皆さんお馴染みのWikipediaですが、これを英語版でリーディングしようとすると、ボリュームたっぷりで挫折しそうですよね。ニュースなどお堅いものより、もっとカジュアルで面白い英文を読みたい人もいるでしょう。そこでおすすめなのが、Wikipediaの簡単バージョン『Simple English Wikipedia』です。

ウィキペディアの超シンプル版『Simple English Wikipedia』

Simple_English_Wikipedia_screenshot

ウィキペディアは、ネット上から誰でもが編集できる有名なオンライン辞書サービスです。説明もかなり充実しているので、ほとんどの事柄はWikipediaで調べられてしまうほど情報量があります。日本語版もあるので、一度はお世話になった方もいるんじゃないでしょうか。

しかし一方で、説明がたくさんあるので全部読み切るのはなかなか大変だったりします。Wikipediaはあくまで辞書なので、良くも悪くも説明がキッチリしすぎているのが特徴です。

ふつうのWikipediaと英文の内容を比較してみた

著者も、もっとサッと概要だけ読みたいのにな、と思ったことはたくさんありました。例えば、『blog』という言葉を調べるのにも、通常のウィキペディアで調べるとこのような解説がギッシリ詰まっています。

ふつうのWikipediaの場合

A blog (a truncation of the expression weblog)[1] is a discussion or informational site published on the World Wide Web and consisting of discrete entries (“posts”) typically displayed in reverse chronological order (the most recent post appears first). Until 2009 blogs were usually the work of a single individual[citation needed], occasionally of a small group, and often covered a single subject. More recently “multi-author blogs” (MABs) have developed, with posts written by large numbers of authors and professionally edited. MABs from newspapers, other media outlets, universities, think tanks, advocacy groups and similar institutions account for an increasing quantity of blog traffic. The rise of Twitter and other “microblogging” systems helps integrate MABs and single-author blogs into societal newstreams. Blog can also be used as a verb, meaning to maintain or add content to a blog. The emergence and growth of blogs in the late 1990s coincided with the advent of web publishing tools that facilitated the posting of content by non-technical users. (Previously, a knowledge of such technologies as HTML and FTP had been required to publish content on the Web.)

Wikipediaをそのまま読むのは、かなり大変そうですね…著者もこんなに英文があったら「うっ、読みにくくて辛いな…」と思います。辞書的な説明は、日本語でも読みにくいですからね。

Simple English Wikipediaの場合

そこで、今回紹介する『Simple English Wikipedia』で同じワードを調べてみると、下記のように必要最低限の意味を表示してくれます。文字数にすると約100文字ほどなので、1/5ほどの文字数で意味を調べることができます。おまけに本家Wikipediaよりも説明も易しい英単語で説明されているので、サクサク読み進めやすくなっているのも嬉しいところ。

From Wikipedia, the free encyclopediaWordPress, an example of blog software.Blog is another word for weblog. A weblog is a website that is like a diary or journal. Most people can create a blog and then write on that blog.

同じblogという言葉を調べるのにも、たったこれだけの文章で意味を理解することができます。使われている英文も英単語も、ずっと簡単なものになっているのがお分かりいただけるんじゃないでしょうか。全体的に、圧倒的に読みやすくなっていますね。これくらいのレベルだと、英語リーディングの教材としても良い練習になるでしょう。

著者も、シンプル版のWikipediaを多用しています。例えば、こんな使い方をしています。

  • 日本文化が英語でどんな説明をされているのか読んでみる(manga,geishaなど)
  • 自分の興味のあるハマっているテレビゲームについて英語で説明文を読む
  • 勉強する時、調べたいテーマについての基礎知識をざっくり理解してから専門書を読む

スマホからサクサク英文を読むには、本家Wikipediaよりもシンプル版の方がギュッと情報が凝縮されていて便利です。本家で挫折した人は、シンプル版で再チャレンジしてみてください。

Simple English Wikipedia

情報提供元:English Hacker
記事名:「ウィキペディアの超シンプル版『Simple English Wikipedia』で英語リーディングをしよう