ZURICH--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --


本報告書は独立系調査会社のリサーチ・ダイナミクスが公表したものです。

大きな機会を収益化

垂直統合型プラットフォーム、事業で相乗効果を得られる可能性、中立的な場所が本拠地

ワイズキーは、同社のサイバーセキュリティーサービスとIoTエコシステムを相互接続した、垂直統合型のデジタルアイデンティティープラットフォームを顧客に提供

ワイズキーは同社の垂直統合型プラットフォームを活用するために、フランスの組み込みソフトウエア企業であるインサイドセキュア傘下の半導体事業、VaultICを買収したと発表しました。こうした事業強化により、ワイズキーはチップからルートまでを網羅した能力を備え、比類なき信頼性と安全性の可能性を秘めたIoTエコシステムを提供できる、サイバーセキュリティーおよびIoTセキュリティー企業としての立場を強めることになります。

またワイズキーは、SAP HANAのサイバーセキュリティー強化に向けた、同社ソリューションと業界有数のSAPソリューションの統合や(両社がすでに発表済み)、マイクロソフトとのCityNextに関する提携、そしてマスターカードとのウエラブル機器向け認証/決済に関する提携を通じて、売上高の成長をけん引できます。ワイズキーはサービス拡張によって事業の相乗効果を生み出し、まだ比較的新しいIoT市場で用途を増やせる可能性があります。さらにワイズキーは、米国や対立の可能性があるその他の管轄区外で、中立的な暗号化されたルートキーストアを提供しているというメリットを持つ、世界で唯一の企業であると述べています。そのため、デジタルアイデンティティーの大規模導入が必要なIoT市場と産業インターネットを中心に、新たな顧客を獲得できる可能性があります。

買収と提携を通じて、成長を推進し、用途を拡大

ワイズキーは戦略的提携と有機的成長、そして最近は買収を通じて、同社のサービスと市場を拡大しています。同社は補完的買収および/もしくは提携を通じて、さらなる成長を目指しています。同社はインサイドセキュアの半導体資産であるVaultICの買収を2016年9月に完了する予定です。ワイズキーはさらに、スイス企業のオープンリミットと、2016年7月に合併する意向を発表しています。オープンリミットはドイツ証券取引所に上場しており、ドイツ政府に対する国家個人識別サービスとIoTサービスのプロバイダーとして、ドイツで強固な展開基盤を持っています。またワイズキーは、マスターカード、センチュリーカード、ブルガリ、ウブロ、バンコープ、エアテル、マイクロソフト、SAP、サムスンなどの世界的企業と戦略的パートナーと契約や合意を交わしています。ワイズキーはさらに新たな成長の道筋を作る試みとして、地理的な多角化にも取り組んでいます。

高成長市場をターゲットにIoT分野へと拡張し、将来的な増収を促進

ワイズキーのソリューションは、モバイル決済・セキュリティー、アイデンティティー管理、IoTなどの高成長市場を対象にしています。世界的な市場調査会社IDCによれば、世界のIoT市場は2014年の6558億米ドル規模から2020年には1兆7000億米ドル規模に成長する見通しです。さらに接続機器の数も、2014年の103億台から2020年には295億台に増加すると予測されています。ワイズキーはこれまで、リソースをIoT技術に投資しているので(買収を含む)、今後フルに収益化を開始できるでしょう。ワイズキーは現在、腕時計を対象にIoTによる大規模なデジタルアイデンティティーソリューションを展開中ですが、同社は競合他社がいまだに収益化に取り組んでいるこの新分野で、実証済みの収益モデルを持っています。この信頼性に優れた技術は、物理環境と仮想環境の両方で、ウエラブル技術にセキュアな認証・識別機能を統合し、IoTとウエラブル機器にセキュアな取引デバイスとしての力を与えます。世界のウエラブル市場は今後5年間、年間成長率が35%に達する見通しです。

評価額

当社は、ワイズキーが今後も合併・買収の対象となるのではなく、IoTサイバーセキュリティー分野で戦略的にニッチ領域の整理・統合を行う企業であり続けると見ています。これは同社の条項に、潜在的な入札を防止・遅延する可能性がある規定が含まれているためです。その結果、ITセキュリティー分野でいくつもの取引が相次ぎ、ワイズキーがニッチ的なサービスを提供しているにも関わらず、同社の評価額は同等の取引と比べて下回るとみています。さらに、利益率の不透明感が大幅な値下げを余儀なくすると、当社は見ています。期間成長率3.0%に基づいた当社の評価額は、1株当たり14.9スイスフランです。ワイズキーの株は、現在のレベルより大幅に上昇する可能性があるため、当社は強気評価をしています。

詳細は下記をご覧ください。https://cdn.wisekey.com/uploads/images/WISeKey_Initiation_of_Coverage_Research_Dynamics_22Aug16_Disclaimer.pdf

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記事名:「リサーチ・ダイナミクスがワイズキーのカバレッジ開始