丸山ゴンザレス氏“危険地帯”を歩く心構えとは?佐藤健寿氏と「クレイジージャーニー」裏話を披露

丸山ゴンザレス氏と佐藤健寿氏が「クレイジージャーニー」裏話を披露

 “危険地帯ジャーナリスト”の丸山ゴンザレス氏と“奇怪遺産フォトグラファー”の佐藤健寿氏が24日、東京・渋谷のタワーレコード渋谷店でDVD『クレイジージャーニー Vol.3』(TBS/よしもとアール・アンド・シー)発売記念トークイベントを開き司会はあべこうじが務めた。

 独自の目線と強いこだわりで、世界や日本を巡っている“クレイジージャーニー”たちが『ダウンタウン』松本人志、小池栄子、『バナナマン』設楽統のいるスタジオに集結し、その人だから話せる、その人しか知らない常人離れした体験談を語り、人気を博している伝聞型紀行バラエティ『クレイジージャーニー』(TBS系)。そのDVD第3弾が発売となり、放送では語られることのなかった裏話などをさまざまに披露した。

 第1弾のトークショーから来ているという熱心なファンもおり熱気あふれるなかでのものに。スタッフが『クレイジージャーニー』を担当してると言っていると羨ましがられるらしいなどというジャブのような小ネタが挟まれたあと、丸山氏からトークをスタート。

 まずは、番組に出演するようになり、街でも声をかけられるようになったという丸山氏は、趣味で観に行ったプロレスの会場でいきなり「選手にファンがいるので来て頂けないですか?」と、言われて楽屋でKUSHIDA選手と意気投合し対談をするまでになったというエピソードなどを披露。さらに、普段、番組では「公共の電波だから僕なりに気を使ったりしますね。ブレーキはかけてます」という丸山氏。するとあべが「楽屋だとブレーキはかけてないですもんね」と相づちを打ち、丸山氏も「好奇心が先走ってしまって」と、恐縮しきり。

 いよいよ本題へ入り、丸山氏は2016年7月バングラデッシュの首都ダッカで7月に起きた飲食店襲撃テロ事件の際に、バングラデッシュ第二の都市であるチッタゴンで船の墓場を取材していたときのことを話しだすことに。

 放送直後にテロ事件があったため番組では直接話をすることができなかったそうだが、丸山氏は、「バングラデッシュの首都ダッカを狙ったということではなく、そこに外国人がいるから正確に狙われてました。僕も取材のために街の有力者の人や危ない筋の人達にも取材をお願いしていて、この街で僕たちのことを知らない人はいなかったんじゃないかな。ですので、高い確率で標的だったと思います。セキュリティレベルを上げてホテルも壁で周りを囲んでいる、要塞みたくなっているホテルに泊まったのですが、事件があってから部屋に引きこもった人とすぐに出た人とでホテルのロビーに人はいませんでした」と、振り返る。

 そんな緊急時の対応について、日本側に連絡は入れたがその意向を聞くよりも、自分たちでどうするか方針を決めることになったそうで、丸山氏は「そのとき護衛してくれた警官が言ってくれたんですが、『われわれの護衛力で守り切れないのでこの街をすぐに出てほしい』と言われて、街の外までしか護衛してくれないととり、空路でダッカに行きそこからバングラデッシュを出るということにしました」と、緊迫感あふれる様子を語り、観客も息を呑んで聞き入ることに。

 しかも、当時、取材が壁にぶつかり行き詰まっていたそうなのだが、逆に順調に行っていた場合、ダッカにいたであろうと丸山氏は話し、「難航してなければ背筋が寒くなるようなことになっていたと思います。バングラデッシュではお酒を法律で禁止しているのですが、テロの起きたエリアはお酒が出せるエリアなんです。もし僕が行ってたら、食事をしながらお酒を飲むという日本的なスタイルができるお店は事件のあったところしかないんです。通訳さんが、日本に長くいたおかげで、その人が率先して行くと言ったと思いますし、僕も行ってたと思います」と、偶然が重なりテロに巻き込まれることなく帰国できたそうだ。

 ほかにも丸ごとスラムの島であるミギンゴ島にウガンダ政府とケニア政府の許可を得て上陸したものの、警察署長から裁判のような尋問があったという話を始めることに。ミギンゴ島はウガンダ政府とケニア政府がそれぞれ領有権を主張するという政治的に微妙な場所だそうだが、丸山氏はこの警察署長と通訳抜きで話をさせられるハメになったといい「この島はケニア、ウガンダどっちのものだと思う?」という質問を両国の警察が見守るなかでされたそう。そこで丸山氏は、「どっちにもバランスをとった返答をしないといけないのは分かりました。そこで、その質問自体を突っぱねて、あなた達のそれぞれの主張はそれなりに理解しているが、僕はここに住んでいる人の取材をしにきただけだと言って、それがギリギリ及第点だったみたいで、そこで打ち切られた交渉を再開させることができました」と、肝の座った切り返しでさらに面倒な事態になることだけは避けられたとも。

 重苦しい話だけでなく、丸山氏はチアシードというのを泥水のような水に入れて全部飲んだり、キベラスラムでは人間の糞尿が池を埋め立ててしまい肥沃な土地になったなどの愉快なトピックもあり、その地に一緒に旅行しているような気分になれるトークが展開された。

 そんな危険と隣り合わせの取材を重ね、見ている方がハラハラするような気分になってくる丸山氏だが、自身の中では「僕、そんなに怖いと思ってなくて、何か起こっちゃたらしょうがないなと思って」と、心構えも明かしていた。

 イベント後半から参加した佐藤氏は、訳あってカットされたシーンがあるということで、「いろいろしゃべって、結局使われていない場所が多くて、何かしらあります。残念というか何だったんだろうと思う気持ちにはなりますね」と、ため息を漏らす。

 会場ではキューバのサンテリアという儀式を撮影したそうだが、映像では5分ほどの紹介だったが半日かけて撮ったうえ、30分ほど儀式の後に説教を受けたということや、アイスランドの撮影で水の透明度が高い場所で寒い中、潜水服を来てダイビングしたにもかかわらず、スタッフが機材を用意しておらずその映像や画像を収めることができなかったという裏話を披露するなどで盛り上がっていた。

 DVD『クレイジージャーニー Vol.3』は2750円(税別)で好評発売中!

丸山ゴンザレス氏“危険地帯”を歩く心構えとは?佐藤健寿氏と「クレイジージャーニー」裏話を披露

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丸山ゴンザレス氏

丸山ゴンザレス氏“危険地帯”を歩く心構えとは?佐藤健寿氏と「クレイジージャーニー」裏話を披露

佐藤健寿氏

情報提供元:News Lounge
記事名:「丸山ゴンザレス氏“危険地帯”を歩く心構えとは?佐藤健寿氏と「クレイジージャーニー」裏話を披露