• 売上高は69億ドル(前四半期比3%減)
  • GAAPによる1株当たり利益は0.20ドル(1株当たり0.05ドルのキャメロン統合費用を含む)
  • キャメロン統合費用を除く1株当たり利益は0.25ドル
  • 営業活動によるキャッシュフローは6億5600万ドル
  • 1株当たり0.50ドルの四半期現金配当を承認

ロンドン--(BUSINESS WIRE)--シュルンベルジェ・リミテッド(NYSE:SLB)は本日、2017年第1四半期の業績を発表しました。


        (単位:100万、1株当たりの金額を除く)
四半期     変化率
2017年3月31日締め     2016年12月31日締め     2016年3月31日締め ** 前四半期比     前年同期比
売上高 $6,894 $7,107 $6,520 -3% 6%
税引き前営業利益 $757 $810 $901 -7% -16%
税引き前営業利益率 11.0% 11.4% 13.8% -42 bps -284 bps
純利益(損失)(GAAPベース) $279 $(204) $501 n/m n/m
純利益(特別費用・利益を除く)* $347 $379 $501 -8% -31%
希薄化後EPS(1株当たり損失)(GAAPベース) $0.20 $(0.15) $0.40 n/m n/m
希薄化後1株当たり利益(特別費用・利益を除く)* $0.25 $0.27 $0.40 -7% -38%
* これらは非GAAP財務指標です。詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。
**買収は2016年4月1日に完了したため、2016年第1四半期にはキャメロンの業績は含まれていません。
n/m = 非適用

シュルンベルジェのポール・キブスガード会長兼最高経営責任者(CEO)は次のように述べています。「第1四半期の北米陸上市場は、活動面でも価格面でも引き続き好調で、複数の製品ラインで遊休設備の稼働を加速し始めました。主に水圧破砕と掘削サービスが売上高増加に寄与しましたが、人工採油、坑外システム、バルブ・計測部門も売上高への貢献度を高めています。当社が利益性のある成長アプローチを固守する中で、当社設備の再稼働は当四半期末にかなり先送りされましたが、米国陸上では、売上高は前四半期比で16%増加し、水圧破砕および傾斜掘りサービスの増分利益率は66%に達しました。この業績は価格が回復して操業効率が上昇する中での顧客企業への生産的な関与や、適時の資源追加と先見的なサプライチェーンへの関与によるものです。」

「海外市場では売上高は前四半期から7%減少しました。これは、特に中国、ロシア陸上、北海で、活動と売上の季節的な減少が予想を上回ったためです。また、中東の重要な地域では前四半期に比べて活動が低迷し、エクアドルでは生産の制約がシュルンベルジェ生産管理(SPM)シュシュフィンディ・プロジェクトに影響を及ぼしたために、第1四半期の業績にマイナスを影響をもたらしました。しかしながら、例えば、中南米の他の地域やアフリカで前四半期比の売上高動向が横ばいであったことなどから、基本的な活動と当社の世界的顧客ベースの心情は予想の範囲内であり、これらの地域は確かにサイクルの底を打ったことが確認されました。」

「事業部門別では、第1四半期の売上高減少の大きな要因はキャメロン・グループでした。キャメロンではワンサブシーのプロジェクト量が減少し、坑外システムの製品売上が減少したために売上高は前四半期から9%減少しました。油層定義グループでは、ソフトウエア統合ソリューション(SIS)およびウェスタンジーコの製品ラインで売上高が季節的に減少したために、グループの売上高は前四半期から3%減少しました。掘削グループと生産グループの売上高はそれぞれ前四半期から1%減少しました。北米陸上事業での水圧破砕活動と傾斜掘り活動は大幅に伸びたものの、海外市場で季節的に売上高が減少したために、その効果は相殺されました。」

「過去最大規模の低迷期から回復の兆しを見せ始めている中で、当社は、当業界がその強さを取り戻し能力を向上させる上で重要な4つの分野を確認しました。それは、次の数年で高まる炭化水素への需要に対処するため探鉱・生産支出を増やす必要性、石油・ガスのバリューチェーン全体にわたって研究開発への投資を保護し推進する必要性、オペレーターとサプライヤーの間での密接な技術協力と商業面での調整を促進する新しいビジネスモデルの必要性、ハードウエア、ソフトウエア、データ、専門知識を統合する幅広いより統合的な技術プラットフォームの必要性です。」

「石油市場の需給ファンダメンタルズに対する当社の見解は今も建設的なものですが、新たな供給への投資不足が続くと、油層の生産は行われても備蓄分が十分に補填されないために中期的には供給不足に陥る可能性が高まります。特に、市場は今でも見出利益の減少値に注目しているため、生産は十分であると指摘していますが、基礎となるデータをよく検討すると、数カ国の主要非OPEC諸国で、確定開発埋蔵量の枯渇率は急速に進んでいることは明らかです。」

「回復が勢いを増す中で、業界のキャッシュフローと生産性は今も切迫しており、現在の探鉱・生産投資レベルを上げる業界の能力は限定されています。また、バリューチェーンは、生み出される限定的な価値を捉えることに集中しており、全体的により大きな価値を生み出す新たな方法を模索していません。このようなアプローチは、基本的な業界の問題に対処する、あるいは予想される需要の高まりに対処できる将来の炭化水素の供給を保証する上でも持続可能とは言えません。」

「したがって、シュルンベルジェでは、進歩が必要な業界の前線に立つべく積極的な活動を続けています。そのために、当社は基礎となる事業を先見的に管理して商品化の継続的な圧力に対処し、一般的な市場条件に合わせて当社の製品・サービス提供と執行を調整しています。同時に、当社は幅広い積極的なM&Aプログラムを実施することで生まれる機会を常に拡大し、既存および新規顧客と共に密接な協力体制と整合的なビジネスモデルを作り、顧客企業のプロジェクトにおいて技術サポートから投資に至る当社のサービス提供を拡大しています。これらの活動の目的は、当社の19の製品・サービスラインでの活動を促進することです。現在の業界環境で慎重に事業を運営する中で、当社は、現在の市場の課題を乗り越えれば、新しい考え方に基づいて新たに行動する体制を整えて実行できる業界参入企業には非常に大きな機会が待っていると考え、シュルンベルジェの将来を確信し楽観視しています。」

その他の出来事

当四半期、シュルンベルジェは当社普通株式470万株を1株当たり平均78.97ドル、総額3億7200万ドルで買い戻しました。

2017年3月24日、シュルンベルジェとウェザーフォードは、合弁事業のワンスティム(OneStimSM)を設立する契約を発表しました。この合弁事業は、米国とカナダの陸上市場で非在来型資源プレイの開発向けに坑井仕上げ製品とサービスを提供します。この合弁事業は、市場で最も幅広い多段階仕上げポートフォリオと、業界最大規模の水圧破砕設備を提供します。シュルンベルジェとウェザーフォードはこの合弁事業をそれぞれ70%/30%の割合で所有します。この取引は2017年下半期に完了する予定で、規制当局の承認とその他の慣例的完了条件を満たすことを前提としています。

2017年3月27日、シュルンベルジェはノルウェーのリグ専門企業であるボル・ドリリングの少数持分を2億2100万ドルで取得しました。この取引により、シュルンベルジェとボル・ドリリングは、沖合ジャッキアップ市場で統合的な成果ベースの掘削契約を提供することができます。

2017年4月12日、シュルンベルジェとYPFは、ネウケン州ヴァカ・ムエルタのバンドリア・スル鉱区でのシェールオイル・パイロットプロジェクトで、合弁事業の仮契約を結んだことを発表しました。シュルンベルジェは油層の知識、統合油田調査、掘削・仕上げサービス、関連するインフラを提供します。この契約には、シュルンベルジェによる3億9000万ドルの段階的投資が含まれており、市場価格でのかなりのサービス現物拠出が含まれます。一定の完了条件を満たした後、シュルンベルジェはこの合弁会社の持分49%を取得し、残りの51%と鉱区の操業権はYPFが保有します。

2017年4月20日、取締役会は、流通普通株式1株当たり0.50ドルの四半期配当を承認しました。この配当金は、2017年6月1日現在の登録株主に対し、2017年7月14日に支払われます。

地域別連結売上高

            (単位:100万)
四半期 変化率
2017年3月31日締め     2016年12月31日締め 前四半期比
北米 $1,871 $1,765 6%
中南米 952 952 -
欧州/CIS/アフリカ 1,652 1,834 -10%
中東・アジア 2,319 2,494 -7%
消去など 100 62 n/m
$6,894 $7,107 -3%
 
北米部門の売上高 $1,871 $1,765 6%
海外部門の売上高 $4,922 $5,280 -7%
n/m = 非適用

第1四半期の売上高は69億ドルで、前四半期から3%の減少となりました。北米では前四半期から6%増加しましたが、海外では7%減少しました。

北米部門

当四半期、北米では、非在来型陸上活動がさらに活発になり、売上高は前四半期から増加しましたが、沖合活動が低調だったため、その効果は部分的に相殺されました。陸上事業の売上高は前四半期から2桁の伸びを見せました。その要因は、ステージカウントの増加により水圧破砕活動が好調だったこと、設備利用率の向上に伴い価格が上昇したこと、リグカウントの増加により傾斜堀製品とサービスの採用が増えたこと、キャメロンの製品売上および破砕・逆流制御機器レンタル活動が増加して売上高が増えたことです。米国陸上では、前四半期からリグカウントが27%増加して売上高は2桁の伸びを見せ、カナダ西部では前四半期からリグカウントが56%増加し、冬季の活動が活発だったことから売上高が増加しました。沖合事業では売上高が減少しましたが、その要因は、低調だったものの通例の前四半期の年度末の売上の後、ウェスタンジーコのマルチクライアント・ライセンスの売上が減少したためです。しかし、インフラ主導の探鉱活動によりワイヤーラインの売上高が増加したことで、この影響は部分的に相殺されました。

海外部門

海外部門では、売上高は前四半期から減少しました。その要因は、キャメロン・グループのプロジェクト量と製品売上が減少したこと、低調だったものの通例の前四半期の年度末の売上の後、SISソフトウエア・ライセンスの売上が減少したこと、北半球での活動が季節的に低調だったこと、新規落札での価格圧力が続いたことです。

中南米の売上高は前四半期から横ばいでした。ブラジルの売上高は増加したものの、ペルー・コロンビア・エクアドル地域市場では売上高が減少したため、その効果は相殺されました。この地域市場では、エクアドルでのSPMシュシュフィンディ・プロジェクトの生産制約が業績に影響しました。アルゼンチン・ボリビア・チリ地域市場の売上高も減少しました。多くのプロジェクトが早期に完了したため、掘削および破砕活動が減少したためです。ブラジルでは、ワンサブシーの活動が活発になり、次の第14回入札ラウンドを期待してウェスタンジーコ・マルチクライアント・ライセンスの売上が増加したことで、売上高が増加しました。

欧州/CIS/アフリカ地域の売上高は前四半期から10%減少しました。その主な要因は、ロシアとカザフスタンで季節的な活動低迷が通常より大きく、すべての製品ラインに影響を及ぼしたことと、英国および欧州大陸地域市場でも活動が低調でSISソフトウエア・ライセンスの売上が減少したことです。ギニア湾でのプロジェクト完了によりワンサブシーの活動は低調になり、この地域全体で坑外システム製品の売上が減少したことも売上高減少につながりました。サハラ以南アフリカ地域市場の売上高はほぼ横ばいでした。コンゴ、チャド、エチオピアでは陸上活動が活発でしたが、アンゴラでの沖合掘削プロジェクトの中止や、コンゴ沖合のプロジェクト遅延により、この効果は相殺されました。

中東・アジア地域の売上高は前四半期から7%減少しました。その主な要因は中東の陸上での価格圧力と掘削および水圧破砕活動の低迷です。オーストラリアでも、沖合掘削活動が減少したため売上高は減少し、陸上での厳しい天候がすべての製品・サービスラインに影響を及ぼしました。中国陸上事業では、季節的な冬季の低迷が、主に生産、掘削、キャメロン・グループの活動に影響して、売上高は減少しました。

油層定義グループ

            (単位:100万)
四半期 変化率
2017年3月31日締め     2016年12月31日締め     2016年3月31日締め 前四半期比     前年同期比
売上高 $1,618 $1,676 $1,719 -3% -6%
税引き前営業利益 $281 $319 $334 -12% -16%
税引き前営業利益率 17.3% 19.0% 19.4% -170 bps -206 bps

油層定義グループの売上高は16億ドルで、そのうちの78%は海外部門の売上高です。売上高は前四半期から3%減少しました。その要因は、試験・処理システムの受注残が減少しプロジェクトが完了したことです。しかしその影響は、クウェートとエジプトで早期生産施設プロジェクトがさらに進展したことで部分的に相殺されました。北米でのインフラ主導の探鉱活動によりワイヤーラインの売上高は増加しましたが、ロシアでの季節的な売上高減少によりその効果は部分的に相殺されました。前四半期の通例の年度末の売上は低調だったものの、その後、SISソフトウエア・ライセンスの売上が減少したこともこのグループの業績に影響を及ぼしました。

税引き前営業利益率は17%で、前四半期から1.70ポイント低下しました。利益率の高いワイヤーライン探鉱活動が好調だったものの、ウェスタンジーコの利益性が低下し、また、SISソフトウエア・ライセンスの売上が低調だったため、その効果は相殺されマイナスの影響が出ました。

油層定義グループの業績は、統合サービス管理(ISM)事業により後押しされました。この事業では、特殊な訓練を受けたプロジェクトマネジャーが、プロジェクトに関連するシュルンベルジェの製品ラインの時間割編成、計画策定、活動調整を行いました。また、第1四半期の業績は新しい技術の導入と契約締結によっても後押しされました。

ペルーでは、ISM がレプソル・ペルーのサガリ・プロジェクトでサービスを調整しました。この坑井現場は遠隔地にあり、ゼロ排出に分類されているため、発生したすべての掘削屑は現場に埋め戻すか搬出しなければなりません。ISMチームはレプソルと密接に協力して、傾斜掘り、掘削同時検層、掘削・仕上げ流体、ビットおよび掘削孔拡張、圧力制御式掘削、坑井クリーンアウトツール、セメンチング、ワイヤーライン検層・穿孔、坑井試験、掘り屑埋め戻しサービスを実施しました。この統合的な共同活動により、顧客企業は、最初の2つの坑井を予定より6日早く仕上げることができました。

黒海のブルガリア区間では、トタルE&Pブルガリアが最初の深海試掘井を掘削しました。シュルンベルジェのISMがリグの8つの個別の製品ラインを管理し、プロジェクトに関わる100人以上の人員を調整しました。トタルE&Pブルガリアとの密接な協力により、ISMチームは掘削最適化の機会を特定し、海底掘削作業で大きな成果を上げました。トタルE&Pブルガリアはシュルンベルジェがプロジェクトで用意した共同作業環境に感謝の意を表しました。

インド沖合では、シュルンベルジェのISMがオイル・インディア(Oil India Limited)向けに、マンナール湾の最初の沖合深海坑井で掘削・仕上げサービスを提供しました。技術専門知識ならびに合計19件のシュルンベルジェのサービスが提供されました。これには、試験・処理、ワイヤーライン、M-I SWACO、掘削・計測、ビット・掘削ツール、坑井仕上げ、坑井サービスの製品ラインの技術が含まれます。また、ISMはケーシング搬送サービス、航空・海上物流、陸上基地施設でサードパーティ業者を管理しました。

テキサス西部では、ウェスタンジーコがパーミアン盆地南部で、253平方マイルにわたる三次元広方位マルチクライアント調査でデータの取得を完了し、全探査範囲は655平方マイルとなりました。このプロジェクトは石油・ガス業界のサポートを受け、オペレーターが、パーミアン盆地の非常に活動的ではあるが難しい領域における掘削・仕上げ作業の効率を高められるようデータを提供します。

アラブ首長国連邦(UAE)では、シャルジャ国営石油会社がウェスタンジーコと、シャルジャの陸上採掘権区域で483 km2の範囲の三次元地震探査を行う契約を結びました。このプロジェクトではUniQ* 陸上地震探査データ取得プラットフォーム技術を用いて、この地域の複雑な衝上断層地層の画像化に必要な長大オフセットを管理しました。この調査は2011年に行われた以前の調査の延長で、これによりUniQプラットフォーム技術の効果が実証されました。データ処理は、アブダビ処理センターにてリバースタイム・マイグレーションにより行われ、この複雑な地層を画像化しました。

カザフスタンでは、ワイヤーラインが、カラチャガナク・ペトロリアム・オペレーティング(エニ、シェル、シェブロン、ルクオイル、カズムナイガスのコンソーシアム)向けにQuanta Geo* フォトリアリスティック油層地層学サービスを採用し、硬い石灰質層を評価しました。Quanta Geoサービス技術では、革新的な高感度のゾンデを用いてこの坑井の垂直および水平方向の特質を検知しました。顧客企業はより質の高い画像を取得することができました。これは油系泥水を用いた場合では不可能であり、この高品質画像により高い信頼度で構造的・層序的解釈が可能になりました。

ブラジルでは、リブラ・コンソーシアム(ペトロブラス、ロイヤル・ダッチ・シェル、トタル、中国海洋石油公司(CNOOC)、中国石油天然気集団(CNPC)から構成)がSISと探鉱・生産ソフトウエアおよび関連サービスで5年契約を結びました。このコンソーシアムは、可採埋蔵量が80~120億バレルと推定されるブラジル最大の深海油田を探鉱します。この契約に基づき、地質学および地球物理学的解釈、地質モデリング、油層工学に重点を置いてPetrel* E&Pソフトウエア・プラットフォームを提供します。

台湾では、台湾中油(CPC Corporation)がSISとソフトウエアの5年契約を結びました。この契約には、Petrel E&P ソフトウエア・プラットフォーム、Techlog* 坑井ソフトウエア・プラットフォーム、ECLIPSE* 油層シミュレーターの提供が含まれます。シュルンベルジェのソフトウエア・ポートフォリオの幅広さと奥深さ、および現地に即したサービスとサポートを提供する当社の能力が評価され、この契約を結ぶことができました。

掘削グループ

            (単位:100万)
四半期 変化率
2017年3月31日締め     2016年12月31日締め     2016年3月31日締め 前四半期比     前年同期比
売上高 $1,985 $2,013 $2,493 -1% -20%
税引き前営業利益 $229 $234 $371 -2% -38%
税引き前営業利益率 11.5% 11.6% 14.9% -7 bps -334 bps

掘削グループの売上高は前四半期から1%減の20億ドルで、そのうち74%は海外市場の売上高です。北米陸上での傾斜掘り活動は好調でしたが、海外地域では掘削活動が低調で価格圧力があったため、その効果は相殺されました。北米の売上高が伸びたのは、掘削・計測、ビット・掘削ツール、M-I SWACOの製品とサービスの採用が増えたためです。海外地域での売上高減少の要因は、中東・アジア地域でM-I SWACOの製品売上が減少したこと、中東で掘削・計測の価格圧力が高まり活動構成が好ましくないものになったこと、および英国・欧州大陸地域市場で統合掘削サービス(IDS)プロジェクトが低調だったことです。

売上高は若干減少したものの、税引き前営業利益率は前四半期からほぼ横ばいの12%でした。その要因は、米国で掘削・計測およびビット・掘削ツール技術の採用が増えたために価格が向上し、海外市場の価格圧力が相殺されたことです。

第1四半期の掘削グループの業績は、さまざまなIDSの事業により後押しされました。IDS事業では、プロジェクト管理、エンジニアリング設計、技術最適化機能を提供しました。またこのグループの業績は、新しい技術の採用と契約締結によっても後押しされました。

ロシアでは、IDSがロスネフチ・サハリンモルネフテガス向けに、サハリン島のレベディンスコエ油田の3つの大偏距坑井でさまざまな技術とサービスを提供しました。技術では、GeoSphere* 掘削同時油層マッピング・サービスにより深部方向性電磁測定を採用して地中の層理と流体接触面の詳細が明らかになり、PowerDrive Xceed* 高耐久性回転操行システムで、優れた精度と信頼性を提供しました。顧客企業は予定より103日早く操業を完了しました。また、2016年のこの3つの坑井での累積生産量は当初の予想を47%上回りました。

北海英国区間では、IDSがスタトイル向けにカスタムソリューションを開発し、重油油田固有の掘削の問題を解決しました。マリナー油田は、浅海に油層があるのが特徴で、60の長く緊密に並んだ水平坑井を開発する予定です。複数の技術センターの掘削専門家を含む統合チームがカスタムの坑底アセンブリを設計し、これにより24インチ区間では最大40°の急激な角度変化を達成しました。このカスタムソリューションで使用された技術の中には、PowerDrive Archer* 高角度変化回転操行性システムと段階的ホールオープナーの2つの技術が含まれています。2017年第1四半期、顧客企業は4つの坑井の24インチ区間を掘削し、このプロジェクトの掘削、時間、コストのすべての目標を達成しました。

ノルウェーでは、スタトイル・ペトロリアムがシュルンベルジェと、北海ノルウェー区間でのスライプナー領域の掘削キャンペーンでIDS契約を結びました。この契約の特徴は、オペレーターとサービス提供企業の利害をうまく一致させる革新的な成果インセンティブ構造です。契約に基づき、2つの坑井と1つのオプションの坑井で掘削・計測、坑井サービス、M-I SWACOのサービスを提供します。操業は2017年5月に開始する予定です。

カタールでは、ラスガス・カンパニーがシュルンベルジェと、ノースフィールドの最大70の坑井でさまざまな組み合わせの掘削技術を提供する5年契約(5つの1年延長オプションを含む)を結びました。例えば、この契約には、掘削・計測のMicroScope*掘削同時比抵抗測定・画像化サービス、ビット・掘削ツールのFireStorm* 耐摩耗性高衝撃PDCカッター技術、ワイヤーラインの ReSOLVE* 機器搭載ワイヤーライン介入サービス、M-I SWACO HydraHib シェール阻害剤、坑井サービスのCemNET 高度逸泥制御ファイバー技術とOpenPath刺激サービスが含まれます。ノースフィールドは世界最大の非随伴ガス油田で、世界の既知埋蔵量の約10%を含んでいます。

アゼルバイジャン沖合では、掘削・計測がアゼルバイジャン国営石油会社(SOCAR)向けに技術を組み合わせ、ブラ・デニズ油田の難しいJ字形坑井を掘削しました。これまで掘進率(ROP)はわずか3.1 ft/時の難しい岩相の問題を克服するとともに、複雑な坑井計画には坑井の7,218フィート区間を同時に掘削・拡張する作業が含まれています。さまざまな技術には、 PowerDrive X6* 回転操行性技術とarcVISION* アレイ比抵抗補正サービス、TeleScope* 高速掘削同時遠隔測定サービス、Rhino* XS 水圧膨張リーマーが含まれます。顧客企業は、当初の予定の79日ではなく、39日で非生産時間なしで掘削目標を達成し、1440万ドルのコストを削減しました。

テキサス西部では、掘削計測がパースリー・エナジー向けにさまざまな組み合わせの技術を用い、ミッドランドおよびデラウェア盆地の長い坑井枝抗で掘削性能を向上させました。この12カ月で80の坑井を掘削する際、PowerDrive Orbit*回転操行性システムと DynaForce* 高性能掘削モーターにより、坑井の掘削に必要な平均日数は前年から17%減少しました。顧客企業は枝抗1フィート当たり平均総掘削コストを30%削減しました。

北米陸上では、ビット・掘削ツールがキャボットオイル&ガス向けにAxeBlade* 高耐久性ダイヤモンドエレメント・ビット技術を採用し、マーセラス・シェール地層に達するまでのトップホール砂層で掘削ROPを向上させました。これにより顧客企業は、坑井当たりの掘削時間を13時間短縮し、2016年には約50万ドルのコストを削減しました。

メキシコ沖合では、掘削グループがペメックス向けに、ヤクスチェ油田の浅海域の難しい水平坑井で技術を組み合わせました。掘削・計測のGeoSphere* 掘削同時油層マッピング・サービスにより、貯留層に達するまでに貯留層上部の垂直深度が18 mであることを検知し、予定どおりに坑井を配置しました。また、PeriScope HD* 多層地層境界検知サービスにより、貯留層の不確実性を抑制しました。顧客企業の最終生産量は4,600 bbl/日に達しました。これは予想より2,100 bbl/日多い生産量です。

同じくペメックス向けのメキシコ沖合では、ビット・掘削ツールが、浅海域の試掘性でDirect XCD* 掘削可能合金ケーシング技術を採用しました。この坑井は、世界で初めての掘削同時30インチ・ケーシング作業となりました。顧客企業はこの領域での従来の掘削作業に比べ、掘削時間を1.3日短縮することができました。

生産グループ

            (単位:100万)
四半期 変化率
2017年3月31日締め     2016年12月31日締め     2016年3月31日締め 前四半期比     前年同期比
売上高 $2,187 $2,203 $2,376 -1% -8%
税引き前営業利益 $110 $128 $206 -14% -47%
税引き前営業利益率 5.0% 5.8% 8.7% -78 bps -365 bps

生産グループの売上高は前四半期から1%減少して22億ドルとなり、そのうち66%は海外市場の売上高でした。北米陸上事業では水圧破砕活動が好調で価格が回復しましたが、エクアドルでSPMプロジェクトの売上高が減少し、中東の陸上事業で掘削および水圧破砕活動が低調で、坑井仕上げ製品の売上が減少したことで、この効果は相殺されました。

前四半期比で、税引き前営業利益率は0.78ポイント低下して5%となりました。北米では、陸上圧力ポンピング事業で前四半期比60%を超える高い増分利益率を達成しました。北米陸上事業で活動が活発になり価格が回復したことがこのグループの利益率向上に寄与したものの、SPMの売上高減少により利益率が低下したことでその効果は相殺されマイナスの影響が出ました。

生産グループでは、IPSでプロジェクト管理、エンジニアリング設計、技術最適化機能を提供し、このグループの業績に寄与しました。また、新しい技術の採用、事業変革イニシアチブ、契約締結もこのグループの業績に寄与しました。

テキサス南部では、IPSがローンスター・リソーシズ向けに技術とサービスを組み合わせ、イーグルフォード・シェールプレイの18の坑井で石油生産量を増やし油田の経済性を向上させました。IPSにより長い枝抗にわたって掘削、刺激、仕上げ計画が最適化され、柔らかい岩層でプロッパントの埋没により坑井と油層との接触面が破断される問題を克服し、近隣の断層まで伸びるフラクチャー高度の伸張を抑えました。採用した技術には、ThruBit* スルー・ザ・ビット検層サービス、Kinetix Shale* 油層中心刺激・生産ソフトウエア、Broadband Sequence* 破砕サービスが含まれます。これにより、これらの坑井では、2つの他の油田のオフセット坑井に比べ、枝抗1000フィート当たり86%も多くの炭化水素を生産することができました。

ホワイティング・ペトロリアムはこのほど、ノースダコタの13の坑井キャンペーンで、Infinity* 溶解性ケーシング仕上げシステムを用いて坑井を仕上げました。ホワイティングは、破砕作業と破砕後のクリーンアウトを実施している間は、この地域の多くの坑井での生産を中断する予定でした。Infinityシステムにより、従来のプラグ技術に比べてクリーンアウトの時間が短縮され、13の坑井でかなりの時間を節約し、この油田での完全生産を再確立することができました。

クウェートでは、坑井サービスがクウェート石油会社向けにOpenPath* 刺激サービスを用いて、ノース・クウェート生産領域の深い坑井で生産性を回復しました。OpenPathサービスでは、刺激モデリングと近隣坑井分流システムおよび最適化された破砕流体オプションを組み合わせ、坑井範囲と油層接触面を最大化しました。クウェート石油会社のガス生産量は6倍に増え、石油生産量は2倍に増えました。これはこの坑井の予想容量に合致するものです。

イラクでは、坑井サービスがBPイラク向けに技術を組み合わせ、ルマイラ油田の炭酸塩層の水圧入井での問題を克服しました。CoilFLATE* コイルドチュービング・貫通チューブ・インフレイタブルパッカーとACTive PTC* CT リアルタイム圧力・温度・ケーシングカラー・ロケーターツールを組み合わせ、浸透率の低い区間を選択的に刺激しました。これにより、水圧入率は4,600 bbl/日まで向上し、顧客企業の石油生産量は3,000 bbl/日増えました。

カザフスタンでは、カラチャガナク・ペトロリアム・オペレーティングBVがシュルンベルジェと、コイルドチュービングと試験サービスの提供で総額2600万ドルの2件の3年契約(2つの1年延長オプションを含む)を結びました。この2件の契約に基づく操業は2017年第1四半期に開始されました。

アンゴラでは、シュルンベルジェの事業変革プログラムにより、操業計画センター(OPC)を設立し、資産の活用と人員の生産性を向上させました。OPCは2016年第1四半期に開設され、すべての作業で必要な資産、製品、人員の計画策定と準備を主に行います。操業1年目で、OPCは750万ドルの在庫を削減し、資産活用率は100%向上しました。

キャメロン・グループ

                (単位:100万)
四半期 変化率
2017年3月31日締め     2016年12月31日締め 2016年3月31日締め * 前四半期比     前年同期比
売上高 $1,229 $1,346 $1,628 -9% -25%
税引き前営業利益 $162 $188 $236 -14% -31%
税引き前営業利益率 13.2% 14.0% 14.5% -80 bps -132 bps
 
*2016年第1四半期の業績は、比較の目的でプロフォーマ・ベースで表示しています。

キャメロン・グループの売上高は前四半期から9%減の12億ドルで、売上高の62%は海外市場の売上高です。ワンサブシー(OneSubsea)のプロジェクト量が減少し、坑外システムの製品売上が減少しましたが、バルブ・計測で売上高が若干伸びたためにその影響は部分的には相殺されました。ワンサブシーの売上高減少は、ブラジルでのプロジェクト量の減少と米国メキシコ湾での活動低迷によるものです。坑外システムでは、北米陸上で破砕および逆流制御機器のレンタル活動が好調で、売上高は2桁の伸びを見せたものの、欧州/CIS/アフリカおよび中南米地域で売上が減少したことで、その効果は相殺されマイナスの影響が出ました。バルブ・計測は米国陸上で2桁の伸びを見せ、受注も大幅に増えましたが、欧州/CIS/アフリカでのエンジニアードバルブの売上が低調だったために、その効果は部分的に相殺されました。

税引き前営業利益率は、前四半期から0.80ポイント低下して13%となりました。ワンサブシーのプロジェクト執行は引き続き好調で、掘削システムでは厳しいコスト管理を行ったことから、坑外システムの製品売上数量減少の影響は限定的なものになりました。

キャメロン・グループは、第1四半期契約を締結し、多くの統合を成功させました。

ワンサブシーの資本効率的ソリューションは標準設計のポートフォリオで、効率的なプロセス、文書作成、製造をサポートし、プロジェクトのサイクル時間と総コストを削減する統合的生産システムを提供します。事前に選定された品質計画、サプライヤー、資材および溶接仕様を採用することで、製品製造ライフサイクルの効率と信頼性が高まります。3年前にこのソリューションを導入して以来、資本効率的ソリューションにより、海底製品の平均リードタイムは30%短縮されました。ワンサブシーの資本効率的ソリューション・ポートフォリオは、この12カ月における顧客企業とのワンサブシー契約の75%で採用されています。

北米では、BPがワンサブシーと、メキシコ湾のマッドドッグ2開発で海底生産システムを供給する設計・調達・建設(EPC)契約を結びました。ワンサブシーの資本効率的ソリューションの範囲には、海底マニホールド、生産ツリー、単相/多相メーター、水分析センサー、介入機器、試験機器、およびプロジェクトに関連する生産井および水圧入坑井の制御システムが含まれます。また、海底統合アライアンスを通してワンサブシーと協力するサブシー 7(Subsea 7)は、海底制御装置、フレキシブルライザー、パイプライン・システム、アンビリカル、関連する海底アーキテクチャで設計・調達・建設・据付(EPCI)契約を結びました。両組織のチームを共同配置することで、プロジェクト目標をより適切にサポートし、プロジェクト管理を円滑に行います。

ノーブル・エナジー・メディタレニアンはワンサブシーと、地中海東部の深海リヴァイアサン油田開発プロジェクトで10,000 psiの水平生産ツリー、ツリー搭載制御装置、オフツリー制御装置、トップサイド制御装置の供給を得る契約を結びました。海底制御システムでは従来の電気油圧式制御装置とトップサイド制御装置との光ファイバー通信リンクを用います。この生産ツリーの選択は以前の契約に則ったもので、顧客企業は操業の柔軟性が高まり、メンテナンスを標準化することができます。

キャメロン買収から最初の1年で、数多くの統合が成功しました。これには、32件を超える統合技術プロジェクトの開始、両社全体でのベストプラクティスの採用、157カ所の施設の統合による1700人以上の従業員の共同配置が含まれます。シュルンベルジェの試験システムとキャメロンのプロセス・システムなど、製品とサービスラインを統合することで、坑外および地下の製品・サービス提供が増え、顧客企業は有利になります。非在来型資源でシュルンベルジェの坑井サービス刺激技術とキャメロンの製品ポートフォリオを統合することで、坑井現場の効率も高まりました。これには、CAMShale破砕流体の提供と逆流制御サービスが含まれます。また、シュルンベルジェは相乗効果として4億ドルを実現し、合併企業によって生まれた価値により、6億ドルの新たな注文を獲得しました。

 
財務諸表
 
要約連結損益計算書
 
(単位:100万、1株当たりの金額を除く)
       
四半期
3月31日締め         2017     2016
   
売上高 $6,894 $6,520
利息およびその他の収入 46 45
経費
売上原価 6,076 5,460
研究・エンジニアリング 211 240
一般管理費 98 110
合併・統合 (1) 82 -
利息         139     133
税引き前利益 $334 $622
所得税 (1)         50     99
純利益 $284 $523
非支配持分に帰属する純利益         5     22
シュルンベルジェに帰属する純利益 (1)         $279     $501
 
シュルンベルジェの希薄化後1株当たり利益(1)         $0.20     $0.40
 
平均流通株式数 1,393 1,254
希薄化後平均流通株式数         1,402     1,259
 
経費に含まれる減価償却費(2)         $989     $967
 
(1)   詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。
(2) 有形固定資産の償却および無形資産の償却、マルチクライアント地震探査データ費用、SPM投資を含みます。
 
 
要約連結貸借対照表
 
    (単位:100万)
 
        3月31日締め 12月31日締め
資産の部         2017     2016
流動資産
現金および短期投資 $7,353 $9,257
売掛金 8,636 9,387
その他の流動資産         5,894     5,283
21,883 23,927
債券投資(満期保有) 238 238
固定資産 12,507 12,821
マルチクライアント地震探査データ 1,089 1,073
のれん 25,045 24,990
無形資産 9,743 9,855
その他の資産         5,670     5,052
          $76,175     $77,956
 
負債および株主資本の部                
流動負債
買掛金・未払負債 $9,408 $10,016
概算所得税債務 1,215 1,188
短期借入金・長期債務の
1年以内返済分 2,449 3,153
未払配当金         704     702
13,776 15,059
長期債務 16,538 16,463
繰延税金 1,908 1,880
退職後給付 1,457 1,495
その他の負債         1,442     1,530
35,121 36,427
株主資本         41,054     41,529
          $76,175     $77,956
 
 
流動性
 
    (単位:100万)
流動性内訳         3月31日締め

2017

12月31日締め

2016

3月31日締め

2016

現金および短期投資   $7,353 $9,257 $14,432
債券投資(満期保有) 238 238 401
短期借入金・長期債務の1年以内返済分 (2,449) (3,153) (4,254)
長期債務 (16,538) (16,463) (17,233)
純負債 (1) $(11,396) $(10,121) $(6,654)
 
純負債の増減の詳細を以下に示します。
 
3月31日締め             四半期

2017

四半期

2016

純利益(非支配持分控除前) $284 $523
合併・統合費用(税引き) 68 -
$352 $523
減価償却(2) 989 967
年金およびその他の退職後給付費用 37 60
株式報酬費用 88 61
年金およびその他の退職後給付資金 (29) (45)
運転資金の増減 (791) (463)
その他 10 107
営業活動によるキャッシュフロー(3) $656 $1,210
設備投資 (381) (549)
SPM投資 (144) (597)
資本計上されたマルチクライアント地震探査データ (116) (167)
フリーキャッシュフロー(4) 15 (103)
自社株買い戻しプログラム (372) (475)
支払配当金 (696) (629)
従業員持株制度による受取金 135 163
(918) (1,044)
 
事業買収・投資(取得した現金を控除、負担した負債を加算) (273) (81)
その他 (84) 18
純負債の増加 (1,275) (1,107)
純負債(期首) (10,121) (5,547)
純負債(期末) $(11,396) $(6,654)
 
 
(1)   「純負債」は、負債総額から現金、短期投資、債券投資(満期保有)を控除した額です。純負債は負債の返済に充当できる現金と投資額を反映しているため、シュルンベルジェの負債水準に関する有益な情報を提供すると経営陣は考えています。純負債は非GAAP財務指標であり、総負債と併せて考慮するものであり、これらの代替あるいはこれらに優先するものと見なさないようにしてください。
(2) 有形固定資産の償却および無形資産の償却、マルチクライアント地震探査データ費用、SPM投資を含みます。
(3) 2017年3月31日締め四半期に約1億4000万ドル、2016年3月31日締め四半期に約2億6000万ドルの退職手当が含まれます。
(4) 「フリーキャッシュフロー」とは、営業活動によるキャッシュフローから、設備投資、SPM投資、資本計上されたマルチクライアント地震探査データ費用を控除した金額です。フリーキャッシュフローは当社にとって重要な流動性指標であり、投資家ならびに経営陣にとって、現金を創出する当社の事業能力の指標として有益であると経営陣は考えています。事業の必要性を満たし債務を果たせば、この現金を用いて当社の将来の成長に再投資したり、配当金支払いや自社株買い戻しにより株主に還元することができます。フリーキャッシュフローは、裁量的費用で使用できる残余キャッシュフローではありません。フリーキャッシュフローは非GAAP財務指標であり、営業活動によるキャッシュフローと併せて考慮するものであり、これらの代替あるいはこれらに優先するものと見なさないようにしてください。

特別費用・利益

2017年第1四半期業績発表では、米国で一般的に認められた会計原則(GAAP)に基づく財務業績に加え、非GAAPによる財務業績(SECの規則Gに基づく)を提示しています。特別費用・利益を除く純利益、ならびにこれに基づく指標(特別費用・利益を除く希薄化後EPS、非支配持分調整前純利益(特別費用・利益を除く)、特別費用・利益を除く実効税)は非GAAP財務指標です。財務指標から特別費用・利益を除外することで、期間ごとのシュルンベルジェの業務をより効果的に評価し、除外された項目で分かりにくくなる業務の動向を確認できると経営陣は考えています。これらの指標はまた、一定の奨励給を判断する上での業績指標として経営陣が用います。上記の非GAAP財務指標は、GAAPに基づく財務業績の他の指標と併せて検討するものであり、これらの指標の代替あるいはこれらに優先するものと見なさないようしてください。これらの非GAAP財務指標と対応するGAAP指標の差異調整を以下に示します。

 
          (単位:100万、1株当たりの金額を除く)
 
2017年第1四半期
税引き前     税金     非支配持分   純額   希薄化後 

EPS

シュルンベルジェの純利益(GAAPベース) $334     $50   $5   $279   $0.20
合併・統合 82     14     -   68
シュルンベルジェ純利益(特別費用・利益を除く) $416     $64     $5   $347 $0.25
 
 
2016年第4四半期
税引き前     税金     非支配持分   純額   希薄化後 

EPS

シュルンベルジェの純損失(GAAPベース) $(213) $(19) $10 $(204) $(0.15)
人員削減 234 6 - 228
施設の閉鎖費用 165 40 - 125
一部の活動撤退に関連する費用 98 23 - 75
合併・統合 76 14 - 62
エジプトでの通貨切り下げによる損失 63 - - 63
契約取消費用 39     9     -   30
シュルンベルジェ純利益(特別費用・利益を除く) $462     $73     $10   $379 $0.27

2016年第1四半期には特別費用・利益は計上されていません。

 
製品グループ
 
        (単位:100万)
四半期
2017年3月31日締め     2016年12月31日締め     2016年3月31日締め
売上高     税引き前利益 売上高       税引き前利益 売上高     税引き前利益
油層定義 $1,618 $281 $1,676 $319 $1,719 $334
掘削 1,985 229 2,013 234 2,493 371
生産 2,187 110 2,203 128 2,376 206
キャメロン 1,229 162 1,346 188 - -
消去など (125) (25) (131) (59) (68) (10)
税引き前営業利益 757 810 901
全社など (239) (245) (172)
受取利息(1) 24 23 13
支払利息(1) (126) (126) (120)
特別費用・利益   (82)   (675)   -
$6,894 $334 $7,107 $(213) $6,520 $622
 
 
(1)   製品グループの業績に含まれる利息を除きます。
以前の一定の期間の項目は、現在の期間の表示に合わせて再分類されています。
 
 
補足情報
 
1)   2017年通期の設備投資の指針はどうなっていますか?
2017年度のシュルンベルジェの設備投資(マルチクライアントおよびSPM投資を除く)は22億ドルと予想されます。
 
2) 2017年第1四半期の営業活動によるキャッシュフローはどうなっていますか?
主に2017年第1四半期に運転資金を使用したものの、営業活動によるキャッシュフローは6億5600万ドルでした。運転資金の使用は従業員報酬に関連する年間支払金によるものです。また運転資金には、2017年第1四半期の1億4000万ドルの退職金が含まれています。
 
3) 2017年第1四半期の「利息およびその他の収入」には何が含まれますか?
2017年第1四半期の「利息およびその他の収入」は4600万ドルで、その内訳は、持分法投資利益の1700万ドルと受取利息の2900万ドルです。
 
4) 2017年第1四半期に受取利息と支払利息はどのように変化しましたか?
受取利息は2900万ドルで、前四半期から横ばいでした。支払利息は1億3900万ドルで、同じく前四半期から横ばいでした。
 
5) 税引き前営業利益とシュルンベルジェの税引き前連結利益の違いは何ですか?
この違いは、セグメントに割り当てられていない社費(特別費用・利益を含む)および受取利息/支払利息、ならびに株式報酬費用、一定の無形資産に関連する償却費用(キャメロン買収による無形資産償却費を含む)、一元管理イニシアチブ、その他の営業外項目です。
 
6) 2017年第1四半期の実効税率(ETR)は、どの程度でしたか?
GAAPに基づく2017年第1四半期の実効税率は14.8%、2016年第4四半期は8.8%でした。特別費用・利益を除く2017年第1四半期の実効税率は15.3%、2016年第4四半期は15.8%でした。
 
7) 2017年3月31日時点での流通普通株式数はどれぐらいでしたか?また、この株式数は前四半期末からどの程度変化しましたか?
2017年3月31日時点での流通普通株式数は13億8900万株でした。以下の表に、2016年12月31日から2017年3月31日までの株式数の変化を示します。
        (単位:100万)
2016年12月31日時点での流通株式数   1,391
オプション保有者に売却した株式(交換した株式を除く) 1
制限付き株式の付与 1
従業員株式購入制度に基づいて発行された株式 1
自社株買い戻しプログラム (5)
2017年3月31日時点での流通株式数 1,389
8)   20176年第1四半期および20165年第4四半期の加重平均流通株式数はどれぐらいでしたか?また、希薄化後1株当たり利益(特別費用・利益を除く)の計算で用いた希薄化に基づき、希薄化後加重平均流通株式数との差異調整はどのようになっていますか?
2017年第1四半期および2016年第4四半期の加重平均流通株式数は、それぞれ13億9300万株と13億9200万株でした。
 
以下の表に、希薄化後1株当たり利益(特別費用・利益を除く)の計算で用いた希薄化に基づき、加重平均流通株式数と平均流通株式数の差異調整を示します。
    (単位:100万)
第1四半期

2017

    第4四半期

2016

加重平均流通株式数 1,393 1,391
想定されるストックオプションの行使 4 5
未付与の制限付き株式 5       5
希薄化後平均流通株式数 1,402       1,401
9)   2017年第1四半期のウェスタンジーコ・マルチクライアントの売上高は、どうなりましたか?
2017年第1四半期のマルチクライアントの売上高(譲渡手数料を含む)は1億3800万ドル、2016年第4四半期は1億4300万ドルでした。
 
10) 2017年第1四半期末時点でのウェスタンジーコの受注残はどれぐらいでしたか?
2017年第1四半期末時点でのウェスタンジーコの受注残(顧客と締結済みの契約に基づく)は6億1300万ドルでした。2016年第4四半期末時点では7億5900万ドルでした。
 
11) キャメロン・グループのワンサブシー(OneSubsea)と掘削システムの注文ならびに受注残はどのようなものでしたか?
ワンサブシーおよび掘削システムの注文と受注残は以下の通りです。
          (単位:100万)
注文 第1四半期

2017

  第4四半期

2016

ワンサブシー(OneSubsea) $546 $523
掘削システム $174 $132
 
受注残 (四半期末)
ワンサブシー(OneSubsea) $2,634 $2,526
掘削システム $608 $607

Contacts

Schlumberger Limited
Simon Farrant – Schlumberger Limited, Vice President of Investor Relations
Joy V. Domingo – Schlumberger Limited, Manager of Investor Relations
Office +1 (713) 375-3535
investor-relations@slb.com


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情報提供元:
記事名:「シュルンベルジェ、2017年第1四半期の業績を発表