獲得