• デング熱ワクチンのグローバル臨床第3相試験であるTIDES試験(2回接種時の有効性を評価)の開始を受けて決定
  • 世界人口の40%がデングウイルスの脅威にさらされており、新たな製造設備の建設はデング熱の予防におけるアンメットニーズの充足に向けた大きな一歩

独コンスタンツ & 大阪--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 当社は、このたび、ドイツ・ジンゲンの製造拠点において、1億ユーロ以上を投資し、新たにデング熱ワクチンの製造設備を建設することとなりましたので、お知らせします。本設備投資は、デング熱の予防における重要なアンメットニーズを満たすための当社の取り組みの大きな一歩となります。


世界保健機関(WHO)によると、デング熱は最も急速に流行地域が拡大している蚊媒介ウイルス疾患です。世界人口の40%がデングウイルスの脅威にさらされており、毎年、世界中のあらゆる年齢層で約3億9,000万人がデングウイルスに感染し、うち2万人以上の方が亡くなっています。

当社Global Manufacturing & Supply OfficerのThomas Wozniewskiは、「今回の製造設備への投資により、当社は、ワクチンにおけるグローバルな取り組み、とりわけデング熱予防への貢献をさらに強化します。ジンゲンの従業員は、当社デング熱ワクチンの製造プロセスにおいて重要となる、凍結乾燥技術における豊富な経験を有しています。新たな製造設備の建設により、数百万の人々に対し、重要なアンメットニーズを満たすワクチンをお届けできるようになります。当社は、これからも世界中の人々の生活の向上のために貢献してまいります」と述べています。建設工事の最初の工程は間もなく開始され、2019年には新設備における製造準備が整う予定です。

2016年9月、当社の4価弱毒生デング熱ワクチン(TAK-003)の、二重盲検・無作為化・プラセボ対照の臨床第3相試験であるTIDES試験(Tetravalent Immunization against Dengue Efficacy Study)において、最初の被験者にワクチンを接種しました。TIDES試験には、ラテンアメリカおよびアジアのデング熱流行国に居住する4~16歳の健康な小児約2万人が組み入れられます。本試験では、TAK-003またはプラセボを90日の間隔をあけて2回接種し、年齢やウイルス感染歴の有無を問わず、4つのデングウイルス血清型のいずれかによるデング熱の症状に対するTAK-003の有効性を評価するとともに、本ワクチンの安全性および免疫原性についても評価します。

当社Global Vaccine Business UnitのPresidentであるRajeev Venkayyaは、「今回の新たなデング熱ワクチン製造設備の建設は、当社がワクチン事業に対し長年にわたり取り組んでいくことを明確に示すものです。TIDES試験の進展、ポリオ撲滅のためのビル&メリンダ・ゲイツ財団との提携、世界初のノロウイルスワクチンの有効性フィールド試験開始、ジカ熱ワクチン開発など、当社は、ワクチンを必要とするあらゆる人々のために貢献してまいります」と述べています。

<デング熱ワクチン(TAK-003)について>
当社の4価デング熱ワクチン(TAK-003)は、4つのワクチンウイルス型全ての遺伝子型の基礎となる弱毒化された生の2型デングウイルス(DENV-2)バックボーンをベースに構築されています。当社では、デングウイルスの感染歴の有無を問わず、小児・成人、旅行者や流行地域の住民など、あらゆる地域でデング熱の危険にさらされている方々を感染から守るために、デング熱ワクチンの開発に取り組んでいます。


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情報提供元:
記事名:「武田薬品: ドイツにおけるデング熱ワクチン製造設備建設に対する投資について