リリー「障害者の映画というと、重いと思うかもしれないけど、ポップなエンターテインメント」

 イラストレーターのリリー・フランキー(53)が7日、都内で主演映画『パーフェクト・レボリューション』(監督:松本准平/企画原案:熊篠慶彦/配給:東北新社)の完成披露試写会に共演の清野菜名(22)、小池栄子(36)、銀杏BOYZ・峯田和伸(39)らとともに出席した。

「障害者の映画って重くなりがちだが、この作品のようにゲラゲラ笑えたりするのが今までなかったのが不思議。そういうのを不謹慎という人もいるけど、それこそ不謹慎。熊篠くんの実話がもとになっているし、あんまり観たことのない映画になっていると思う。構えずに観て楽しんでほしい」と、しみじみとPRしたリリー。

 同映画は、脳性麻痺を患う熊篠の実体験をもとに、車椅子生活を送るクマ(リリー)と、精神に障害のある美少女・ミツ(清野)のハチャメチャな恋を描くラブストーリー。

 この日、車椅子に乗った熊篠を手で押しながら登場したリリーは出演のきっかけについて、「10年ぐらい前にちょっとHなイベントで熊篠くんと知り合って、障害者にも性欲があるし、恋愛もしたいっていうのを声高に主張していて、健常者がそう思っていないってところに共鳴した。熊篠くんの話が映画になるって聞いて、何でもいいから手伝いたいなと思った。そしたら、熊篠くんの役だった。もともと知っている人だからゼロからの役づくりじゃないから苦労もなかった」と振り返った。

リリー「障害者の映画というと、重いと思うかもしれないけど、ポップなエンターテインメント」

 一方、ミツ役の清野は「台本をもらってさらっと読めておもしろかったし、頭のなかでミツが動き出していたので、(役や作品に)興味しかなかった。台本と一緒に監督から手紙をもらってうれしかった。『ミツの笑顔と清野さんの笑顔がイメージぴったり』とか…」と手紙のエピソードを披露すると、これにリリーが「まあ、気持ち悪い手紙ですよね」とツッコめば、小池も「私は手紙もらってない!」とジェラシーで場内を和ませた。

 また、クマの介助士役の小池が「クマと家族のように寄り添う役で、そこにミツが参加してきて、2人が愛を育むのを見ていて楽しかった」と振り返れば、リリーが「(小池に)オフロに入れてもらった。小池栄子に髪を洗ってもらうって、ある種、男の上がりですよね」と茶目っ気たっぷり。そんなリリー節炸裂の主人公を、モデルになった熊篠も「(作中では)ただの脳性麻痺のおっさんにしか見えなかった」と大絶賛。「顔も似ているしね」というリリーに、小池が「2人とも居心地がいい。周りを緊張させない方」と褒めると、リリーが「2人も緊張感ないですからね」と再び場内を爆笑させていた。

リリー「障害者の映画というと、重いと思うかもしれないけど、ポップなエンターテインメント」

 この日は作品の挿入歌「BABY BABY」を歌う峰田がイベント途中からサプライズ参加し、リリーらに花束を贈呈したが、「今年1月にリリーさんから映画で歌を使いたいとメールが来て、もうお願いしま〜すって感じだった」とノリノリ。

 最後に清野が「予告内容から暗い映画かと思うかもしれないけど、馬鹿げていたり、楽しくハッピーなので構えずに観てほしい」とフレッシュにPRすれば、リリーも「車椅子の目線でミツを負っているが、瑞々しくて。最初の激痛の女からお互いの気持ちが変わっていって…。障害者の映画というと、重いと思うかもしれないけど、そこじゃなくて、ポップなエンターテインメントにしたレボリューションになっているので、ぜひ楽しんで観てほしい」と想いをこめていた。

同作品は、29日より公開。

 

リリー「障害者の映画というと、重いと思うかもしれないけど、ポップなエンターテインメント」



リリー「障害者の映画というと、重いと思うかもしれないけど、ポップなエンターテインメント」

リリー・フランキー

リリー「障害者の映画というと、重いと思うかもしれないけど、ポップなエンターテインメント」

清野菜名

リリー「障害者の映画というと、重いと思うかもしれないけど、ポップなエンターテインメント」

小池栄子



リリー「障害者の映画というと、重いと思うかもしれないけど、ポップなエンターテインメント」

峯田和伸

リリー「障害者の映画というと、重いと思うかもしれないけど、ポップなエンターテインメント」

熊篠慶彦



情報提供元:News Lounge
記事名:「リリー「障害者の映画というと、重いと思うかもしれないけど、ポップなエンターテインメント」