• 売上高は70億ドル(前四半期比2%減)
  • 税引き前営業利益は8億1500万ドル(前四半期比9%増)
  • GAAPによる1株当たり利益は0.13ドル。キャメロンの合併・統合費用を除く1株当たり利益は0.25ドル
  • 営業活動によるキャッシュフローは14億ドル。フリーキャッシュフローは6億9900万ドル
  • 1株当たり0.50ドルの四半期現金配当を承認

ヒューストン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- シュルンベルジェ・リミテッド(NYSE:SLB)は本日、2016年第3四半期の業績を発表しました。


    (単位:100万ドル、1株当たりの金額を除く)
四半期     変化率
2016年9月30日締め     2016年6月30日締め     2015年9月30日締め 前四半期比     前年同期比
売上高 $7,019 $7,164 $8,472 -2% -17%
税引き前営業利益 $815 $747 $1,521 9% -46%
税引き前営業利益率 11.6% 10.4% 18.0% 119 bps -634 bps
純利益(損失)(GAAPベース) $176 $(2,160) $989 n/m -82%
純利益(特別費用・利益を除く)* $353 $316 $989 12% -64%
希薄化後EPS(1株当たり損失)(GAAPベース) $0.13 $(1.56) $0.78 n/m -83%
希薄化後1株当たり利益(特別費用・利益を除く)* $0.25 $0.23 $0.78 9% -68%
 
* これらは非GAAP財務指標です。詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。
n/m = not meaningful(非適用)

シュルンベルジェのポール・ギブスガード最高経営責任者(CEO)は次のように述べています。「今年の第2四半期にサイクルの底を打ったと判断し、第3四半期には当社の事業は安定しました。この7四半期の間、プロフォーマ・ベースの売上高は50%以上も減少しましたが、同期間中、当社は四半期のコストベースを60億ドル削減しました。」

「第3四半期の売上高は前四半期から2%減少しました。これは主に、キャメロンの製品受注残が減少したことで予想された活動の低迷によるものです。事業環境は厳しいならがも、キャメロンは、統合プロセスが非常に順調に進展したことがある程度寄与して、良好な財務業績を達成しました。」

「キャメロンを除くと、売上高は前四半期から1%増加しました。これは、北米および中東地域ならびにオーストラリアおよびロシア地域市場で活動が活発になったためです。北米では、陸上事業は緩やかに増加しましたが、米国メキシコ湾での沖合リグカウントが減少したために、その効果は部分的に抑えられました。また、ロシアでの夏季掘削キャンペーンがピークを迎えて活動が活発化し、中東およびオーストラリア地域市場で新たなプロジェクトが開始されましたが、中南米、北海、サハラ以南アフリカおよび東南アジアでは引き続き活動が低調だったために、その効果は相殺されました。」

「このような業績の堅調さは増分および減分利益率から明らかです。キャメロン・グループの売上高は前四半期から12%減少しましたが、減分利益率はわずか19%でした。これは、強力な業務執行、統合の加速、効果的なコスト管理によるものです。また、それ以外の部門では売上高は前四半期から1%増加し、前四半期の減損費用の影響を除けば、強力な業務執行と変革活動の効果により増分利益率は65%を超えました。」

「事業部門別では、第3四半期の油層定義グループの売上高は5%増加しました。その要因は、ウェスタンジーコによる北海での海洋調査が増えたこと、サウジアラビアとクウェートで陸上地震探査が追加されたこと、クウェートでの早期生産施設が順調に進んでいること、ロシアおよびカザフスタンでワイヤーラインと坑井試験の活動が季節的に増加したことです。生産グループの売上高は1%と若干減少しました。中南米、北海、中東での破砕および坑井仕上げ活動は低調でしたが、北米の陸上での破砕活動が増加したことで、その影響は相殺されました。掘削グループの売上高も同じく1%減少しました。これは、サハラ以南アフリカ、ブラジル、アジア太平洋地域で深海活動が持続的に減少したためです。この影響は、米国陸上での傾斜堀り活動が著しく回復したことで、わずかに相殺されました。キャメロン・グループの売上高は前四半期から12%減少しました。その主な要因は、受注残が減少したことで製品の売上げが減少したことです。」

「第3四半期の税引き前営業利益率は1.19ポイント上昇して11.6%になりました。その要因は、業務変革プログラムが順調に進展していることや、世界的なサポート構造をさらに合理化したこと、契約ポートフォリオの高度化を早期に行ったことです。利益率の上昇には、第2四半期に当社が行った事業能力の縮小と資産減損が部分的に寄与しています。」

「グループ別では、油層定義グループの税引き真営業利益率は、前四半期から2.92ポイント上昇して19.1%となり、掘削グループの利益率は2.41ポイント上昇して10.8%、生産グループの利益率は0.41ポイント上昇して4.7%となりました。キャメロン・グループでは受注残が減少したため、営業利益率は前四半期から0.34ポイント低下して16.0%となりました。しかし、利益率の低下は、強力なプロジェクト執行とコスト管理によりある程度は緩和され、減分利益率はわずか19%でした。キャメロンの合併・統合費用を除く希薄化後1株当たり利益は0.25ドルで、前四半期から9%増加しました。」

「第3四半期に発生したフリーキャッシュフローは6億9900万ドルと堅調でした。これは、在庫と設備投資を厳重に管理したためです。しかし、現在、すべての地域の顧客企業からの支払の遅延が蔓延して徴収額が予想より少なく、運転資金にはマイナスの影響が及びました。これは、この業界全体で財政難が続いていることを明確に示しています。」

「世界石油市場では、石油在庫レベルが平坦化し、特に北米では、現四半期末に向けて徐々に減少し始めていることから明らかなように、原油の需給は幾分均衡のとれた状態になっています。また、2017年の石油需要は10月に再び上方修正され、OPECが発表した減産の意向と合わせて考えると、次の数四半期には在庫はさらに減少し、価格は上向きになると考えられます。」

「2017年の探鉱・生産投資については、顧客企業はまだ計画段階にあるため、見通しは未だ限定的です。業界の財務状況が不安定なことを踏まえれば、幅広いV字形の回復は望めそうにありませんが、2017年には、北米陸上、中東、ロシア市場で活動は上向きになると考えています。そのため、当社はこの上昇傾向の大部分を捉え、後にこれを収益増加につなげられる最適な体制を整えています。」

「当社は、コストおよび現金について卓越した規律を確立しており、65%を超える増分利益率と75%を超えるフリーキャッシュ転換率を達成できる自信があります。これにより、今後、事業への再投資と株主への着実な現金還元を行える大きな柔軟性が生まれるでしょう。このような能力と当社の傑出した規模、ならびに会社全体にわたって業務変革を推進する固有の能力により、当社が業界の競合他社に差を付けることができるのは明らかです。」

その他の出来事

当四半期、シュルンベルジェは当社普通株式200万株を1株当たり平均77.02ドル、総額1億5600万ドルで買い戻しました。

2016年7月25日、シュルンベルジェとゴーラーLNGは、低コストで迅速にガス資源をLNGに開発する合弁事業のOneLNG℠を設立したことを発表しました。シュルンベルジェの油層の知識、坑井技術、生産管理能力と、ゴーラーの低コストFLNG(フローティングLNG)ソリューションが一体化することで、ガス資源所有者に迅速かつ低コストの開発を提供し、資源の正味現在価値を高めることができると予想されます。

2016年10月19日、取締役会は、流通普通株式1株当たり0.50ドルの四半期現金配当を承認しました。この配当金は、2016年12月7日現在の登録株主に対し、2017年1月13日に支払われます。

地域別連結売上高

    (単位:100万ドル)    
四半期 変化率
2016年9月30日締め     2016年6月30日締め 前四半期比
北米 $ 1,699 $ 1,737 -2 %
中南米 992 1,007 -1 %
欧州/CIS/アフリカ 1,872 1,948 -4 %
中東・アジア 2,385 2,404 -1 %
消去など   71   68 -  
$ 7,019 $ 7,164 -2 %
 
北米部門の売上高 $ 1,699 $ 1,737 -2 %
海外部門の売上高 $ 5,249 $ 5,359 -2 %

第3四半期の売上高は前四半期から2%減の70億ドルで、北米では2%、海外では2%減少しました。キャメロン・グループの業績を除くと、北米および中東・アジア地域での伸びにより、第3四半期の売上高は前四半期から1%増加しました。

北米部門

北米全体の売上高は前四半期から2%減少しました。キャメロン・グループの業績を除くと、陸上事業の売上高は前四半期から14%増加しました。米国の陸上リグカウントが平均して前四半期から増加し、破砕ステージカウントが17%増加したことから、掘削および破砕活動が活発になりました。価格の上昇は限定的で、米国での陸上掘削活動の伸びは北米の小規模な独立事業者によるものでした。作業量は増加したものの、作業と技術の構成が望ましくないものであったため、その効果は部分的に相殺されました。さらに、陸上事業の売上高増加は、キャメロン・グループの売上げ減少によって相殺され、陸上事業全体の売上高は5%の伸びとなりました。沖合事業の売上高は前四半期から13%減少しました。その要因は、米国メキシコ湾でリグカウントが平均して9%減少したこと、ウェスタンジーコのマルチクライアント地震探査ライセンス料が減少したこと、およびキャメロン・グループの受注残減少により掘削事業の売上げが減少したことです。

海外部門

海外部門の売上高は前四半期から2%減少しました。これはほとんどの地域市場で価格圧力が続いたことと、キャメロン・グループの掘削事業の売上げが減少したためです。このような状況にかかわらず、ロシアと中央アジア地域市場では夏季の掘削事業が季節的に好調であったことや、中東およびオーストラリアで新たなプロジェクトが始動したことで、活動は着実に向上しました。

中南米の売上高は前四半期から1% 減少しました。ブラジルとアルゼンチンでは、リグカウントが減少したため掘削および生産活動が低迷し、コロンビアとベネズエラでの活動も低調なままでした。メキシコ・中米地域市場でウェスタンジーコのマルチクライアント地震探査ライセンスの売上げとキャメロン・グループの売上げが伸びたことで売上高が増加したため、売上高減少の影響はある程度は相殺されました。

欧州/CIS/アフリカ地域では、主に中央/西アフリカ、アンゴラ、英国の地域市場でリグカウントが減少し、プロジェクトが終了あるいは遅延したため、売上高は前四半期から4%減少しました。ナイジェリアでは、治安状況の悪化が掘削・生産活動に影響を及ぼし、北アフリカの活動も低調でした。ロシアおよび中央アジア地域市場では、夏季に掘削活動がピークを迎え、また、ロシア・ルーブルが強くなったことで売上高は好調でした。

中東・アジア地域の売上高は前四半期から1%減少しました。その主な要因は、インドネシア、アラブ首長国連邦、東南アジアの地域市場で顧客企業の予算削減が継続し、プロジェクトが完了したために活動が低迷したことです。また、この地域でのキャメロン・グループの掘削事業の売上げも減少しました。しかし、このような売上高の減少は、サウジアラビア、イラク、クウェートで新しいプロジェクトの始動により売上高が増加したこと、掘削活動が活発化したこと、陸上地震探査が追加されたことで、その影響は緩和されました。オーストラリア・パプアニューギニア地域市場でも、7四半期連続して低調だった掘削活動が回復し始め、売上高は増加しました。

油層定義グループ

    (単位:100万ドル、利益率は除く)
四半期     変化率
2016年9月30日締め     2016年6月30日締め     2015年9月30日締め 前四半期比     前年同期比
売上高 $ 1,689 $ 1,609 $ 2,380 5 % -29 %
税引き前営業利益 $ 322 $ 260 $ 616 24 % -48 %
税引き前営業利益率 19.1 % 16.1 % 25.9 % 292 bps -684 bps

油層定義グループの売上高は17億ドルで、そのうちの76%は海外部門の売上高でした。売上高は前四半期から5%増加しました。その要因は、北海でウェスタンジーコの海洋調査が増えたこと、サウジアラビアとクウェートで陸上地震探査活動が追加されたこと、クウェートの早期生産施設が順調に進展したこと、ロシアとカザフスタンで夏季にワイヤーラインおよび坑井試験の活動が増加したこと、ブラジルとイラクでプロセス・システムの提供が増えたことです。

税引き前営業利益率は前四半期から2.92ポイント上昇して19%となり、増分利益率は78%となりました。利益率の向上は、このグループ全体でのコスト・イニシアチブの効果、前四半期に計上した資産減損の影響、利益率の高いワイヤーラインおよび坑井試験の活動が増えたことによります。また、ウェスタンジーコの海洋および陸上地震探査が増えたことで利益性が向上したことも業績に寄与しました。

油層定義グループの当四半期の業績は、多数の統合サービス管理(ISM)プロジェクト、標準作業指示書(SWI)に基づく業務変革の効率、技術の導入、新たな契約締結により後押しされました。

ウルグアイ沖合では、統合サービス管理(ISM)がトタル向けに深海試掘井で、傾斜掘り、ビット、掘削同時検層、ワイヤーライン、泥水検層、セメンチング、カッティングス処理サービスを統合しました。この坑井は過去最高の3,404 mの深度まで掘削されました。ISMのチームはトタルの代表および現地地方自治体職員と協力し、この新しい操業地域で輸入、ライセンス供与、物流の問題を解決し、坑井を予定通りに仕上げることができました。両社の目的が共通していたことから、この契約で両社の商業的な調整が可能になりました。84日間の操業の間、顧客企業は休業負傷・事故なしに非生産時間を1時間未満に抑え、効果を上げることができました。

北海のノルウェー区域では、シュルンベルジェによりDet norske oljeselskap ASA (デット・ノルスケ)は、イーヴァル・オーセン油田で、統合開発計画により、掘削前のすべての主要管理点を達成することができました。この継続的な開発では、社内チームを設立して掘削、油層定義、坑井仕上げの各分野を統合し、早期から長期にわたって顧客企業と共にプロジェクトに携わりました。シュルンベルジェの人員とデット・ノルスケの人員を沖合および陸上の主要オフィスに共同配置し、プロジェクト管理、掘削・計測、ビット、掘削ツール、流体および環境サービス、ワイヤライン検層、坑井サービス、地力学、坑井仕上げを含むシュルンベルジェの多くの分野によるサポートが促進されました。顧客企業は一定の期間内に予定の2倍の数の坑井を仕上げ、予定通りに生産を開始できる状態となりました。生産は2016年末までに予定しています。

ノルウェーでは、スタトイルがウェスタンジーコと、ガルファクス油田の60 km2にわたる4次元モニタリング調査の契約を結びました。また、ルンディン・ノルウェーはウェスタンジーコと、エドヴァルド・グリーグ油田の40 km2にわたる4次元モニタリング調査の契約を結びました。北海におけるそれぞれの調査では、Q-Seabed* マルチコンポーネント海底地震探査システム技術を用い、複雑な海底操業用に特別装備された2隻のウェスタンジーコ船舶で調査を行います。

ペトロナスは、完全所有子会社のペトロナス(E&P)オーバーシーズ・ベンチャーズを介して、カンペチェ湾でのウェスタンジーコの広方位角(WAZ)深海マルチクライアント地震探査の大部分にライセンス供与する契約を結びました。この3年間のプロジェクトは、メキシコ湾のメキシコ海域で初めてのWAZマルチクライアント広帯域調査で、メキシコ政府による初めての非政府企業に対する探鉱鉱区公開に基づくものです。ウェスタンジーコは昨年、8万 km2以上のデータを取得し、これはメキシコでの探鉱に参加する石油・ガス企業が利用できます。

シュルンベルジェは、BPおよびロスネフチと、ケーブルレス陸上地震探査データ取得技術を開発する革新的研究開発プロジェクトで協力する契約を結びました。この技術により、陸上地震探査の設計とデータ取得は大きく変わる可能性があります。ロスネフチは、ウェスタンジーコと共に対等のパートナーとして、この技術を開発するBPの継続的プロジェクトに参加します。この技術により、地下の画像化ならびに探鉱、評価、油田開発の効率が向上することが見込まれます。データ取得システムの開発には2年かかると予想されます。BPとロスネフチは、一定期間この技術を優先的に利用し、その後、シュルンベルジェは独占的販売権を取得します。

カザフスタンでは、ワイヤーラインが、カズムナイガスの子会社であるエンバムナイガス向けに、3本の坑井でMDT* モジュラー・フォーメーション・ダイナミック・テスター技術を採用しました。MDTサービスにより、質の高い流体サンプルを取得し、1回の楊降管作業でリアルタイムに油層圧を測定することができました。IFA* 現場流体分析器を備えたMDTツールストリングで、リアルタイムに掘削孔の流体分析データを取得しました。また、CMR-Plus* 結合型磁気共鳴技術により、従来の磁気共鳴ツールの3倍から5倍速く、油層の浸透性、含水率、炭化水素孔隙容積を判断することができました。後の試験で石油の流れが確認され、顧客企業は、収集したデータにより、近隣の坑井の同様の油層でリスクを回避することができました。

ロシア・中央アジアでは、シュルンベルジェの業務変革プログラムにより、坑井試験サービスの操業で標準作業指示書(SWI)を採用し、信頼性が高まりました。保守、資源計画、サービス提供の3つの異なる組織的領域に重点を置き、SWIの採用によって、2016年上半期には8万操業時間中非生産時間ゼロでサービスを提供することができました。

掘削グループ

    (単位:100万ドル、利益率は除く)
四半期     変化率
2016年9月30日締め     2016年6月30日締め     2015年9月30日締め 前四半期比     前年同期比
売上高 $ 2,021 $ 2,034 $ 3,219 -1 % -37 %
税引き前営業利益 $ 218 $ 171 $ 594 28 % -63 %
税引き前営業利益率 10.8 % 8.4 % 18.4 % 241 bps -764 bps

掘削グループの売上高は前四半期から1%減少して20億ドルとなり、そのうち79%は海外市場の売上高でした。これは、深海活動が引き続き低調で、サハラ以南アフリカ、ブラジル、アジア太平洋地域での掘削・計測サービスの業績に影響を及ぼしたためです。この影響は、米国陸上事業で掘削活動が回復したことである程度は相殺されました。

売上高は若干減少したものの、税引き前営業利益率は11%で、前四半期から2.41ポイント上昇しました。その要因は、業務変革の効果、前四半期に計上した資産減損の影響、ベネズエラで活動減少に沿ったレベルまで地域市場の資源を縮小したために損失が減少したことです。

統合掘削サービス(IDS)契約の締結、遠隔操業による業務変革の効率、新しい技術の導入が、第3四半期の掘削グループの業績に寄与しました。

ノルウェーでは、ヴィンテルスハル・ノルゲがシュルンベルジェと、ノルウェー大陸棚のブラーゲ・プラットフォームで2件の2年延長オプションを含む4年間の統合掘削サービス(IDS)契約を結びました。ほぼ成果ベースのこの契約では、すべてのサービスを1件の契約に統合し、1つのチームとして作業するという両社の意向が反映されています。また、掘削効率を最適化し、ブラーゲ油田の後期の生産を2030年以後まで伸ばしたいという強い意欲があります。この計画には、2017年から開始される5つの坑井のインフィル・ドリリング(追加掘削)が含まれます。

パン・アメリカン・エナジーの子会社であるHokchi Energy S.A. de C.V.およびE&P Hidrocarburos y Servicios S.A. de C.V.は、メキシコのHokchi油田での評価計画で、掘削、ドリルステム試験、廃坑井サービスを提供する統合掘削サービス(IDS)契約を結びました。この統合契約には、プロジェクトの調整、傾斜掘り、掘削同時計測・検層サービスが含まれます。

北海英国区間では、シュルンベルジェはプレミア・オイル向けにGeoSphere* 掘削同時油層マッピング・サービスを提供し、カッチャー油田の6つの坑井を掘削しました。GeoSphere技術により、坑井から100フィート以上の地下の層理と流体接触の詳細が明らかになり、坑井の軌道を正確に計画し、枝掘りの必要なく掘削することができました。開発前には、カッチャー油田の坑井の3つのうち1つは掘削条件が厳しいために枝掘りが必要だと予想されていました。しかし、GeoSphere技術を用いてこれまで掘削した6つの坑井のいずれでも枝掘りは必要なく、6つすべての坑井は、予定通りあるいは予定より早く完成しました。

メキシコ沖合では、ビット・掘削ツールがペメックス向けにDirect XCD* ドリラブル合金ケーシング・ビット技術を採用し、15の淺海域の試掘井での掘削同時ケーシングにおける難しい掘削孔条件を克服しました。Direct XCD技術では、地上で回転し、単一の作業で全深度まで掘削・ケーシングする標準のケーシングを用います。シュルンベルジェは、掘削同時ケーシング工学分析と失敗を回避する計画を提供し、予定の全深度あるいはそれより深い場所にすべてのケーシングを固定することができました。従来の手法に比べ、Direct XCD技術により非生産時間を10日削減することができ、全体として、顧客企業は130万ドルを節約することができました。

オハイオ州では、掘削・計測サービスがさまざまな技術を組み合わせ、エクリプス・リソーシズ向けに、ユーティカ・シェール油田の坑井を掘削しました。これらの技術には、傾斜掘りを最適化するPowerDrive vorteX* 動力回転操行性システムと、 設定可能な一連の統合的計測を行うTelePacer* モジュラー型MWD プラットフォームが含まれます。これらの技術は、熱的に安定したダイヤモンド・インサートを備えてビットの耐用年数を延ばしたSmith Bitsの個別対応型多結晶ダイヤモンド・コンパクト・ビットを組み合わせました。この坑井の測定全深度は27,048フィートで、約18,500フィートの水平延長区間を仕上げて18日未満で掘削できました。この坑井は米国で最長の陸上水平枝抗となり、エクリプス・リソーシズはこれを「スーパー枝抗」と名付けました。このスーパー枝抗を1回のビット作業で掘削したことで、顧客企業は、この油層の開発に必要な水平穿孔の回数を減らし、コストを削減することができました。

ロシアでは、ビット・掘削ツールが、サハリン・エナジー・インベストメント・カンパニー向けに17000シリーズの掘削型アンダーリーマー(DTU)を採用し、サハリン島沖合のルンスコエ油田の坑井を拡掘りしました。掘削と同時に拡掘りするために使用したDTUには3本のリトラクタブル・カッティングアームが備わっており、これは連続油圧で開き、定位置に保持されます。これにより、顧客企業は操業効率を上げ、単一の作業で操業を終えることができ、リグ時間を約45時間短縮することができました。

北海英国区間では、ビット・掘削ツールがシェル向けに、ProMILL* 楊降管削減型粉砕・拡掘りシステムを採用し、沖合ブレント・ブラボー・プラットフォームで廃坑井作業を完了しました。ProMILL技術では、アンダーリーマーと区間粉砕を単一の楊降管ソリューションに統合して岩石間の地層分離を達成し、これによって2回の作業が不要になり、従来のシステムより大幅に早く作業を完了することができました。

中国では、掘削・計測サービスがシェル向けにPowerDrive Xceed* 高耐久性回転操行システム技術を採用し、狭在の大安寨地層の坑井で必要なドッグレグ強度を達成しました。この操業は、以前の2つの坑井の掘削で、坑井が安定しないために崩壊したことを受けて行われました。シュルンベルジェのエンジニアリング、地下、地力学、掘削の各チームが協力して、オフセット坑井の掘削データを組み込んだ作業前の坑井エンジニアリング計画を策定しました。また、掘削段階は、成都にある中国陸上操業センターの経験豊富なエンジニアがサポートし、操業を監視して基本的な作業を実施し、リアルタイムに問題に対処しました。顧客企業は掘削時間を52%削減し、メートル当たりのコストに基づき、この坑井はこの油田でクラス最高の部類に入りました。

生産グループ

    (単位:100万ドル、利益率は除く)
四半期     変化率
2016年9月30日締め     2016年6月30日締め     2015年9月30日締め 前四半期比     前年同期比
売上高 $ 2,083 $ 2,099 $ 2,915 -1 % -29 %
税引き前営業利益 $ 98 $ 90 $ 327 9 % -70 %
税引き前営業利益率 4.7 % 4.3 % 11.2 % 41 bps -652 bps

生産グループの売上高は21億ドルで、前四半期からほぼ横ばいでした。中南米、北海、中東で破砕および坑井仕上げ活動が低調でしたが、その影響は、北米の陸上事業で破砕活動が活発化したことで相殺されました。WTI原油価格の上昇によりオペレーターの自信が高まり、北米の陸上リグカウントが継続的に増えてはいるものの、これがサービス価格や営業利益率に有意な影響を及ぼすには至っていません。米国陸上事業の売上高の伸びは、破砕ステージカウントが17%増えたことによるものですが、作業と技術の構成が好ましくなく、価格上昇は限定的だったために、活動増加の効果は部分的に相殺されました。

前四半期比で、税引き前営業利益率は0.41ポイント上昇して5%となりました。その要因は、コスト管理イニシアチブの効果、前四半期に計上した資産減損の影響、北米の陸上での作業量が増えたために資産の活用率が高まったことです。シュルンベルジェ生産管理プロジェクトの活動は、引き続きこのグループの利益率向上に寄与しました。

生産グループの当四半期の業績は、多数の統合生産サービス(IPS)契約締結、標準作業指示書(SWI)による業務変革イニシアチブ、および新しい技術の導入により後押しされました。

オマーンでは、オマーン石油開発社(Petroleum Development Oman)がシュルンベルジェと、マルムール、ラハブ、Thulilat、カハリールカタブ地域を対象とした統合プログレッシブ・キャビティポンプ機器とサービスの提供で、7年および5年の延長オプション付き3年契約を結びました。機器の搬送とサービスは2016年第2四半期に開始され、バハジャ地域のサダード・ナフーラ油田に関連する追加の作業は、2016年8月に開始された別のリース契約に基づいて実施します。

ブルネイでは、シュルンベルジェはブルネイ・シェル石油会社と、上層および下層仕上げ作業の契約を結びました。この5年契約は2017年第1四半期から開始され、3台以上のリグで作業を行います。

テキサス州南部では、シュルンベルジェはローンスターと提携してジオエンジニアード・パフォーマンス・アライアンスを設立し、レンジャー・ビーオール・ランチ租鉱区でイーグルフォード・シェール・プレイの3つの坑井を水圧破砕します。最初の150日での早期生産から、2015年7月に仕上げられたオフセット坑井に比べ、同期間で貯留層接触の水平区間1フィートあたりの累積石油生産量は63%向上したことが分かりました。

同じくテキサス州南部では、サンダンス・エナジー・オーストラリアとシュルンベルジェは、2016年第3四半期より、マクマレン郡の5カ所以上のイーグルフォード坑井の再破砕を行うアライアンスを締結しました。この契約に基づき、再破砕処理による生産増加がこれらの坑井の生産予想を上回ることがシュルンベルジェの報酬の基礎となります。この再破砕キャンペーンは統合生産サービス(IPS)が主導し、BroadBand* 非従来型油層仕上げサービスを採用して、各坑井の現在の生産率の5倍から6倍の生産増ならびに、最終的な概算可採埋蔵量の40%~50%増加が見込まれます。

ラレルド・ペトロリアムはシュルンベルジェと、パーミアン盆地の坑井仕上げの効果向上を図る戦略の開発で、長期の提携契約を結びました。この提携により、Petrel* E&P ソフトウエア・プラットフォームとMangrove* エンジニアード刺激設計などの技術を用いた統合アプローチを活用して基礎モデルを構築し、顧客企業はこの地域の主要な生産促進要素をより詳細に理解することができます。3次元石油物理学・地力学地球モデリングにより、複数のペイゾーンで着地区間と水圧破砕仕上げの最適化をサポートし、開発戦略を向上させます。

テキサス州西部では、坑井サービスがBroadBand Sequence* 破砕サービスを採用し、ウォルフキャンプ・シェール地層の水平坑井での生産を増加させました。従来型の破砕法では、層状地層から構成されるこの地層の深い高圧のシェールや、貯留層の異質性により作業は困難でした。BroadBand Sequence技術により、坑井の各区間のクラスターを連続して分離、破砕、刺激し、これらのクラスターが坑井全体の潜在能力に寄与するようにしました。これにより、この坑井の生産量は、水平区間の長さ、ステージ数、使用したプロッパントおよび流体の量が同じオフセット坑井に比べて42%向上しました。

アラブ首長国連邦(UAE)沖合では、坑井サービスが、ドバイ・ペトロリアム向けに、HiWAY* フローチャンネル破砕技術とUltraMARINE* 海水系破砕流体技術を採用し、浸透性の低い高圧の母岩を刺激しました。8回のプロッパント破砕作業を成功させ、50万ポンド以上をポンプ圧入しました。8回の作業は世界初の沖合での多段階母岩プロッパント破砕処理となり、40時間で完了しました。

カナダ西部では、シュルンベルジェの業務変革プログラムにより、標準作業指示書(SWI)を採用することで信頼性とサービス提供を向上させることができました。SWIの活用に重点を置いて多段階刺激とライナーハンガー作業の手順を順守することで、坑井仕上げサービスは、2016年上半期には非生産時間をゼロに抑えました。

キャメロン・グループ

    (単位:100万ドル、利益率は除く)
四半期     変化率
2016年9月30日締め     2016年6月30日締め     2015年9月30日締め* 前四半期比     前年同期比
売上高 $ 1,341 $ 1,525 $ 2,222 -12 % -40 %
税引き前営業利益 $ 215 $ 250 $ 390 -14 % -45 %
税引き前営業利益率 16.0 % 16.4 % 17.6 % -34 bps -151 bps
 
*2015年第3四半期の業績は、比較の目的でプロフォーマ・ベースで表示しています。

キャメロン・グループの売上高は前四半期から12%減少して13億ドルとなり、そのうち67%は海外市場の売上高でした。グループの事業別では、掘削部門で受注残の減少と沖合サービス活動の低迷により、売上高の減少は最も大きくなりました。ワンサブシー(OneSubsea)は、プロジェクトの予定変更や顧客企業の遅延により影響を受け、地上部門でもプロジェクト向け出荷が低調でした。しかし、バルブ・計測部門では海外プロジェクト向けの出荷が増加し、売上高は若干増加しました。

税引き前営業利益率は、前四半期から0.34ポイント低下して16%となりました。これは、利益率の高い掘削プロジェクトの量が減少したためです。売上高は大幅に減少したものの、前四半期からの減分利益率はわずか19%となりました。これは、ワンサブシーでの強力なプロジェクト執行、製造効率の向上、グループ全体での強固なコスト管理によるものです。

当四半期の海底アライアンスの新たな契約締結、地上部門での収益相乗効果、世界的な枠組合意が、キャメロン・グループの今後の成長につながると予想されます。

ヘリックス・エナジー・ソリューションズ・グループとシュルンベルジェの協業であるサブシー・サービシズ・アライアンスは、初めてのライザーレス開水域廃坑井モジュール(ROAM)システムの開発を開始したことを発表しました。18¾インチの大口径システムにより、安全かつ環境に配慮した方法でチュービングを開水域で引き上げることができ、坑井介入船舶からの廃坑能力が高まります。ROAMシステムは、スコットランドのアバディーンにあるワンサブシー製造施設で設計・製造されます。このシステムは、既存の坑井介入ライザーシステムと海底坑井介入ルブリケーターを補完するもので、2017年第3四半期に商業化される予定です。

ワンサブシーはBPと、海底生産システム(SPS)とアフターマーケット・サービスを提供する5年の世界的枠組契約を2件締結しました。これらの契約は、サプライヤー主導のソリューションを取り入れるよう特別に構成されており、サービス要員とレンタル機器を含むSPS技術とアフターマーケット・サービスを世界的に供給する枠組を規定するものです。

シェブロン・タイランド・エクスプロレーション・アンド・プロダクションはシュルンベルジェと、2016年第3四半期から2018年にかけて6台以上のリグのサービス契約を結びました。この契約には、キャメロン・グループの地上坑口装置、ツリー、システム、ならびにワイヤーラインの開放孔およびケースド・ホールの検層サービス、M-I SWACOの掘削流体製品、サービス、バライトの供給が含まれます。この契約は、タイランド湾の高温の油層向けに策定された統合案に基づいて締結されました。

財務諸表

 

要約連結損益計算書

 
(単位:100万ドル、1株当たりの金額を除く)
第3四半期   年初9カ月
9月30日締め     2016     2015     2016     2015
       
売上高 $ 7,019 $ 8,472 $ 20,703 $ 27,731
利息およびその他の収入 54 60 153 155
経費
売上原価 6,142 6,798 17,917 22,028
研究・エンジニアリング 253 273 750 819
一般管理費 92 122 305 362
減損その他 (1) - - 2,573 439
合併・統合 (1) 237 - 571 -
利息       149       86       431         254
税引き前利益(損失) $ 200 $ 1,253 $ (1,691 ) $ 3,984
所得税 (欠損金)(1)       10       250       (259 )       859
純利益(損失) $ 190 $ 1,003 $ (1,432 ) $ 3,125
非支配持分に帰属する純利益       14       14       50         37
シュルンベルジェに帰属する純利益(損失) (1)     $ 176     $ 989     $ (1,482 )     $ 3,088
 
シュルンベルジェの希薄化後1株当たり利益(損失)(1)     $ 0.13     $ 0.78     $ (1.10 )     $ 2.42
 
平均流通株式数 1,392 1,265 1,345 1,270
希薄化後平均流通株式数       1,401       1,272       1,345         1,278
 
経費に含まれる減価償却費(2)     $ 998     $ 1,026     $ 3,078       $ 3,115
 
(1) 詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。
(2) 有形固定資産の償却および無形資産の償却、マルチクライアント地震探査データ費用、SPM投資を含みます。
   
要約連結貸借対照表
 
(単位:100万ドル)
 
9月30日締め 12月31日締め
資産の部     2016     2015
流動資産
現金および短期投資 $ 10,756 $ 13,034
売掛金 9,565 8,780
その他の流動資産       6,104       5,098
26,425 26,912
債券投資(満期保有) 354 418
固定資産 13,004 13,415
マルチクライアント地震探査データ 1,042 1,026
のれん 24,957 15,605
無形資産 9,837 4,569
その他の資産       4,975       6,060
      $ 80,594     $ 68,005
 
負債および株主資本の部            
流動負債
買掛金・未払負債 $ 9,439 $ 7,727
概算所得税債務 1,092 1,203
短期借入金・長期債務の
1年以内返済分 3,739 4,557
未払配当金       702       634
14,972 14,121
長期債務 17,538 14,442
繰延税金 2,622 1,075
退職後給付 1,293 1,434
その他の負債       1,595       1,028
38,020 32,100
株主資本       42,574       35,905
      $ 80,594     $ 68,005

純負債

「純負債」は、負債総額から現金、短期投資、債券投資(満期保有)を控除した額です。純負債は負債の返済に充当できる現金と投資額を反映しているため、シュルンベルジェの負債水準に関する有益な補足情報を提供すると経営陣は考えています。

「フリーキャッシュフロー」とは、営業活動によるキャッシュフローから、設備投資、SPM投資、資本計上されたマルチクライアント地震探査データ費用を控除した金額です。フリーキャッシュフローは当社にとって重要な流動性指標であり、投資家ならびに経営陣にとって、現金を創出する当社の事業能力の指標として有益であると経営陣は考えています。事業の必要性を満たし債務を果たせば、この現金を用いて当社の将来の成長に再投資したり、配当金支払いや自社株買い戻しにより株主に還元することができます。フリーキャッシュフローは、裁量的費用で使用できる残余キャッシュフローではありません。

純負債とフリーキャッシュフローは非GAAP財務指標であり、総負債や営業活動によるキャッシュフローと併せて考慮するものであり、これらの代替あるいはこれらに優先するものと見なさないようにしてください。

純負債の増減の詳細を以下に示します。

(単位:100万ドル)
             
9月30日締め         年初9カ月
2016
    第3四半期
2016
    年初9カ月
2015
 
純利益(損失)(非支配持分控除前) $ (1,432 ) $ 190 $ 3,125
減損およびその他の費用(税抜き)   2,652     177     383  
純利益(非支配持分控除前)(特別費用・利益を除く) 1,220 367 3,508
減価償却(1) 3,078 998 3,115
年金およびその他の退職後給付費用 139 47 326
株式報酬費用 210 65 250
年金およびその他の退職後給付資金 (127 ) (44 ) (292 )
運転資金の増減 (223 ) 27 (509 )
その他   (49 )   (54 )   229  
営業活動によるキャッシュフロー(2)   4,248     1,406     6,627  
 
設備投資 (1,401 ) (403 ) (1,783 )
SPM投資 (869 ) (140 ) (350 )
資本計上されたマルチクライアント地震探査データ   (497 )   (164 )   (336 )
フリーキャッシュフロー   1,481     699     4,158  
 
自社株買い戻しプログラム (662 ) (156 ) (1,784 )
支払配当金 (1,951 ) (696 ) (1,786 )
従業員持株制度による受取金   344     149     423  
  (788 )   (4 )   1,011  
 
事業買収・投資(取得した現金と負債を控除) (3,866 ) (76 ) (324 )
非継続事業-米国司法省との合意 - - (233 )
その他   34     (42 )   (271 )
純負債の減少(増加) (4,620 ) (122 ) 183
純負債(期首)   (5,547 )   (10,045 )   (5,387 )
純負債(期末) $ (10,167 ) $ (10,167 ) $ (5,204 )
 
純負債の内訳   9月30日締め
2016
    6月30日締め
2016
    12月31日締め
2015
    9月 30日締め
2015
現金および短期投資 $ 10,756 $ 11,192 $ 13,034 $ 6,605
債券投資(満期保有) 354 386 418 439
短期借入金・長期債務の1年以内返済分 (3,739 ) (3,371 ) (4,557 ) (4,761 )
長期債務   (17,538 )   (18,252 )   (14,442 )   (7,487 )
$ (10,167 ) $ (10,045 ) $ (5,547 ) $ (5,204 )
 
(1)   有形固定資産の償却および無形資産の償却、マルチクライアント地震探査データ費用、SPM投資を含みます。
(2) 2016年および2015年9月30日締め年初9カ月にそれぞれ約7億ドルと6億500万ドル、2016年第3四半期に約1億7000万ドルの退職手当が含まれます。また、2016年9月30日締め年初9カ月には、キャメロン買収に関連する一度限りの取引関連の支払金として約1億ドルが含まれます。

特別費用・利益

2016年第3四半期業績発表では、米国で一般的に認められた会計原則(GAAP)に基づく財務業績に加え、非GAAPによる財務業績(SECの規則Gに基づく)を提示しています。特別費用・利益を除く純利益、ならびにこれに基づく指標(特別費用・利益を除く希薄化後1株当たり利益、特別費用・利益を除く非支配持分控除前純利益、特別費用・利益を除く実効税率)は非GAAP財務指標です。財務指標から特別費用・利益を除外することで、期間ごとのシュルンベルジェの業務をより効果的に評価し、除外された項目で分かりにくくなる業務の動向を確認できると経営陣は考えています。これらの指標はまた、一定の奨励給を判断する上での業績指標として経営陣が用います。上記の非GAAP財務指標は、GAAPに基づく財務業績の他の指標と併せて検討するものであり、これらの指標の代替あるいはこれらに優先するものと見なさないようにしてください。これらの非GAAP財務指標と対応するGAAP指標の差異調整を以下に示します。

  (単位:100万ドル、1株当たりの金額を除く)
       
2016年第3四半期
税引き前   税金   非支配持分   純額   希薄化後 

EPS

シュルンベルジェ純利益(特別費用・利益を除く) $ 437 $ 70 $ 14 $ 353 $ 0.25  
パーチェス法による在庫公正価格調整の償却 (149 ) (45 ) - (104 )
合併関連の従業員給付および専門家報酬 (46 ) (10 ) - (36 )
その他の合併・統合関連   (42 )     (5 )     -     (37 )
シュルンベルジェの純利益(GAAPベース) $ 200     $ 10     $ 14   $ 176   $ 0.13  
 
 
2016年第2四半期
税引き前   税金   非支配持分   純額   希薄化後 

EPS

シュルンベルジェ純利益(特別費用・利益を除く) $ 394 $ 64 $ 14 $ 316 $ 0.23  
固定資産減損 (1,058 ) (177 ) - (881 )
人員削減 (646 ) (63 ) - (583 )
在庫評価損 (616 ) (49 ) - (567 )
マルチクライアント地震探査データ減損 (198 ) (62 ) - (136 )
その他の事業再編費用 (55 ) - - (55 )
パーチェス法による在庫公正価格調整の償却 (150 ) (45 ) - (105 )
合併関連の従業員給付および専門家報酬 (92 ) (17 ) - (75 )
その他の合併・統合関連   (93 )     (19 )     -     (74 )
シュルンベルジェの純損失(GAAPベース) $ (2,514 )   $ (368 )   $ 14   $ (2,160 ) $ (1.56 )
 
(単位:100万ドル、1株当たりの金額を除く)
 
2016年年初9カ月
税引き前   税金   非支配持分   純額   希薄化後 

EPS

シュルンベルジェ純利益(特別費用・利益を除く) $ 1,453 $ 233 $ 50 $ 1,170 $ 0.86  
固定資産減損 (1,058 ) (177 ) - (881 )
人員削減 (646 ) (63 ) - (583 )
在庫評価損 (616 ) (49 ) - (567 )
マルチクライアント地震探査データ減損 (198 ) (62 ) - (136 )
その他の事業再編費用 (55 ) - - (55 )
パーチェス法による在庫公正価格調整の償却 (299 ) (90 ) - (209 )
合併関連の従業員給付および専門家報酬 (138 ) (27 ) (111 )
その他の合併・統合関連   (134 )     (24 )     -     (110 )
シュルンベルジェの純損失(GAAPベース) $ (1,691 )   $ (259 )   $ 50   $ (1,482 ) $ (1.10 )
 
 
2015年年初9カ月
税引き前   税金   非支配持分   純額   希薄化後 

EPS

シュルンベルジェ純利益(特別費用・利益を除く) $ 4,423 $ 915 $ 37 $ 3,471 $ 2.72  
人員削減 (390 ) (56 ) - (334 )
ベネズエラでの通貨切り下げによる損失   (49 )     -       -     (49 )
シュルンベルジェの純利益(GAAPベース) $ 3,984     $ 859     $ 37   $ 3,088   $ 2.42  
 
2016年第1四半期および2015年第2四半期、第3四半期には特別費用・利益は計上されていません。
 
製品グループ
(単位:100万ドル)
    四半期
2016年9月30日締め     2016年6月30日締め   2015年9月30日締め
売上高   税引き前利益   売上高   税引き前利益   売上高   税引き前利益
油層定義 $ 1,689 $ 322 $ 1,609 $ 260 $ 2,380 $ 616
掘削 2,021 218 2,034 171 3,219 594
生産 2,083 98 2,099 90 2,915 327
キャメロン 1,341 215 1,525 250 - -
消去など (115 )   (38 ) (103 )   (24 ) (42 )   (16 )
税引き前営業利益 815 747 1,521
全社など (267 ) (241 ) (198 )
受取利息(1) 24 24 8
支払利息(1) (135 ) (136 ) (78 )
特別費用・利益     (237 )     (2,908 )     -  
$ 7,019   $ 200   $ 7,164   $ (2,514 ) $ 8,472   $ 1,253  
2016年7月1日付けで、一部の事業単位が製品グループ間で移動しました。2016年6月30日締め四半期の財務データは、この新たな表記に対応するよう再分類されています。この移動による影響は大きなものではありません。
(単位:100万ドル)
年初9カ月
2016年9月30日締め     2015年9月30日締め
売上高 税引き前利益 売上高   税引き前利益
油層定義 $ 5,044 $ 913 $ 7,545 $ 1,944
掘削 6,548 760 10,610 2,044
生産 6,529 396 9,679 1,268
キャメロン 2,865 465 - -
消去など (283 )   (72 ) (103 )   (34 )
税引き前営業利益 2,462 5,222
全社など (679 ) (587 )
受取利息(1) 61 22
支払利息(1) (391 ) (234 )
特別費用・利益     (3,144 )     (439 )
$ 20,703   $ (1,691 ) $ 27,731   $ 3,984  
 
(1) 製品グループの業績に含まれる利息を除きます。
 
補足情報
 
1) 増分/減分営業利益率の定義はどのようなものですか?
増分/減分営業利益率は、税引き前営業利益の変化と売上高の変化の比率です。
 
2) 2016年第3四半期のフリーキャッシュフローはどうなっていますか?
2016年第3四半期の営業活動によるキャッシュフローは14億ドルで、これには当期の退職金の約1億7000万ドルが含まれます。
 
3) 2016年年初9カ月のキャッシュフローはどうなっていますか?
2016年年初9カ月の営業活動によるキャッシュフローは42億ドルで、これには退職金の約7億ドルと、キャメロン買収に伴う一度限りの取引関連支払金として1億ドルが含まれます。
 
4) 2016年第3四半期の非支配持分および特別費用・利益控除前利益に対する割合としてのフリーキャッシュフローはどうなっていますか?
2016年第3四半期のキャッシュフローは6億9900万ドルで、これには退職金の約1億7000万ドルが含まれます。非支配持分および特別費用・利益控除前の純利益に対する割合は190%でした。
 
5) 2016年年初9カ月の非支配持分および特別費用・利益控除前純利益に対する割合としてのフリーキャッシュフローはどうなっていますか?
2016年年初9カ月のフリーキャッシュフローは15億ドルで、これには退職金の約7億ドルと一度限りの取引関連支払金の1億ドルが含まれます。非支配持分および特別費用・利益控除前利益に対する割合は121%でした。
 
6) 2016年通期の設備投資の指針はどうなっていますか?
2016年の設備投資(マルチクライアントおよびSPM投資を除く)は20億ドルと予想されます。これには買収したキャメロン事業の3四半期分の設備投資が含まれています。
 
7) 2016年第3四半期の「利息およびその他の収入」には何が含まれますか?
2016年第3四半期の「利息およびその他の収入」は5400万ドルで、その内訳は、持分法投資利益の2300万ドルと受取利息の3100万ドルです。
 
8) 2016年第3四半期に受取利息と支払利息はどのように変化しましたか?
受取利息は3100万ドルで、前四半期から100万ドル増加しました。支払利息は1億4900万ドルで、前四半期から横ばいでした。
 
9) 税引き前営業利益とシュルンベルジェの税引き前連結利益の違いは何ですか?
この違いは、セグメントに割り当てられていない社費(特別費用・利益を含む)および受取利息/支払利息、ならびに株式報酬費用、一定の無形資産に関連する償却費用(キャメロン買収による無形資産償却を含む)、一部の一元管理イニシアチブ、その他の営業外項目です。
 
10) 2016年第3四半期の実効税率(ETR)は、どの程度でしたか?
GAAPに基づく2016年第3四半期の実効税率は5.1%、2016年第2四半期は14.6%でした。
 
特別費用・利益を除く2016年第3四半期の実効税率は16.0%、2016年第2四半期は16.2%でした。
 
11) 2016年9月30日時点での流通普通株式数はどれぐらいでしたか?また、この株式数は前四半期末からどの程度変化しましたか?
2016年9月30日時点での流通普通株式数は13億9100万株でした。 以下の表に、2016年6月30日から2016年9月30日までの株式数の変化を示します。
    (単位:100万ドル)
2016年6月30日時点での流通株式数   1,391
オプション保有者に売却した株式(交換した株式を除く) -
制限付き株式の付与 -
従業員株式購入制度に基づいて発行された株式 2
自社株買い戻しプログラム (2 )
2016年9月30日時点での流通株式数 1,391  
12) 2016年第3四半期および2016年第2四半期の加重平均流通株式数はどれぐらいでしたか?また、希薄化後1株当たり利益(特別費用・利益を除く)の計算で用いた希薄化に基づき、希薄化後加重平均流通株式数との差異調整はどのようになっていますか?
2016年第3四半期および2016年第2半期の加重平均流通株式数は、それぞれ13億9200万株と13億8900万株でした。
 
以下の表に、希薄化後1株当たり利益(特別費用・利益を除く)の計算で用いた希薄化に基づき、加重平均流通株式数と平均流通株式数の差異調整を示します。
(単位:100万ドル)
        第3四半期
2016
    第2四半期
2016
加重平均流通株式数 1,392   1,389
想定されるストックオプションの行使 4 3
未付与の制限付き株式 5       5
希薄化後平均流通株式数 1,401       1,397
13) 2016年第3四半期のマルチクライアントの売上高は、どうなりましたか?
2016年第3四半期のマルチクライアントの売上高(譲渡手数料を含む)は1億4400万ドル、2016年第2四半期は1億4500万ドルでした。
 
14) 2016年第3四半期末時点でのウェスタンジーコの受注残はどれぐらいでしたか?
2016年第3四半期末時点でのウェスタンジーコの受注残(顧客と締結済みの契約に基づく)は8億4500万ドルでした。2016年第2四半期末時点では8億6500万ドルでした。
 
15) キャメロンの海底および掘削部門の受注額および受注残はどのようなものでしたか?
海底および掘削の受注額と受注残は以下の通りです。
(単位:100万ドル)
受注額       第3四半期
2016
    第2四半期
2016
海底 $ 434   $ 315
掘削 $ 179 $ 166
 
受注残 (四半期末)
海底 $ 2,527 $ 2,642
掘削 $ 865 $ 1,050

Contacts

Schlumberger Limited
Simon Farrant – Schlumberger Limited, Vice President of Investor Relations
Joy V. Domingo – Schlumberger Limited, Manager of Investor Relations
Office +1 (713) 375-3535
investor-relations@slb.com


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記事名:「シュルンベルジェ、2016年第3四半期の業績を発表