CFexpress* 1.0は最大毎秒2GBが可能なPCIE® Gen3 / NVM Express®フォーマットを導入

米カリフォルニア州クパティーノ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- CompactFlash®、CFast®、XQD®など、広く普及したプロフェッショナル向けリムーバブルメディア仕様の策定団体であるコンパクトフラッシュ協会(CFA)は、CFexpress* 1.0仕様のリリースを発表しました。


この次世代仕様は、実績があり一般的なPCIE®インターフェースと高効率のNVM Express®スタックを基盤とし、小型パッケージのフォームファクターで高スループット・低遅延を必要とするアプリケーション向けに規定されています。

CFAST® 2.0およびXQD® 2.0からの自然な進化形として、CFexpress* 1.0は、下記の多様な分野のアプリケーションで今後求められる要件を満たすように設計されています。

  • イメージング:熱心なユーザーや専門家が使用するDSLR、ドローン、ビデオカメラでデータ転送速度を改善
  • コンピューティング:低遅延の外部/リムーバブルSSD
  • 企業向け機能:サーバーやルーターのための画像ファイル、ソフトウエア機能、構成ファイルを保存するメディアの速度と信頼性を向上

CFexpress* 1.0はコンピューティング業界のストレージインターフェース/プロトコルを基盤に、PCIE® Gen3インターフェースを活用して性能を高めています。ホストメーカーはNVM Express®ストレージプロトコルでの経験や投資を活用することで、またメディアメーカーは大容量ソリッドステートディスク(SSD)コントローラー技術を活用することで、CFexpress*アプリケーションにも対応することができます。

プロ用ビデオ機能はより強力になってきており、4Kビデオが広く使用され、ハイエンドの制作環境では既に8Kビデオが採用されだしています。超高精細テレビ番組の制作環境では、毎秒60フレームのRAW 4Kなど、より高度なデジタルフォーマットが求められており、 毎秒700MB以上の持続的で信頼性のある性能が必要となります。また8Kや、さらにはプロ用360/VR制作などの次世代ビデオアプリケーションでは、レガシーCFAカードのデータ記録速度(最大で毎秒600MB)を超える信じられないほどの高スループットでビデオを制作するため、最大毎秒2GBをサポートする新仕様のメリットを生かすことができます。

デスクトップPCやノートPCはSSDへの切り替えを行っているところであり、抜群のブート時間、アプリケーション起動時間、シークタイムをローカルドライブで実現します。CFexpress* 1.0カードにより、消費者は性能や有用性を犠牲にすることなく、自分のコンピューターの容量を増加することができます。PCIE®インターフェースのスループットとNVM Express®の効率により、ユーザーは内蔵SSDなどと同じ感覚でストレージを使用でき、またCFexpress* 1.0のサイズとパッケージにより、ユーザーはたやすく容量を追加・削除することができます。

サーバーやルーターは以前より速いペースで規模を拡大していますが、これは成熟したクラウドインフラや多様で競争の激しいクラウドベースのソフトウエアサービスによるものです。サーバーやルーターのアーキテクチャー担当者は、画像ファイルや一定のソフトウエア機能、構成ファイルをクラウドインフラに保持できる高速・高信頼性のリムーバブルストレージデバイスを求めています。CFexpress* 1.0は低遅延スタックとネイティブNVM Express® SMARTコマンドを備えており、他のいかなる小型リムーバブルメディアと比べても、性能、信頼性、モニタリング機能を改善します。

主な特徴は下記の通りです。

  • インターフェース:PCIE® Gen3、最大2レーン(毎秒2GB)
  • スタック:NVM EXPRESS® 1.2により、並列アクセスとI/Oオーバーヘッド削減を実現
  • サイズ:38.5 mm×29.8 mm×3.8 mm(XQD®と同じ)は他の一般的なSSDフォームファクターと比べて小型の封入パッケージを実現し、既存コネクター(XQD®)を使用
  • 耐久性:メディアは1万2000回の挿抜サイクルで試験されており、取り外しと修理が可能なアプリケーションにとって信頼できるソリューション

CFAは今後も、当協会のビジョン、つまり統一的な物理インターフェースとストレージプロトコルにより、多様なフォームファクターを提供し、多様な市場区分のニーズに対応するというビジョンの実現に当たっていきます。当初は小型で効果的な2レーンの設計に焦点を絞りましたが、今後は本仕様を最大8レーンにまで拡大し、スループットレンジもPCIE® Gen3で最大毎秒8GBまで用意することを目指します。

CFAで共同ボードチェアマンを務めるキヤノンの安藤勉は、次のように語っています。「コンパクトフラッシュ協会の共同チェアマンとして、CFexpress* 1.0を発表できることに感激しています。この仕様はリムーバブルストレージアプリケーションで性能リーダーシップを発揮するという、当協会の伝統を守るものです。CFexpress* 1.0が実現するさらなる高性能化により、写真家、ビデオ撮影者、映画撮影者の能力や価値が、さらに高まります。CFAが約束する取り組みにより、これからのコンテンツ制作を実現し、次世代の高解像度/マルチセンサーカメラの要件に対応できることを非常に喜ばしく、誇りに思います。」

CFAで共同ボードチェアマンを務めるニコンの川村晃一郎は、次のように語っています。「CFexpress* 1.0により、多くのハードウエアメーカーは定着したPCIE®やNVM Express®のエコシステムによる性能メリットを生かすことができます。そのため、より高性能を長年にわたり維持でき、しかも製品の後方互換性も確保することができます。」

最近、CFAの次世代高性能規格に関心を持つ新会員数社がCFAに加入しました。CFAは新たなCFA仕様を支えることに関心を持つホスト企業とメディア企業にも、是非会員としてCFAに加盟していただきたいと思います。コンパクトフラッシュ協会の会員になると、CFAワーキンググループに参加して、ドラフト仕様が承認され非会員が購入できるようになる前に当該仕様にアクセスできます。新しいCFexpress* 1.0仕様は会員だけに提供可能です。

詳細情報についてはhttp://www.compactflash.orgをご覧ください。

CompactFlash®、CFast®、CFexpress*はCFAの商標であり、その会員にはロイヤルティー料なしでライセンスされています。
CFAはCompactFlash®商標のライセンシーであり、その会員には本商標をロイヤルティー料なしでライセンスしています。
PCIE®はインテルの商標です。
XQD®はソニーの商標です。
NVM Express®はNVM.orgの商標です。

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CompactFlash Association
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mikeasao@compactflash.org

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記事名:「コンパクトフラッシュ協会がCFexpress* 1.0仕様を発表