上野樹里 藤竜也からあだ名で“シティ派ワイルドキャット”と命名

映画「お父さんと伊藤さん」初日舞台あいさつが開催!

 女優・上野樹里(30)、俳優・藤竜也(75)、リリー・フランキー(52)が8日、東京・新宿バルト9で映画『お父さんと伊藤さん』(監督:タナダユキ/配給:ファントム・フィルム)初日舞台あいさつをタナダ監督(41)とともに開いた。

 54歳の給食センターで働く彼氏・伊藤さん(リリー)と同棲する34歳の彩(上野)。微妙な20歳という年齢差ながらうまく生活を続けていた彩のところに、兄夫婦の家から追い出されるように居所をなくしてしまった彩の74歳のお父さん(藤)が転がりこんでくる。そんな生活に波乱が起こらないはずもなく……。

 上野は初日を迎え満員となった劇場を見回し、「いまの時点で予想を超えているんです。もともとは単館系での公開という話で受けて、取材とかもそんなに受けることはないだろうと思っていたんです。けれど、藤さんと名古屋に行ったり、100社くらいの取材を受けて、きょうの初日も400人も入る劇場でできて嬉しいです」と、さまざまな思いが去来しているよう。

 取材をされたという話では、今月5日のトークショーでも語っていた取材を受けながらインタビューアーとともに泣いてしまったというエピソードを披露したが、リリーは「俺、映画の取材のときに泣いたことないし、泣かれたこともない。この前『(映画)SCOOP!』の取材を受けていたときも、みんな半笑いでしたよ」と、いぶかしむと、藤は「僕は泣かれたことありますよ」と、フォローするという一幕も。

 さらに、取材されたときの話が続き、女性のインタビューアーからは伊藤さんが理想の男性像だったと言われたものの、リリーは「俺だって壁ドンとかやれるんだったらやりたいですよ」と、そういう役ではなかったことに少々しょんぼり。そこで上野が「本当に取材陣にモテモテでしたよ」と伝えたが、これにもリリーは「伊藤さんの闇の部分は描かれてないから」と、説明していた。

 作品について、上野が藤に「この映画はいい映画ですか?」と問うと、藤は「いいんですかねぇ……」と、自信なさげ。すると上野が「さっき横浜でやった舞台あいさつのときはべた褒めだったじゃないですか!」と、ツッコミを入れることに。

 藤もそんな意見が変わったのには理由があるそうで「横浜の舞台あいさつで家族やら30人で来てくれて、『映画どうだった?』というのでラストシーンで議論しているらしいんです」との話があったことや、WEBで感想を検索してみたところ絶賛する意見ばかりで、「ちょっとけなされるくらいがいいのに……」という思いがあるのだとか。それをリリーはまずいと思ったのか、「こんな地味な映画をけなす人は、呪われますよ!寝てる時、壁がミシッといったりとか」と、しっかり釘を刺すことも忘れなかった。

 さらに、リリーは上野と藤を「どこか家族っぽい。人んちにお呼ばれしているおじさんという気持ちになって。映画を撮影しているのが曖昧になるくらいお父さんと娘さんという感じがして親子っぽかったですよ」という話をしていたが、藤がいきなり、「この前2人にあだ名をつけたんです。リリーさんは『おじさんの妖精』、樹里さんは『シティ派ワイルドキャット』」と言い出し、上野は「ワイルドキャットと言われてから、猫の図鑑が目に行くようになって」と、どこか楽しげな会話をする一幕も。ちなみに、藤自身は『化石になれない化石』といい、タナダ監督は、リリーが「きょうの衣装は夫の三回忌の後家さんですね。後家さんはモテますからね」と、評して観客を笑わせた。

 最後に上野は、「家族の日常を描いたといえばそうなんですが、本当にいい作品をタナダ監督と組めて、素晴らしいキャストのみなさんと、自分のペースで作らせて頂けたのはすごく有意義な時間だったと思います。作品の規模とかも関係なく、TVとかだと、地味すぎて作品として、企画が成立しないかもしれませんけど、映画だからこそこいうアプローチができたと思います。この映画の感想を話し合っているうちに、気づいたら自分の家族の話をして家族のことを考えていた……となっていたら私達は本当に嬉しくて、それぞれのみなさんの暮らしを何か、裏から支える力になれば」と、スピーチし終了となった。

 映画『お父さんと伊藤さん』は新宿バルト9ほかにて8日より全国ロードショー中!

情報提供元:News Lounge
記事名:「上野樹里 藤竜也からあだ名で“シティ派ワイルドキャット”と命名