• 売上高は72億ドル(前四半期比10%増)
    • キャメロン買収は売上高に15億ドル貢献
  • 1株当たり利益(EPS):
    • GAAPによる1株当たり損失は1.56ドル
    • 特別費用・利益を除く1株当たり利益は0.23ドル
    • 資産減損、人員削減、合併・統合費用は合計で1株当たり1.79ドル
  • キャッシュフロー:
    • 営業活動によるキャッシュフローは16億ドル
    • フリーキャッシュフローは9億ドル
  • 1株当たり0.50ドルの四半期現金配当を承認

ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- シュルンベルジェ・リミテッド(NYSE:SLB)は本日、2016年第2四半期の業績を発表しました。


    (単位:100万ドル、1株当たりの金額を除く)
四半期     変化率
2016年6月30日締め     2016年3月31日締め     2015年6月30日締め 前四半期比     前年同期比
売上高 $7,164 $6,520 $9,010 10% ** -20%
税引き前営業利益 $747 $901 $1,708 -17% -56%
税引き前営業利益率 10.4% 13.8% 19.0% -340 bps -854 bps
純利益(損失)(GAAPベース) $(2,160) $501 $1,124 -531% -292%
純利益(特別費用・利益を除く)* $316 $501 $1,124 -37% -72%
希薄化後1株当たり利益(1株当たり損失)(GAAPベース) $(1.56) $0.40 $0.88 -490% -278%
希薄化後1株当たり利益(特別費用・利益を除く)* $0.23 $0.40 $0.88 -43% -74%
 
* これらは非GAAP財務指標です。詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。
** 2016年4月1日に完了したキャメロン買収の影響を除く総売上高は、前四半期比で14%減少、前年同期比で38%減少しました。

シュルンベルジェのポール・キブスガード最高経営責任者(CEO)は次のように述べています。「第2四半期、当社の世界的事業のほとんどの地域で市場状況はさらに悪化しました。しかし、逆風が続く中で、当社はこのサイクルの底入れをしたと思われます。この厳しい環境で事業を運営する中で、当社の税引き前営業利益、営業利益率、フリーキャッシュフローは堅調でした。このような業績を達成できたのは、当社の強力な業務執行と、場合によっては売上高を犠牲にして割引の回復と契約ポートフォリオの質を高めることに重点を移し始めたためです。」

「第2四半期の売上高は前四半期から10%増加しました。これは、買収したキャメロン事業の四半期を通した活動による15億ドルが売上高に含まれているためです。プロフォーマ・ベースでは、売上高は前四半期から12%減少しました。カナダの春季の解氷期と米国陸上事業のリグカウントが25%減少したことで、北米では売上高が20%減少しました。また、海外部門では活動の低迷、価格圧力の継続、ベネズエラの事業の大規模な縮小により、売上高は9%減少しました。しかし、当社の広い地理的事業範囲と幅広い技術ポートフォリオによって特有の利点が生まれ、こうした影響を緩和することができました。」

「事業セグメントでは、第2四半期の油層定義グループおよび生産グループの売上高はそれぞれ、前四半期から9%および11%減少しました。探鉱・生産予算がさらに削減され、探鉱・開発関連の製品とサービスの需要は引き続き低下しました。掘削グループの売上高は前四半期から18%減少しました。これは、特に北米および中南米でリグカウントが大幅に減少したためです。キャメロン・グループの売上高は、プロフォーマ・ベースで前四半期から6%減少しました。プロジェクトの受注残が減少し、米国陸上での活動がさらに低調になり、短周期的事業に影響を及ぼしました。」

「税引き前利益率は、前四半期から3.40ポイント低下したものの、10%超を維持しました。前四半期から利益率が低下した要因は、活動の低迷、価格設定での逆風、不利な活動構成、ベネズエラでの事業の大幅な縮小です。前四半期比でのプロフォーマ・ベースの減分営業利益率は38%に抑えられました。コストと資源の管理を堅実に行うとともに、長期的な能力を維持しました。利益率の低下は掘削グループで最も大きく、利益率は6.49ポイント低下して8%となりました。前四半期比で、生産グループの税引き前営業利益は4.59ポイント低下して4%、油層定義グループは2.28ポイント低下して17%となり、キャメロン・グループの利益率は16%でした。特別費用・利益を除く希薄化後1株当たり利益は0.23ドルで、前四半期から43%減少しました。」

「活動の低迷は、予想通りに2016年を通して続くと思われるため、当社はコストと資源ベースでさらに大きな調整を行いました。これには、2016年上半期に1万6000人以上の従業員を削減したことや、間接費、インフラ、資産ベースの合理化を加速したことが含まれます。これにより、第2四半期の事業再編費用として、人員削減のための6億4600万ドル、固定資産、在庫、マルチクライアント地震探査データの非現金性減損費用として19億ドルを計上しました。当社はまた、キャメロン買収に関連した合併・統合費用として3億3500万ドルを計上しました。」

「低迷が続く中、当社は減分利益率の管理から、落札件数が大幅に増えている市場のシェア拡大に重点を移しました。2016年1月の安値から原油価格がほぼ2倍になったため、当社は、これまでの一時的な割引を回復し、長期的な財務的実現可能性の約束を限定して契約を再交渉することに重点を移しています。」

「同時に、これまでの探鉱・生産支出削減の影響は、石油生産の減少にはっきりと現れており、需要は今も根強いため、世界的な石油の需要と供給の負のギャップが急速に拡大しつつあります。これを逆転させるには多大な能力と容量が必要であり、価格が回復しなければサービス産業はサービスの提供が困難になるでしょう。」

「このような低迷期に事業運営を続ける中、当社は、必然的な市場の回復に向けた体制を整える一連の動きを見せました。事業への投資や株主への現金の還元を続けながらも、当社の財務状況は健全です。当社は、キャメロン・インターナショナルの大型買収だけでなく、一連の小型の買収によって技術ポートフォリオを拡大することで、バレル当たりのコストをさらに押し下げる新たな総合的掘削・生産技術の開発を実現します。当社は、変革の機会を生かして、大きな競争力を生み出し、本質的な業績を徐々に改善しています。」

「回復がどのような形で表れても、予想される中長期的な原油価格環境において操業会社がコストを管理する必要性を考慮しつつ、サービス価格も上がらなければなりません。これにより、協力と統合を通して双方に生み出される付加価値を共有する機会が生まれます。そのため、当社は今後も、企業として事業を運営する方法と取り組む仕事の性質を向上させ、ますます抜本的な変化が求められる業界の最前線に立てるようにします。」

その他の出来事

当四半期、シュルンベルジェは当社普通株式40万株を1株当たり平均72.77ドル、総額3100万ドルで買い戻しました。

2016年4月1日、シュルンベルジェは、キャメロン・インターナショナル・コーポレーション(キャメロン)との合併を完了しました。この取引により、坑口からパイプラインまでの製品とサービスの提供において両社の相補的な技術ポートフォリオが統合されます。この合併により、シュルンベルジェの油層および坑井の専門知識とキャメロンの坑口・坑外機器、フロー制御、プロセス技術が統合され、技術主導の成長を果たすことができます。この統合により、業界初の完全な掘削・生産システムが生まれ、これは、シュルンベルジェの計測、データ処理、制御ソフトウエア、システム統合の専門知識によって実現されます。

2016年6月1日、シュルンベルジェは、石油・ガス業界に拡張性パッチとスチールパッカーを提供するエンジニアリング・製造・サービス企業のサルテル・インダストリーズを買収したことを発表しました。同社の技術は当社の生産グループの製品とサービスに統合されます。

2016年6月2日、シュルンベルジェは、オムロン・オイルフィールド・アンド・マリーン・インク(オムロン・オイルフィールド)を買収したことを発表しました。オムロン・オイルフィールドは、自動駆動・制御システム、電力設備、掘削機器操作室を設計、製造、販売し、アフターマーケット・サービスを提供しています。当社は、この買収により、今後の陸上リグの設計など、シュルンベルジェの多くの坑井建設および生産プロジェクトが加速されると考えています。

2016年6月23日、シュルンベルジェは、エクストリーム・ドリリング・アンド・コイル・サービシズ・コープ(エクストリーム)より、コイルドチュービング掘削およびコイルドチュービング部門を買収する取引を完了しました。エクストリームはサウジアラビアでコイルドチュービング掘削事業部門を運営しています。

2016年7月20日、当社取締役会は、流通普通株式1株当たり0.50ドルの四半期現金配当を承認しました。この配当金は、2016年9月7日現在の登録株主に対し、2016年10月14日に支払われます。

地域別売上高

第2四半期の売上高は前四半期から10%増の72億ドルで、それぞれ、北米では19%、海外では8%増加しました。この売上高には、買収したキャメロン事業の四半期を通した活動が含まれており、売上高には北米で6億ドル、海外で10億ドル寄与しています。

           
(単位:100万ドル)
報告額 四半期 変化率
2016年6月30日締め 2016年3月31日締め 前四半期比
北米 $ 1,737 $ 1,464 19 %
中南米 1,007 1,280 -21 %
欧州/CIS/アフリカ 1,948 1,698 15 %
中東・アジア 2,404 2,002 20 %
消去など   68   77  
$ 7,164 $ 6,520 10 %
 
北米部門の売上高 $ 1,737 $ 1,464 19 %
海外部門の売上高 $ 5,359 $ 4,979 8 %
                   
 
以下の表および備考は、2016年1月1日にキャメロンを買収したと想定した場合のプロフォーマ・ベースで提示しています。
 
(単位:100万ドル)
プロフォーマ - 2016年第1四半期にキャメロンを含む 四半期 変化率
2016年6月30日締め 2016年3月31日締め 前四半期比
北米 $ 1,737 $ 2,165 -20 %
中南米 1,007 1,353 -26 %
欧州/CIS/アフリカ 1,948 2,096 -7 %
中東・アジア 2,404 2,456 -2 %
消去など   68   79  
$ 7,164 $ 8,148 -12 %
 
北米部門の売上高 $ 1,737 $ 2,165 -20 %
海外部門の売上高 $ 5,359 $ 5,905 -9 %

北米部門

北米部門のプロフォーマ売上高は前四半期から20%減少しました。その要因は、カナダにおける春季の解氷期と米国陸上事業のリグカウントが25%減少したことです。掘削グループおよびキャメロン・グループで活動が低迷し、生産グループで価格圧力が続いたことから、陸上事業の売上高は22%減少しました。破砕ステージ数と稼働圧力ポンピング設備は前四半期から15%以上増加したものの、作業と技術の不利な構成と価格圧力により数量増加の効果は相殺され、マイナスの影響が及びました。北米沖合事業の売上高は17%減少しました。その主な要因は掘削グループの活動が低調だったことですが、ウェスタンジーコのマルチクライアント地震探査ライセンス料が増加したことで、その影響は部分的に相殺されました。

海外部門

海外部門のプロフォーマ売上高は前四半期から9%減少しました。その要因は、顧客企業の予算削減、価格圧力の継続、活動中断、ベネズエラでの事業の縮小です。

中南米のプロフォーマ売上高は前四半期から26%減少しました。これは主にベネズエラでの事業の縮小によるものです。他の地域、特にメキシコ・中米およびブラジル地域市場での活動は引き続き減少しました。これは、顧客企業の予算制約により、陸上および沖合でのリグカウントが減少したためです。また、メキシコでは、キャンペーンが終了し、リグが撤収されたことから、統合プロジェクト活動も減少しました。この地域では掘削グループの売上高減少が最も大きかったものの、生産グループの売上高減少は、シュルンベルジェ生産管理(SPM)事業が堅調だったことから部分的に相殺されました。

欧州/CIS/アフリカ地域のプロフォーマ売上高は前四半期から7%減少しました。その主な要因は、ナイジェリア・ギニア湾、中央・西アフリカ、アンゴラの地域市場でリグカウントが減少したこととプロジェクトが終了したことです。ノルウェー・デンマーク地域市場では、季節的なメンテナンスのための操業停止により売上高は減少しました。しかし、ロシア・中央アジアの売上高は増加しました。冬季の低迷から活動が活発化し、ロシア・ルーブルが高くなったためです。

中東・アジア地域のプロフォーマ売上高は前四半期から2%減少しました。これは主に、アジア太平洋地域およびオーストラリア・パプアニューギニアの地域市場で活動が低迷したことと、顧客企業の予算削減とプロジェクトの完了によるものです。売上高減少が最も大きかったのは掘削グループでした。しかし、中国地域市場ではキャメロン・グループの活動が活発化したために売上高は増加しました。中東地域市場では売上高は前四半期から基本的に横ばいでした。生産グループおよび油層定義グループの活動は活発化しましたが、価格譲歩によりその効果は相殺されました。

油層定義グループ
    (単位:100万ドル、利益率は除く)
四半期     変化率
2016年6月30日締め     2016年3月31日締め     2015年6月30日締め 前四半期比     前年同期比
売上高 $ 1,593 $ 1,747 $ 2,510 -9 % -37 %
税引き前営業利益 266 331 655 -20 % -59 %
税引き前営業利益率 16.7 % 19.0 % 26.1 % -228 bps -943 bps
減分営業利益率 43 % 42 %

油層定義グループの売上高は16億ドルで、そのうちの80%は海外部門の売上高です。売上高は前四半期から9%減少しました。その主な要因はベネズエラの事業の縮小とプロジェクトの中止で、これは世界全体のワイヤーライン・サービスの活動に影響を及ぼしました。坑井試験サービスの売上高およびソフトウエア統合ソリューション(SIS)のソフトウエア売上も、特に中南米で減少しました。この売上高の減少は、米国メキシコ湾でのマルチクライアント地震探査ライセンスの売上の増加と、ブラジル地域市場および欧州/CIS/アフリカ地域の譲渡手数料により部分的に相殺されました。

税引き前営業利益率は、前四半期から2.28ポイント低下して17%となりました。これは、特に中南米で利益率の高いワイヤーラインと坑井試験サービスの活動が低調だったためです。しかし、この影響は、ウェスタンジーコのマルチクライアント地震探査ライセンスの売上と譲渡手数料が好調だったことで部分的に相殺されました。しかし、油層定義グループは長期的な能力と石油技術の専門知識を維持したため、減分利益率は高止まりしました。

油層定義グループの業績は、当期の多くの統合サービスによる利益、技術導入、変革イニシアチブ、新しい契約により促進されました。

ノルウェー沖合では、統合サービス管理(ISM)が、OMVノルゲ向けに掘削および坑井仕上げ技術を組み合わせ、バレンツ海の水平評価井を掘削しました。掘削・計測サービスのGeoSphere* 掘削同時貯留層マッピング技術により、深層方向性電磁測定を用いて貯留層で最適な坑井配置を行うことができました。Stinger* 円錐ダイヤモンドエレメントおよび高耐久性回転操行性システムにより掘削効率が向上し、また、ジオサービシズのDrilling Analyst* サービスによって地表と掘削孔の測定値を統合することで、掘削プロセスを最適化し、リスクを抑制し、非生産的時間を削減することができました。M-I SWACOのSTARGLIDE* 潤滑剤により摩擦がさらに抑制され、ENVIROUNIT* 沖合スロップ水処理システムにより環境規則を順守することができました。また、坑井試験サービスのOrientXact* チュービング搬送式指向性穿孔システムにより、減少や減耗時に安定性を保つことで、穿孔による破損を最小限に抑えました。これにより顧客企業は、この坑井の461m区間で減少を最小限に抑えて高い流量を生み出し、効果を上げることができました。

カナダ沖合では、シュルンベルジェが、フレミッシュ・パス盆地の深海環境で、スタトイルとのISM契約の第1段階を完了しました。この段階には9カ所の試掘井と評価井が含まれ、19カ月かけて合計で2万4000 mを掘削しました。1万2000操業時間の間に健康、安全、環境面での事故は発生していません。さまざまなシュルンベルジェの技術を統合・調整することで掘削効率が向上し、坑井の健全性が保たれ、坑井配置が最適化され、このキャンペーンでのスタトイルの2件の油田発見において重要な役割を果たしました。1つの坑井では正味掘進率190.1 m/hの新記録を達成し、別の坑井は水深2,829 mまで掘削し、カナダ沖合ならびにスタトイルの世界的事業においても最も深い掘削となりました。顧客企業は、天候の問題があったものの、指定した目標日までにプロジェクトを完了でき、ISMによって効果を上げることができました。また、33カ所の掘削孔区間のいくつかは、掘削成果として、世界全体での同社のトップレベルのものになりました。

アラブ首長国連邦では、坑井試験サービスがアル・ホスン・ガス向けに、未開発の油田での評価試験作業でMuzic*ワイヤレス遠隔測定を採用しました。5件の掘削孔試験を行い、硫化水素(H2S)含有量の多いガス井を評価しました。Quartet* ダウンホール油層試験システム技術により、作業を複数回行う必要がなくなり、掘削孔の圧力をワイヤレス送信・監視することでリアルタイムに過渡的分析を行って最適な意思決定を行うことができ、また、重要な情報を提供して貯留層の特性を判断することができました。また、Signature* クォーツ・ゲージからの情報で、刺激作業中に坑井の性能を評価することができ、掘削孔および地表のサンプリング決定を支援しました。

米国メキシコ湾では、ワイヤーラインがMaxPull30* 高張力ワイヤーライン搬送システムを採用し、深海坑井で最大連続張力20,900 lbで5台の検層ツールを降下させました。1件の降下では、MaxPull30 技術によって29,800 lbの張力に耐え、ツールを孔壁から離すことで、採揚作業は4日短縮されました。これにより顧客企業は、リグ時間で310万ドルを節約することができました。最大連続引張力と単一の瞬間引張力により、ツールは過去最高の高い張力で自立することができました。同じ坑井で、XL-Rock* 大容量回転式サイドウォール・コアリング・サービスにより、予定していた109のコアのうち91のコアを採取することに成功しました。

中国では、ワイヤーラインがJHOSC Sinopecの技術サービス会社向けに、涪陵シェールガス・プロジェクトでFlow Scanner* 坑井生産検層技術を採用し、難しい坑井環境で多段階水圧破砕作業を評価しました。抗井サービスのACTive PS* CT リアルタイム生産検層サービス技術を用いて搬送の問題を克服しました。この技術は、リアルタイムの光ファイバー遠隔測定と高度なワイヤーライン生産検層ツールを組み合わせたもので、これにより操業効率が上がり、生産が強化され、環境への影響が軽減されました。顧客企業は正確なデータを取得して30件の坑井キャンペーンで低比率のガス生産を特定しました。

シュルンベルジェ変革プログラムにより、ウェスタンジーコは、操業の健全性を向上させることで世界的な海洋操業の信頼性を高めました。2013年より、作業の設計、計画、執行を最適化することで、非生産的時間の比率は62%低下しました。この成果の主な促進要因は、信頼性重視のメンテナンス(RCM)を実施し、標準作業手順書の手続きを順守することで、同時期に海上地震探査装置の信頼性が68%向上したことです。SWIの開発と能力管理システムの導入により、ウェスタンジーコは所有船舶の活用率を高めることを目指しています。

北米では、EPエナジーがSISと、クラウド契約で初めてINTERSECT* 高解像度貯留層シミュレータの契約を結びました。この契約は、仕上げ工程をデジタル化し操業を最適化するEPエナジーのモデルに基づく設計ワークフローの一部です。また、EPエネルギーは、Petrel* E&Pソフトウエア・プラットフォームのMangrove* エンジニアード刺激設計で追加の4件のライセンスに投資しました。

英国では、トタル E&P UK がウェスタンジーコと、北海のエルジン・フランクリン油田でIsoMetrix* 海洋アイソメトリック地震探査技術を用いた4D調査の契約を結びました。複雑な250 km2にわたるプロジェクトは、世界で初めての商用IsoMetrix 4Dモニター調査で、これには障害物をアンダーシュートする第2の調査船との同時操業が必要で、これにより非常に密集した油田で優れた画像化を行うことができます。この調査では、2012年にウェスタンジーコが行った以前の調査からの貯留層の変化を確認します。

掘削グループ                    
(単位:100万ドル、利益率は除く)
四半期 変化率
2016年6月30日締め 2016年3月31日締め 2015年6月30日締め 前四半期比 前年同期比
売上高 $ 2,034 $ 2,493 $ 3,469 -18 % -41 %
税引き前営業利益 171 371 672 -54 % -75 %
税引き前営業利益率 8.4 % 14.9 % 19.4 % -649 bps -1,096 bps
減分営業利益率 44 % 35 %

掘削グループの売上高は前四半期から18%減少して20億ドルとなり、そのうち81%は海外市場の売上高でした。売上高減少の主な要因は、カナダでの春季の解氷期、米国陸上事業および中南米でリグカウントが低下したこと、ベネズエラでの事業の縮小が相まって掘削活動が大幅に低下したことです。また、引き続き価格圧力が強く、すべての地域で掘削・計測サービスおよびM-I SWACOの業績にマイナスの影響を及ぼしました。

税引き前営業利益率は前四半期から6.49ポイント低下して8%となり、価格の低下で売上高が減少したために減少分が増えました。この影響は、北米でのリグカウントの減少と寄与度の大きいベネズエラでの事業の縮小によりさらに大きなものになりました。

契約締結、変革プログラムの成果、統合サービスの効果、および新しい技術の導入が、第2四半期の掘削グループの業績に寄与しました。

ノルウェーでは、セントリカE&Pノルウェーがシュルンベルジェと、ノルウェー大陸棚でセントリカが操業するすべての掘削活動で4年間の統合掘削サービス枠組契約を結びました。すべてのサービスを1つの契約にまとめたこの枠組は、密接な協働体制を望む操業会社とサービス提供業者の意向に基づいたものです。この契約モデルは概ね成果ベースであり、掘削効率を最適化する強力なインセンティブが含まれ、セントリカ、そのパートナー、シュルンベルジェのすべての関係者にとって有益なモデルです。

ブラジル沖合では、シュルンベルジェがペトロブラス向けに、スミスのカスタマイズ・ドリルビットでStinger*円錐ダイヤモンドエレメント技術を採用し、ルラ油田のプレソルト坑井で12 1/4インチの区間を掘削しました。Stinger技術により、4.37 m/hの平均掘進率(ROP)を達成しました。これはオフセット坑井の最高平均を22%上回り、作業時間は22時間短縮されました。また、単一作業で平均より42%速く 441 mの区間を掘削し、作業時間はさらに41時間短縮されました。この操業により、ペトロブラスはルラ油田の12 1/4インチ坑井区間において、メートル当たりのコストで新たな操業基準を確立しました。

米国陸上では、ビット・掘削ツールが、ユニット・ペトロリアム向けにONYX 360* 回転多結晶ダイヤモンド・コンパクト(PDC)カッター技術を採用し、グラニット・ウォッシュの非在来型地層で新たな記録を達成しました。ONYX 360技術では360°回転しながらダイヤモンドの先端全体で地層を掘削したため、ドリルビットの耐久性が向上し、掘削距離が伸びました。これにより顧客企業は、この地層の水平坑井を最も長くかつ最速で掘削でき、以前の記録を水平距離で62%、掘進率で27%上回りました。

エクアドルでは、シュルンベルジェがENAP-SIPEC向けに掘削技術と仕上げ技術を併用し、インチ油田で2つの坑井を掘削しました。掘削・計測サービスのPowerDrive* 回転操行性システムとStingBlade* 円錐ダイヤモンドエレメント・ビット技術により、掘削技術統合センターで作業する専門家による遠隔サポートにより掘削効率を上げました。坑井仕上げサービスの自動解除ガン・アンカー(MAXR)とワイヤーラインの深達性成形炸薬、およびPURE* クリーン穿孔システムを組み合わせて、貫通を最大化し、貯留層の破損を抑制しました。これにより、顧客企業は全坑井の生産量を278%増やすことができました。また、1つの坑井は、当初の計画より1日半早く、2番目の坑井は4日早く掘削でき、掘削費用は約150万ドル削減されました。

ロシアでは、ビット・掘削ツールが、ガスプロムネフチ向けにAxeBlade* 条付きダイヤモンドエレメント・ビット技術を採用し、オレンブルグ地域のツァリチャンスコエおよびフィラトフスコエ石油・ガスコンデンセート油田の坑井を掘削しました。AxeBladeビット技術の特徴は隆線形状で、従来のPDCカッターの剪断動作とタングステン・カーバイド製インサートカッターの破砕動作を組み合わせています。1つの坑井区間では、AxeBlade技術を用いることで、従来のPDCドリルビットで掘削した最良のオフセット坑井に比べ、掘進率は45%向上しました。また、従来は5回の作業が必要なところを3回の作業で坑井を仕上げることができ、顧客企業はリグ時間を短縮することができました。

中国では、掘削・計測サービスが中国海洋石油総公司(CNOOC)向けにPowerDrive Orbit* 回転操行性システムを用いて、黄岩盆地の12 1/4インチの坑井区間で難しい掘削条件を克服し、リグ時間を短縮しました。PowerDrive Orbit 技術により、単一作業で2,498 m を掘削しました。これは、12 1/4インチ坑井区間でこの技術で最長の単一作業掘削距離で、この地域における基準を確立しました。これにより、顧客企業は追加の1回の作業を行う必要がなくなり、14万ドルを節約し、リグ時間を28時間短縮しました。

アゼルバイジャン沖合では、ビット・掘削ツールがBPアゼルバイジャン向けに技術を組み合わせ、カスピ海のチラグ油田で掘削の難題を克服しました。Rhino XS* 水圧膨張性リーマーとM-I SWACOのWELL COMMANDER循環ツールで、複雑な泥水調整と坑井クリーンアウト作業を行いました。Rhino XS リーマーは一体成形のため、抗張力とトルク負荷容量が高く、WELL COMMANDERツールにより、操業会社は循環を強化し、ドリルストリングの戦略的な位置でカッティングスを除去することができました。これにより顧客企業は沖合プラットフォームでのリグ時間を48時間短縮することができました。

ガボンでは、掘削・計測サービスがシェル向けにPowerDrive Archer* 高角度変化回転操行性システムを用いて、ラビ油田の3つの坑井を掘削しました。これらの中規模の半径の短い坑井は、ホイップストック・ウィンドウから水平ドレーンの終端まで単一作業で掘削しました。枝堀りされた各坑井は予定より6日早く掘削できたため、顧客企業はコストを削減することができました。また、貯留層にドレーンを再配置することで、生産量を20%増やすことができました。

ロシアでは、シュルンベルジェ変革プログラムにより、遠隔操業で人員の生産性が向上しました。掘削・計測サービスが自動通知システムを導入し、これにより遠隔操業の作業を特定し、掘削ポータルを介して人員規模を効率的に管理しました。このシステムを導入して以来、遠隔操業の活用は、2015年第2四半期には作業の約50%でしたが、2016年第1四半期には75%に増えました。また、現場の人員規模は2015年には2014年から6%減少しました。これにより、安全および環境リスクへの曝露が抑制され、高い水準のサービス品質を維持することができました。

ノルウェーでは、デット・ノルスケ・オリエセルスカップASA(デット・ノルスケ)がM-I SWACOと、アルフヘイムおよび新しいイーヴァル・オーセン沖合開発で、特殊化学品と関連サービスを提供する4年契約を結びました。技術サポートは、トロンハイム沿岸ベースおよびスタヴァンゲル遠隔操業センターから同社のすべての沖合操業に提供されます。

生産グループ                    
(単位:100万ドル、利益率は除く)
四半期 変化率
2016年6月30日締め 2016年3月31日締め 2015年6月30日締め 前四半期比 前年同期比
売上高 $ 2,099 $ 2,348 $ 3,059 -11 % -31 %
税引き前営業利益 90 208 397 -57 % -77 %
税引き前営業利益率 4.3 % 8.9 % 13.0 % -459 bps -871 bps
減分営業利益率 48 % 32 %

生産グループの売上高は21億ドルで、前四半期から11%減少しました。売上高減少の半分以上は、カナダの春季の解氷期と価格圧力の高まりによる北米の売上高減少によるものです。圧力ポンピング破砕ステージ数および活用設備は前四半期から15%以上増加したものの、不利な売上高構成と価格圧力により活動量増加の効果は相殺され、マイナスの影響が及びました。当四半期、グループの売上高全体に占める北米部門の割合は25%まで減少しました。

税引き前利益率は前四半期から4.59ポイント低下して4%となりました。その主な要因は、北米の陸上事業で圧力ポンピング・サービスの活動が低迷し、価格の低下が進んだことです。活動は低迷したものの、市場シェアを守るために一部の地域で操業能力を維持することに決定したことから、前四半期比での減分営業利益率は上昇しました。シュルンベルジェの生産管理プロジェクトは堅調で、世界全体の共同管理による生産は約25万 bbl/日に達し、引き続きグループの利益率に貢献しました。

生産グループの業績は、当四半期の新しい技術の導入と変革プログラム・イニシアチブにより後押しされました。

クウェートでは、坑井サービスが、クウェート南東部にあるシェールとシルトを多く含む砂岩貯留層の6つの坑井で、HiWAY* フローチャンネル破砕技術を採用しました。HiWAY技術により導通性が向上し、水とプロッパントの消費量が削減されました。そのため、操業面積が小さくなり、物流が簡略化されました。6つの坑井は、処理後の生産を誘導しない従来型坑井刺激システムで処理されていましたが、HiWAY技術により、顧客企業の生産流量は当初の予想の3倍になりました。

オマーンでは、坑井仕上げサービスがPDO向けに、マルムール油田で初めてケーシング背面光ファイバーによる分散型温度感知(DTS)技術を採用しました。現在、ポリマー攻法による増進回収法を行っているマルムール油田は、DTSと分散型音響感知技術によって効果を上げ、注入および生産プロファイルの分析で詳細な測定を行ってポリマー攻法を適合させました。

ブラジル沖合では、坑井サービスが、カンポス盆地の廃坑キャンペーンで、ペトロブラス向けにCoilFLATE* コイルドチュービング貫通チューブ・インフレイタブルパッカーを採用しました。CoilFLATE 技術は、パッカーを固定し、高い膨張率で確実な高圧密封を行えるよう設計されています。これはあらゆる化学的環境と最大375℉までの温度に耐えられます。また、ACTive DTS* 分散型温度測定により、リアルタイムに掘削孔のデータを取得して漏れを検出し、その結果、補修作業のための3日のリグ作業日が不要になり、操業を無事完了することができました。

ブラジルでは、坑井サービスがレプソル・シノペック・ブラジル向けに、カンポス盆地の超深海の坑井で、Invizion RT* リアルタイム坑井健全性サービスを採用しました。Invizion RT技術により、リアルタイムにセメント配置を監視、制御、評価でき、中間の坑井区間でのセメンチング作業が向上しました。ライナー上部のスクイズ作業が不要になり、上部の分離を確認できたため、顧客企業はリグ時間を12時間以上短縮することができました。

アンゴラ沖合では、坑井サービスがトタル・エクスプロレーション&プロダクション向けに、カオンボ・プロジェクトでさまざまな技術を組み合わせました。深海坑井では、間隙圧の差とフラクチャー勾配が小さい含水・炭化水素含有中間区間を分離するのが困難です。Losseal Microfracture* 逸泥防止技術とMUDPUSH* スペーサー・ファミリーを用いることで、泥水を最適に除去することができ、セメンチング作業でリグ時間を短縮することができました。

米国陸上では、抗井サービスがニューメキシコ州リー郡の坑井で、LiteCRETE* 軽量セメントスラリーを用いて、顧客企業が新たに設計した生産ケーシングをセメントで地表まで分離しました。LiteCRETE技術は設置した際の圧縮強度と浸透性に非常に優れ、セメントの健全性を損なうことなく、質の高い穿孔を行います。通常は3本のストリングが必要な方法で1本のケーシング・ストリングを用いずにすむため、顧客企業は約50万ドルを節約できました。

北米では、シュルンベルジェの変革プログラムにより、抗井サービスの作業で信頼性とサービス提供が向上しました。混合器と水圧破砕ポンプでRCMを実施し、総合的な人員トレーニング・プログラムを行うことで、9カ月間で約900万ドルを節約し、混合器に関連する非生産的時間を64%削減することができました。予測分析を行うことで、地域サポートセンターは、2015年9月より、破砕ポンプのパワーエンド部品の機器問題を予測することができました。また、他の対策を組合わせることで、資材と供給品を約800万ドル節約することができました。さらに、2014年から予測分析を油田データに適用することで、RCMを用いたポンプ資産ケア・プログラムを開発しました。これが導入されると、資産の利用性は8%向上し、3年間で累計3000万ドルを節約できると予想しています。

キャメロン・グループ                    
(単位:100万ドル、利益率は除く)
四半期 変化率
2016年6月30日締め 2016年3月31日締め * 2015年6月30日締め* 前四半期比 前年同期比
売上高 $ 1,536 $ 1,628 $ 2,236 -6 % -31 %
税引き前営業利益 243 236 328 3 % -26 %
税引き前営業利益率 15.8 % 14.5 % 14.7 % 130 bps 113 bps
減分営業利益率 該当なし 12 %
 
* 2016年第1四半期および2015年第2四半期の業績は、比較のためプロフォーマ・ベースで提示しています。

キャメロン・グループの売上高は15億ドルで、税引き前営業利益率は16%でした。売上高の62%は海外市場のもので、プロジェクト受注残の減少と米国陸上事業の活動がさらに低迷したことで影響を受けました。米国陸上での活動低迷は、主にバルブ・計測および坑外製品ラインの短周期的事業に影響しました。

市場は低迷していたものの、税引き前利益率は16%で、プロフォーマ・ベースでは前四半期から上昇しました。これは、ワンサブシーによる強力なプロジェクト執行、掘削およびプロセス・システムズの製品ラインによるものです。

新しい契約締結とプロジェクトの始動がキャメロン・グループの業績に影響しました。これにはシュルンベルジェ傘下の企業であるワンサブシーの他の多くの成功が含まれています。

ウッドサイド・エナジーが、オーストラリア沖合のグレーターエンフィールド・プロジェクトで、ワンサブシーと総額およそ3億ドルの設計・調達・統合・建設(EPIC)契約を結びました。この契約には、6台の水平SpoolTree* 海底ツリー、6台の水圧入システム用水平ツリー、6台の多相流流量計、高圧モーター、アンビリカル、トップサイド(生産設備)、海底制御・供給機能を備えた高昇圧デュアルポンプ・ステーション、坑井介入・改修制御システム、ランディングストリング、設置・試運転サービスが含まれます。

エジプトでは、ベライム・ペトロリアム・カンパニー(ペトロベル)が、エジプト沖合のショロウク鉱区にあるゾール・ガス油田の第1段階で、ワンサブシーと総額1億7000万ドルを超えるEPIC契約を結びました。これに先立ち、ワンサブシーは、基本設計業務(FEED)調査を進め、学際的チームがエニ(Eni)およびペトロベルと協力して、世界で2番目に長い150kmのステップアウトを伴うガス容量の大きなこのガス井向けに、海底機器構造体を開発しました。この契約には、6台の水平SpoolTree* 海底ツリー、坑井介入・改修制御システム、ランディングストリング、タイ・イン、高信頼性圧力保護システム、トップサイド、光ファイバー通信技術による海底の制御・供給、AquaWatcher*水分析センサーによる水分検出および塩分監視、設置・試運転サービスが含まれます。

BPエクスプロレーション(デルタ)リミテッドとパートナーのドイチェ・エアデルAGが、ワンサブシーと、エジプト沖合のウェストナイル・デルタ・ギザ/ファイユーム油田とレイブン油田で海底生産システムを供給する契約を結びました。ギザ/ファイユームは改修された陸上ロゼッタ施設にタイバックされ、レイブンの新しい陸上プラントに統合されます。長距離のガス油田での供給には、大口径の海底ツリー、高信頼性圧力保護システムを組み込んだマニホルド・システム、接続システム、制御システム、ならびにプロジェクトのエンジニアリング、管理、試験が含まれます。

米国メキシコ湾では、ワンサブシーが、超深海に設置された海底ブースティング・システムの試運転と始動に成功しました。貯留層の背圧を抑えることで、海底ブースティング・ポンプ技術には回収率を10%~30%向上できる可能性があり、これは5000万~1億5000万バレルの石油回収増加に相当します。

 
財務諸表
         
要約連結損益計算書
 
(単位:100万ドル、1株当たりの金額を除く)
 
第2四半期 上半期
6月30日締め     2016   2015   2016   2015
 
売上高 $ 7,164 $ 9,010 $ 13,684 $ 19,258
利息およびその他の収入 54 47 98 96
経費
売上原価 6,315 7,136 11,774 15,231
研究・エンジニアリング 257 279 497 546
一般管理費 103 120 213 239
減損その他 (1) 2,573 - 2,573 439
合併・統合 (1) 335 - 335 -
利息       149       86     282       169
税引き前利益(損失) $ (2,514 ) $ 1,436 $ (1,892 ) $ 2,730
所得税(還付)(1)       (368 )     302     (269 )     608
純利益(損失) $ (2,146 ) $ 1,134 $ (1,623 ) $ 2,122
非支配持分に帰属する純利益       14       10     36       23
シュルンベルジェに帰属する純利益(損失) (1)     $ (2,160 )   $ 1,124   $ (1,659 )   $ 2,099
 
シュルンベルジェの希薄化後1株当たり利益(損失)(1)     $ (1.56 )   $ 0.88   $ (1.26 )   $ 1.64
 
平均流通株式数 1,389 1,269 1,321 1,273
希薄化後平均流通株式数       1,389       1,280     1,321       1,282
 
経費に含まれる減価償却費(2)     $ 1,113     $ 1,047   $ 2,080     $ 2,089
 
(1) 詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。
(2) 有形固定資産の償却および無形資産の償却、マルチクライアント地震探査データ費用、SPM投資を含みます。
 
要約連結貸借対照表
   
(単位:100万ドル)
 
6月30日締め 12月31日締め
資産の部     2016       2015
流動資産
現金および短期投資 $ 11,192 $ 13,034
売掛金 9,374 8,780
その他の流動資産       6,629         5,098
27,195 26,912
債券投資(満期保有) 386 418
固定資産 13,226 13,415
マルチクライアント地震探査データ 976 1,026
のれん 24,603 15,605
無形資産 9,921 4,569
その他の資産       4,864         6,060
      $ 81,171       $ 68,005
 
負債および株主資本の部              
流動負債
買掛金・未払負債 $ 9,494 $ 7,727
概算所得税債務 1,043 1,203
短期借入金・長期債務の1年以内返済分 3,371 4,557
未払配当金       701         634
14,609 14,121
長期債務 18,252 14,442
繰延税金 2,631 1,075
退職後給付 1,341 1,434
その他の負債       1,359         1,028
38,192 32,100
株主資本       42,979         35,905
      $ 81,171       $ 68,005

純負債

「純負債」は、負債総額から現金、短期投資、債券投資(満期保有)を控除した額です。純負債は負債の返済に充当できる現金と投資額を反映しているため、シュルンベルジェの負債水準に関する有益な補足情報を提供すると経営陣は考えています。

「フリーキャッシュフロー」とは、営業活動によるキャッシュフローから、設備投資、SPM投資、資本計上されたマルチクライアント地震探査データ費用を控除した金額です。フリーキャッシュフローは当社にとって重要な流動性指標であり、投資家ならびに経営陣にとって、現金を生み出す当社事業能力の指標として有益であると経営陣は考えています。事業の必要性を満たし債務を果たせば、この現金を用いて当社の将来の成長に再投資したり、配当金支払いや自社株買い戻しにより株主に還元することができます。フリーキャッシュフローは、裁量的費用で使用できる残余キャッシュフローではありません。

純負債とフリーキャッシュフローは非GAAP財務指標であり、総負債や営業活動によるキャッシュフローと併せて考慮するものであり、これらの代替あるいはこれらに優先するものと見なさないようにしてください。

純負債の増減の詳細を以下に示します。

   
(単位:100万ドル)
     
6月30日締め        
上半期
2016
 
第2四半期
2016
 
上半期
2015
 
純利益(損失)(非支配持分控除前) $ (1,623 ) $ (2,146 ) $ 2,122
減損およびその他の費用(税抜き)   2,476     2,476     383  
純利益(非支配持分控除前)(特別費用・利益を除く) 853 330 2,505
減価償却(1) 2,080 1,113 2,089
年金およびその他の退職後給付費用 92 32 217
株式報酬費用 145 84 167
年金およびその他の退職後給付資金 (83 ) (38 ) (214 )
運転資金の増減 (250 ) 213 (837 )
その他   5     (102 )   157  
営業活動によるキャッシュフロー(2)   2,842     1,632     4,084  
 
設備投資 (998 ) (449 ) (1,193 )
SPM投資 (729 ) (132 ) (222 )
資本計上されたマルチクライアント地震探査データ   (333 )   (166 )   (221 )
フリーキャッシュフロー   782     885     2,448  
 
自社株買い戻しプログラム (506 ) (31 ) (1,239 )
支払配当金 (1,255 ) (626 ) (1,151 )
従業員持株制度による受取金   195     32     256  
  (784 )   260     314  
 
事業買収・投資(取得した現金と負債を控除) (3,790 ) (3,709 ) (206 )
非継続事業-米国司法省との合意 - - (233 )
その他   76     58     (86 )
純負債の増加 (4,498 ) (3,391 ) (211 )
純負債(期首)   (5,547 )   (6,654 )   (5,387 )
純負債(期末) $ (10,045 ) $ (10,045 ) $ (5,598 )
 
純負債の内訳     6月30日締め2016   3月31日締め
2016
  12月31日締め
2015
  6月30日締め
2015
現金および短期投資 $ 11,192 $ 14,432 $ 13,034 $ 7,274
債券投資(満期保有) 386 401 418 469
短期借入金・長期債務の1年以内返済分 (3,371 ) (4,254 ) (4,557 ) (4,231 )
長期債務   (18,252 )   (17,233 )   (14,442 )   (9,110 )
$ (10,045 ) $ (6,654 ) $ (5,547 ) $ (5,598 )
 
(1) 有形固定資産の償却および無形資産の償却、マルチクライアント地震探査データ費用、SPM投資を含みます。
 
(2) 2016年および2015年6月30日締め上半期にそれぞれ約5億4500万ドルと4億5500万ドル、2016年第2四半期に約2億8500万ドルの退職手当が含まれます。また、キャメロン買収に関連する一時的な取引関連の支払金として約1億ドルが含まれます。

特別費用・利益

2016年第2四半期プレスリリースでは、米国で一般的に認められた会計原則(GAAP)に基づく財務業績に加え、非GAAPによる財務業績(SECの規則Gに基づく)を提示しています。特別費用・利益を除く純利益、ならびにこれに基づく指標(特別費用・利益を除く希薄化後EPS、非支配持分を除く純利益(特別費用・利益を除く)、特別費用・利益を除く実効税率)は非GAAP財務指標です。財務指標から特別費用・利益を除外することで、期間ごとのシュルンベルジェの業務をより有効に評価し、除外された項目で分かりにくくなる業務の動向を確認できると経営陣は考えています。これらの指標はまた、経営陣が一定の奨励報酬を決定する際の業績指標として用いています。上記の非GAAP財務指標は、GAAPに基づく財務業績の他の指標と併せて検討するものであり、これらの指標の代替、あるいはこれらに優先するものと見なさないようにしてください。これらの非GAAP財務指標と対応するGAAP指標の差異調整を以下に示します。

(単位:100万ドル、1株当たりの金額を除く)
     
2016年第2四半期
税引き前   税金   非支配持分   純額   希薄化後 

EPS

シュルンベルジェ純利益(特別費用・利益を除く) $ 394 $ 64 $ 14 $ 316 $ 0.23  
固定資産減損 (1,058 ) (177 ) - (881 )
人員削減 (646 ) (63 ) - (583 )
在庫評価損 (616 ) (49 ) - (567 )
マルチクライアント地震探査データ減損 (198 ) (62 ) - (136 )
その他の事業再編費用 (55 ) - - (55 )
パーチェス法による在庫公正価格調整の償却 (150 ) (45 ) - (105 )
合併関連の従業員給付および専門家報酬 (92 ) (17 ) - (75 )
その他の合併・統合関連   (93 )     (19 )     -     (74 )
シュルンベルジェの純損失(GAAPベース) $ (2,514 )   $ (368 )   $ 14   $ (2,160 ) $ (1.56 )
 
(単位:100万ドル、1株当たりの金額を除く)
 
2016年上半期
税引き前   税金   非支配持分   純額   希薄化後 

EPS

シュルンベルジェ純利益(特別費用・利益を除く) $ 1,015 $ 162 $ 36 $ 817 $ 0.62  
固定資産減損 (1,058 ) (177 ) - (881 )
人員削減 (646 ) (63 ) - (583 )
在庫評価損 (616 ) (49 ) - (567 )
マルチクライアント地震探査データ減損 (198 ) (62 ) - (136 )
その他の事業再編費用 (55 ) - - (55 )
パーチェス法による在庫公正価格調整の償却 (150 ) (45 ) - (105 )
合併関連の従業員給付および専門家報酬 (92 ) (17 ) - (75 )
その他の合併・統合関連   (93 )     (19 )     -     (74 )
シュルンベルジェの純損失(GAAPベース) $ (1,893 )   $ (270 )   $ 36   $ (1,659 ) $ (1.26 )
 
2015年上半期
税引き前   税金   非支配持分   純額   希薄化後 

EPS

シュルンベルジェ純利益(特別費用・利益を除く) $ 3,169 $ 664 $ 23 $ 2,482 $ 1.94  
人員削減 (390 ) (56 ) - (334 )
ベネズエラでの通貨切り下げによる損失   (49 )     -       -     (49 )
シュルンベルジェの純利益(GAAPベース) $ 2,730     $ 608     $ 23   $ 2,099   $ 1.64  
 
2016年第1四半期および2015年第2四半期には特別費用・利益は計上されていません。
 
製品グループ
(単位:100万ドル)
      四半期
2016年6月30日締め     2016年3月31日締め     2015年6月30日締め
売上高 税引き前利益 売上高     税引き前利益 売上高   税引き前利益
油層定義 $ 1,593 $ 266 $ 1,747 $ 331 $ 2,510 $ 655
掘削 2,034 171 2,493 371 3,469 672
生産 2,099 90 2,348 208 3,059 397
キャメロン 1,536 243 - - - -
消去など (98 )   (23 ) (68 )   (9 ) (28 )   (16 )
税引き前営業利益 747 901 1,708
全社など (241 ) (172 ) (199 )
受取利息(1) 24 13 6
支払利息(1) (136 ) (120 ) (79 )
特別費用・利益     (2,908 )     -       -  
$ 7,164   $ (2,514 ) $ 6,520   $ 622   $ 9,010   $ 1,436  
       
(単位:100万ドル)
上半期
2016年6月30日締め 2015年6月30日締め
売上高 税引き前利益 売上高 税引き前利益
油層定義 $ 3,339 $ 597 $ 5,165 $ 1,327
掘削 4,527 542 7,391 1,450
生産 4,447 298 6,764 941
キャメロン 1,536 243 - -
消去など (165 )   (32 ) (62 )   (17 )
税引き前営業利益 1,648 3,701
全社など (413 ) (390 )
受取利息(1) 37 14
支払利息(1) (256 ) (156 )
特別費用・利益     (2,908 )     (439 )
$ 13,684   $ (1,892 ) $ 19,258   $ 2,730  
 
(1) 製品グループおよび地域別業績に含まれる利息を除きます。
 
補足情報
 
1) 減分営業利益率の定義はどのようなものですか?
減分営業利益率は、売上高の変化に対する税引き前営業利益の変化の比率です。
 
2) 2016年第2四半期の営業活動によるキャッシュフローはどうなっていますか?
2016年第2四半期の営業活動によるキャッシュフローは16億ドルで、これには退職金の2億8500万ドル、および当四半期のキャメロン買収に伴う一時的な取引関連支払金として1億ドルが含まれます。
 
3) 2016年上半期の営業活動によるキャッシュフローはどうなっていますか?
2016年上半期の営業活動によるキャッシュフローは28億ドルで、これには退職金の5億4500万ドル、および当四半期のキャメロン買収に伴う一時的な取引関連支払金として1億ドルが含まれます。
 
4) 2016年第2四半期の非支配持分および特別費用・利益控除前純利益に対する割合としてのフリーキャッシュフローはどうなっていますか?
2016年第2四半期のフリーキャッシュフローは8億5500万ドルで、これには退職金の2億8500万ドル、一時的な取引関連支払金として1億ドル、設備投資の4億4900万ドル、SPM投資の1億3200万ドル、マルチクライアント地震探査データの1億6600万ドルが含まれます。非支配持分および特別費用・利益を除く純利益に対する割合は268%でした。
 
5) 2016年上半期の非支配持分および特別費用・利益控除前純利益に対する割合としてのフリーキャッシュフローはどうなっていますか?
2016年上半期のフリーキャッシュフローは7億8200万ドルで、これには退職金の5億4500万ドル、一時的な取引関連支払金として1億ドル、設備投資の9億9800万ドル、SPM投資の7億2900万ドル、マルチクライアント地震探査データの3億3300万ドルが含まれます。非支配持分および特別費用・利益を除く純利益に対する割合は92%でした。
 
6) 2016年通期の設備投資の指針はどうなっていますか?
2016年の設備投資(マルチクライアントおよびSPM投資を除く)は22億ドルと予想されます。これには、買収したキャメロン事業の3四半期分の設備投資が含まれています。
 
7) 2016年第2四半期の「利息およびその他の収入」には何が含まれますか?
2016年第2四半期の「利息およびその他の収入」は5400万ドルで、その内訳は、持分法投資利益の2400万ドルと受取利息の3000万ドルです。
 
8) 2016年第2四半期に受取利息と支払利息はどのように変化しましたか?
受取利息は3000万ドルで、前四半期から1100万ドル増加しました。支払利息は1億4900万ドルで、前四半期から1600万ドル増加しました。
 
9) 税引き前営業利益とシュルンベルジェの税引き前連結利益の違いは何ですか?
この違いは、セグメントに割り当てられていない社費(特別費用・利益を含む)および受取利息/支払利息、ならびに株式報酬費用、一定の無形資産に関連する償却費用(キャメロン買収による無形資産償却費用を含む)、一部の一元管理イニシアチブ、その他の営業外項目です。
 
10) 2016年第2四半期の実効税率(ETR)は、どの程度でしたか?
GAAPに基づく2016年第2四半期の実効税率は14.6%、2016年第1四半期は15.9%でした。
 
特別費用・利益を除く2016年第2四半期の実効税率は16.2%、2016年第1四半期は15.9%でした。
 
11) 2016年6月30日時点での流通普通株式数はどれぐらいでしたか?また、この株式数は前四半期末からどの程度変化しましたか?
2016年6月30日時点での流通普通株式数は13億9100万株でした。以下の表に、2016年3月31日から2016年6月30日までの株式数の変化を示します。
  (単位:100万ドル)
2016年3月31日時点での流通株式数 1,252
キャメロンの買収 138
オプション保有者に売却した株式(交換した株式を除く) 1
制限付き株式の付与 -
従業員株式購入制度に基づいて発行された株式 -
自社株買い戻しプログラム -
2016年6月30日時点での流通株式数 1,391
 
12) 2016年第2四半期および2016年第1四半期の加重平均流通株式数はどれぐらいでしたか?また、希薄化後1株当たり利益(特別費用・利益を除く)の計算で用いた希薄化に基づき、平均流通株式数との差異調整はどのようになっていますか?
2016年第2四半期および2016年第1半期の加重平均流通株式数は、それぞれ13億8900万株と12億5400万株でした。
 
以下の表に、希薄化後1株当たり利益(特別費用・利益を除く)の計算で用いた希薄化に基づき、加重平均流通株式数と平均流通株式数の差異調整を示します。
  (単位:100万ドル)
第2四半期
2016
    第1四半期
2016
加重平均流通株式数 1,389   1,254
想定されるストックオプションの行使 3 1
未付与の制限付き株式 5     4
希薄化後平均流通株式数 1,397     1,259
 
13) 2016年第2四半期のマルチクライアントの売上高は、どうなりましたか?
2016年第2四半期のマルチクライアントの売上高(譲渡手数料を含む)は1億4500万ドル、2016年第1四半期は7700万ドルでした。
 
14) 2016年第2四半期末時点でのウェスタンジーコの受注残はどれぐらいでしたか?
2016年第2四半期末時点でのウェスタンジーコの受注残(顧客と締結済みの契約に基づく)は8億6500万ドルでした。2016年第1四半期末時点では9億6600万ドルでした。
 
15) キャメロンの海底および掘削部門の受注額および受注残はどのようなものでしたか?
海底および掘削部門の受注額と受注残は以下の通りです。
(単位:100万ドル)
注文 第2四半期
2016
      第1四半期
2016
海底 $315   $305
掘削 $166 $150
 
受注残 (四半期末)
海底 $2,642 $2,870
掘削 $1,050 $1,308
 
16) 2016年第2四半期にシュルンベルジェが計上したさまざまな費用は何に関するものですか?
 
資産減損費用:
石油・ガス産業の市場状況は好ましくない状態が続いており、さらに悪化しています。またこのことが活動見通しに影響を及ぼしていることから、シュルンベルジェは、一部の資産の帳簿価額をもはや回収できないと判断しました。その結果、第2四半期には税引き前資産減損費用として以下のように19億ドルを計上しました。
-- 主に遊休機器と施設に関する固定資産減損として10億5800万ドル
-- 一部在庫の帳簿価額の評価損として6億1600万ドル
-- マルチクライアント地震探査データ減損として1億9800万ドル
-- その他の事業再編費用として5500万ドル
シュルンベルジェでは、これらの資産減損費用によって大きな現金支出は発生しないと予想しています。
 
人員削減:
活動が低迷し、2016年を通してこれが持続すると予想していることから、シュルンベルジェはさらなる人員削減を決定しました。これにより、シュルンベルジェは、この人員削減に関連して第2四半期に税引き前費用として6億4600万ドルを計上しました。
 
キャメロン買収に関連する合併・統合費用:
シュルンベルジェによるキャメロン買収に関連し、シュルンベルジェは税引き前費用として3億3500万ドルを計上しました。その内訳は、取得した在庫を概算公正価格に評価増ししたことに関連するパーチェス法会計による調整の非現金性償却に関連する1億5000万ドル、合併関連の従業員給付および専門家報酬として9200万ドル、その他の合併・統合関連費用の9300万ドルです。

Contacts

Schlumberger Limited
Simon Farrant – Schlumberger Limited, Vice President of Investor Relations
Joy V. Domingo – Schlumberger Limited, Manager of Investor Relations
Office +1 (713) 375-3535
investor-relations@slb.com


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情報提供元:
記事名:「シュルンベルジェ、2016年第2四半期の業績を発表