USBがオーディオ/ビデオ、データ、電力供給のための真に世界的なシングルケーブルソリューションを実現

ジュネーブ & 米オレゴン州ビーバートン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- IEC(International Electrotechnical Commission:国際電気標準会議)とUSBインプリメンターズ・フォーラム(USB-IF)は本日、高速データ転送を実現し、機器充電の利便性を高めるための最新USB-IF仕様をIECが正式に採用したと発表しました。具体的には、USB Type-C™のケーブル/コネクター、USB Power Delivery(USBパワー・デリバリー)、USB 3.1(スーパー・スピードUSB、10 Gbps)の各仕様です。これらの仕様は、オーディオ/ビデオ、データ、電力供給のための真のシングルケーブルソリューションのあり方を規定しています。



これらの規格は、幅広い電子機器における電子廃棄物の削減と電源装置の再利用性向上の問題で、世界的取り組みを前進させると期待されています。この分野で進められている標準化作業に対するIECのアプローチは、外部電源装置の再利用性向上によって消費者の利便性を支援し、製品の信頼性・安全性を維持するとともに、将来の技術革新に備えるという究極目標が原動力になっています。さらに、策定した国際規格が広く採用されれば、劣悪な設計・製造のアフターマーケット代用品の流入を抑えることができます。これらは規制要件に準拠している電子機器の操作に影響を与えることがあります。

これらのUSB-IF仕様は、IECの「TC(専門委員会)100:オーディオ・ビデオ・マルチメディアシステムおよび機器」に提出され、IEC国際規格のIEC 62680 シリーズに含めることが承認されました。これらのシリーズは、データ転送・給電用のユニバーサルシリアルバスのインターフェースで、上記の目標を支えるものです。IEC仕様番号は下記の通りです。

USB Type-C™仕様は、USB Type-Cケーブル/コネクターの物理的なフォームファクターを規定して、より薄型でスマートな製品デザインを促し、使いやすさを向上させ、今後のバージョンのUSBで性能向上の成長軌道を用意するものです。

USBパワー・デリバリーが開発された目的は、充電の高速化と最大100Wまでの給電容量の向上を実現することで、柔軟性と双方向性を実現することにありました。USBパワー・デリバリー仕様は、相互運用性のある電源装置の世界的採用を支える標準的機能を規定することで、電子廃棄物を削減し、消費者向け電子機器のアダプターと充電器の再利用性を向上させることに貢献します。

USB 3.1により最大10 Gbpsの速度を実現し、USBホスト/ハブ/デバイス向けのオーディオ/ビデオを支えます。USB Type-C、USB 3.1、USBパワー・デリバリーを組み合わせることで、オーディオ/ビデオ、データ、給電のための真のシングルケーブルソリューションのあり方が規定され、USB/IEC 62680シリーズの国際規格に準拠したデバイスの既存の世界的エコシステムが発展します。

IEC事務総長兼CEOのFrans Vreeswijkは、次のように述べています。「IECは電子廃棄物を削減してデバイスの相互運用性を高める仕様の促進に専心しています。IECとUSB-IFの長きにわたる関係は、影響力のある世界的組織と足並みをそろえて、消費者に利益をもたらし、エコシステムの繁栄を促進するという、私たちの目標を裏付けています。」

USB-IFのプレジデント兼最高執行責任者(COO)を務めるJeff Ravencraftは、次のように述べています。「USBはほぼ間違いなく、デバイスの広範な普及と世界での消費者による認知を考えれば、世界で最も実りの多い技術です。USB Type-Cは充電の迅速化とUSB性能の向上を実現するUSBパワー・デリバリーと相まって、誰にとっても必要となる最後のケーブルです。USB-IFはIECとの提携がこれら重要仕様の承認に結実したことをうれしく思います。」

資料

  • IECの詳細については、http://www.iec.ch/をご覧ください。
  • USB-IFとUSB仕様の詳細については、www.usb.orgをご覧ください。

USB-IFについて

非営利団体のUSBインプリメンターズ・フォーラムは、USB仕様で定義されているUSB技術の向上と導入に関する支援組織およびフォーラムとして設立されました。USB-IFは、そのロゴやコンプライアンスプログラムを通じて、世界中で認知された高品質の互換性のあるUSBデバイスの開発を促進し、USBのメリットや準拠テストに合格した製品の品質の周知に努めています。製品および技術に関する最新記事など、詳細についてはUSB-IFのウェブサイトwww.usb.orgをご覧ください。

IECについて

IEC(International Electrotechnical Commission:国際電気標準会議)は、世界人口の98%、世界の発電量の96%を占める166の国を取りまとめています。1万5000人近くの専門家が世界規模の中立的、独立的なIECプラットフォームで協力し、製品同士がいたるところで安全に連携するようにします。IECは世界をリードする組織として、世界的に通用する国際規格を策定・公開しており、その対象はすべての電気・電子とその関連の技術・機器・システムを含むエネルギーチェーン全体です。また、IECはあらゆる形式の適合性評価をサポートし、家庭、オフィス、医療施設、パブリックスペース、輸送機関、製造、爆発性雰囲気、発電で使用されるコンポーネント、設備、システムがこの適合性評価に準拠していることを認定するため、4種類の適合性評価システムを運営しています。

IECの業務は、発電(あらゆる再生可能エネルギー資源を含む)、トランスミッション、配電、スマートグリッド&スマートシティー、電池、家庭用電化製品、オフィス機器・医療機器、あらゆる公共輸送・自家輸送、半導体、光ファイバー、ナノテクノロジー、マルチメディア、情報技術など、非常に幅広い範囲の技術をカバーしています。安全性、EMC、パフォーマンス、環境の問題にも取り組んでいます。www.iec.ch

USB Type-C™とUSB-C™はUSBインプリメンターズ・フォーラムの商標です。

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press@usb.org

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記事名:「IECがUSB Type-C™、USBパワー・デリバリー、USB 3.1の仕様を正式に採用