宮野真守の作詞に監督が涙のエピソード!平川大輔が“ぴょんぴょん”した理由とは?

劇場アニメ『亜人 -衝戟-』完成披露上映会が開催!

 劇場アニメ『亜人 -衝戟-』(監督:安藤裕章/配給:東宝映像事業部)完成披露上映会が2日、東京・台場のシネマメディアージュで開かれ永井圭役・宮野真守、海斗役・細谷佳正、田中功次役・平川大輔、瀬下寛之総監督、安藤監督が登壇し、司会はサンキュータツオが務めた。

 漫画家・桜井画門氏が『good!アフタヌーン』(講談社)で連載している大ヒットコミックの同名作を3部作で劇場アニメ化。決して死なない新人類・亜人と、それを追う日本国政府、両者の戦いを本格的なアクションとち密な心理描写で描いている。昨年11月に『亜人 -衝動-』、今年5月に『亜人 -衝突-』が公開されており、本作はその三部作最終作となるが、原作とは違った展開とともに違った結末が用意されている。

 上映前の舞台あいさつとなり、ついに最終章の完成披露試写会までこぎつけたことへ、宮野は、「関わって長いので、やっぱり嬉しいです。オリジナルストーリーで完結という形で進んできたので、僕らの思い的にも世界の中で出しきっていますし、作品的にもこれでもかと言うくらいの迫力で作られているので、早く観て頂きたい気持ちでいっぱいです」と、万感といったよう。

 細谷も先に役者の声から録るプレスコ方式だったので、アフレコが随分昔だったことを回想し、「ト書きで『劇場の舞台に立っている』という一文だけで、こんなに統率力の取れた作品に仕上がっています」と、キャストやスタッフの想像力が際立っていると力説。宮野も「想像を絶するシーンの連続!」と、うなずくと、細谷は、「ト書きから演じていて、後から映像がマッチングしているんですよ」と、興奮気味に言い宮野も「それはそう思った!」と、まったくの同感だったそう。

 これに平川も、「僕らが想像してそれを共有して作ったものが、それ以上の『こうなっちゃうんだ!』という映像を作って頂いたのが、感動しまして……というか、背中がざわざわしていて、この後どうなっちゃうのというのがどんどん訪れます!」と、同意。瀬下総監督は嬉しそうに笑顔を浮かべながら聞いてはいたが、「どんどんハードルが上がってる……」と、恐縮しきりだった。

 トーク中盤には細谷が黒で統一されたコーデで登場したことから、「IBMじゃないよね?コスプレじゃないよね?」と、からかって盛り上がったり、海斗と圭が親友という設定のため肩を組むことも。イベント後半にはベストシーンの話題となったが、海斗が圭に手を差し伸べているカットを選び、平川が画面に映された海斗の手に触れようとその場で、ぴょんぴょんと飛ぶ様子も。

 細谷はその選んだシーンを見ながら、「2章からは海斗も亜人といわれる存在だったらいいのにと、個人的には思いました」といい、思い余って「海斗は亜人かもしれません。『亜人 -衝戟-』はオリジナルの展開ですから」と、原作にない設定を話してニヤリ。そんな細谷に、宮野は、「ずっと分からなかったの……なぜ、そんなところまで俺のこと好きなん?それはずっと思っていたんです。ありがたいけど申し訳なくて」と、周囲が敵になっても海斗だけは信じてくれたという設定を踏まえて質問。すると、細谷は「死ねば分かるじゃないけど、観れば分かるよね」と、PRにつなげていた。

 一方、平川は、圭が田中の前でがく然となり膝を地につけて落胆しているシーンをチョイス。平川は、「挑発するようなイメージでやらせて頂きました。佐藤さんをバックアップし、世界の中に亜人の社会を作るという気持ちで」といい、宮野は「田中は佐藤の奥深くを知ろうとしたんじゃないかなって」と、解説していた。

 また、『亜人 -衝戟-』の主題歌は宮野が手がけた『The Birth』。作詞も宮野だそうだが、宮野はこれらのことへ、「瀬下総監督の方から、最終章は『ぜひに!』というびっくりするオファーがあって、なんでなんすか?」と、詰め寄ると、瀬下総監督は「圭くんだから、あとは格好いいから」と、簡潔な返答。それでも、宮野は嬉しそうで、「瀬下総監督は音楽にこだわっている方で、作品を通してどういう表現をしようか明確なんです。それで主題歌というお話を頂いた時に、瀬下総監督がどういう気持ちなのかという話をしっかりしました。このザラッとした世界観を疾走感のあるロックサウンドだけど、僕がそこに入ることで圭の気持ちが歌詞に現れる、僕らにしかできないような歌詞作りができればというような気持ちで向かって行きました。圭の人生を全部入れました」と、込められた思いを。

 その曲に安藤監督は、「あまりにも真摯な詞に初めて見た時に泣いてしまいました」と、がっちり心を掴んだようで、瀬下総監督は「それを見ていけると思いました」と、満足したようだ。

 最後に宮野から、「正直、いろんな思いがあるので、いまそれを言うと30分くらいかかりそうなんです(苦笑)。瀬下総監督ときょう話す機会があって、僕らが亜人で作ろうとしたもの、込めたものを確認しあえたし、こんなに愛情を持って作っていたんだというのを自分らで確認できたというか。それらはきっと公開されてから、語る時間が来るんじゃないかと思っています。きょうはみなさまが初めて観るというこの瞬間にこうやってみなさんの前でしゃべることができて本当に嬉しいなと思っています。僕のこの気持ちをスクリーンから受け取ってもらえれば」と、アピールしていた。

 劇場アニメ『亜人 -衝戟-』は23日より3週間限定で全国公開!なお初日は16時15分の回は上映後舞台あいさつ、19時40分の回は上映前舞台あいさつを予定しているといい、登壇は宮野、平川、瀬下総監督、安藤監督のほか佐藤役の大塚芳忠が登壇予定という。チケットは17日午前10時よりチケットぴあにて一般発売となる。

情報提供元:News Lounge
記事名:「宮野真守の作詞に監督が涙のエピソード!平川大輔が“ぴょんぴょん”した理由とは?