ガルパン オーケストラコンサートBD

『ガールズ&パンツァー オーケストラ・コンサート』CD&Blu-ray発売記念イベントが開催!

 『ガールズ&パンツァー オーケストラ・コンサート』CD&Blu-ray発売記念イベントが2月21日、東京・新宿バルト9で開かれ西住みほ役・渕上舞、アーティスト・ChouCho、指揮者の栗田博文氏、関根陽一音楽プロデューサーが登壇し、司会は廣岡祐次宣伝プロデューサーが務めた。

 “ガルパン”の愛称で親しまれているアニメ『ガールズ&パンツァー』は、戦車を使った武道『戦車道』が大和撫子のたしなみという世界を描いた作品として2012年から13年にかけTVアニメ放送。その後も、ファンの熱い声援からOVA『これが本当のアンツィオ戦です!』が発売され話題に。そして、昨年11月には満を持してアニメ『ガールズ&パンツァー 劇場版』(監督:水島努)の上映がスタートとなったが、公開から3ヶ月。いまだその熱は冷めることなく興行収入は11億円を突破!また、今月20日からは、戦車の揺れなども体験できる4DX®版が公開となったが、再び劇場に詰めかけるファンが続出するなど、いまだ盛り上がりを見せている。

 本イベントは昨年11月に開催された東京フィルハーモニー交響楽団演奏による『ガールズ&パンツァー オーケストラ・コンサート』が、今月24日にCDとBlu-rayで発売されるため、それを記念した同コンサートのBlu-rayを上映するというもの。

ガルパン オーケストラの「カチューシャ」に見どころ!コンサートの裏話とは?

CDジャケット

 コンサートについては、関根音楽プロデューサーからの発案で開催が決まったそうで、「テレビシリーズから劇場版までの間、みなさんをお待たせしてしまいまして、そんな中サントラの出荷枚数が非常に好評で、音楽の面でもみなさんに愛して頂いていたので、オーケストラ・コンサートを絶対やった方がいいだろうと。“えいや!”と立ち上げてはみたものの、どれだけ人が集まるか開けてみるまでわからないところがあったんです。ですが、終演時にみなさんがスタンディングオベーションをしているのを見て、僕も涙ながらにスタンディングオベーションをしていました。とても感激しました」と、大きな手応えを感じたという。

 当日の指揮を振るった栗田氏も「開催したのは3ヶ月半ぐらい前ですけど、きのうのことのようです。アンコールも含めて37曲指揮をするというのはなかなかなくて、普段は10曲もないくらいで、バレエ音楽だと30曲というのはあるんですが。疲れているんですけど、お客さまの反応が『来てる!来てる!!来てる!!!』という感じだったので、疲れなんて吹っ飛んじゃって、僕のこれまでの指揮経験の中でもいい演奏だったと思います。37曲をみなさんが集中して聞いてくれて、非常に感動的と同時にいい緊張感があって恐ろしいと感じながら楽しく指揮させてもらいました」と、観客の期待をヒシヒシと感じたようだ。

 さらに、関根音楽プロデューサーは、オーケストラ・コンサートを開くのは音楽人にとっての夢の1つで、それだけに、構成を考えるときにいろんなことが頭をよぎったようで、「こういうコンサートをするときに、エゴかもしれないんですが、感覚的にはとてもアーティスティックにやりたくなることがあるんです。けれど、オーケストラで『ガールズ&パンツァーの総集編を作る』という気持ちでやりました。いかに、映像と音楽をシンクロさせるか。目を閉じて再現されるというのを目指しました」と、コンセプトとともに振り返る。

 なかでも佐咲紗花がシークレットゲストとして歌唱した『あんこう音頭』は苦悩したそうで、関根音楽プロデューサーは「これをどうやってオーケストラで再現しようかと。でもこれは絶対はずせないと思って。『ガールズ&パンツァー』の魅力って、クオリティの高いものを作ってそれをいかに遊び倒すかというところじゃないかと思うんです。音楽では『あんこう音頭』がそれに当たるのかなって。それで東京フィルさんに相談したら、『楽譜があればなんでもやります』と言われて、プロってすごいなって(笑)」と、それまでのいきさつを話した。

 オーケストラ・コンサートを開く難しさはなかったのかと問われると関根音楽プロデューサーは、「オーケストラにするにあたってアレンジを変えないといけなくて、オーケストラ映えするのかは作品を選んでしまうんです。仮にオーケストラ映えする作品でも、音楽作品ではなければ、お客さまに来て頂けるかどうか分かりません。『ガールズ&パンツァー』は決して音楽アニメではないのですが、こうしてイベントを開いて来て頂けて本当に嬉しいんです」と、しみじみ。

ガルパン オーケストラの「カチューシャ」に見どころ!コンサートの裏話とは?

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 その関根音楽プロデューサーのコメントに関連して、栗田氏は、「作品の音楽を担当されている浜口史郎さんという作曲家の素晴らしさがあります。非常にシンプルでわかりやすい。1回聴いたら覚えてしまうぐらいの分かりやすさ、場面場面の音楽描写、たくさんの有名な楽曲を挿入曲にしている。たとえば『パンツァー・リート』とか。それらが効果的に配されているというのがありました」と、音楽家から見ても、うなるものがあったそう。

 ちなみに『あんこう音頭』の演奏に関して栗田氏は「最初は演奏者のみなさんもまじめにやってるんですけど、この時はみんなノリノリでやってくれました(笑)」と、演奏する側も楽しんでのものだったのだとか。演奏中に栗田氏が客席の方を向いて指揮をするということもあったが、「きょうは乗ってくれそうな人だなと思ったらやりますよ(笑)。皆さんも応えてくれて、あれは涙が出そうなぐらい嬉しかった」と、感想とともに語った。

 一方、夢のオーケストラをバックに『DreamRiser』などを歌唱したChouChoは、「普段、一定のテンポでリズムを刻んでいるんですけど、オーケストラは指揮者によってテンポが変わるし、呼吸を合わせて作っていくというのが新鮮でした」と、その体験を語り、「会場のみんなで『Enter Enter MISSION!』を歌ったのは印象的でした。みんなの声が聞こえてきて」と、感動していたそうだ。

 コンサートではみほの心情を朗読した渕上だったが、「1回目(昼の部)は失敗してしまったんですけど、違うと思っていても止まらずに、その場の空気は大事かなって思ってやりきりました。すごい反省していたんですけど、みなさんがそれはそれでというので楽しんで頂けて、温かいファンの皆さんに感動してました」と、エピソードを披露。なお、その部分については会場にいた杉山潔プロデューサーによるとBlu-rayにNG集として入っているとアナウンスもされていた。

 そんな渕上のオススメ楽曲は、プラウダ高校の『カチューシャ』だそう。それに関根音楽プロデューサーが興奮気味に反応し「お目が高い!『カチューシャ』なんですけど、ノンナとカチューシャの歌い分けによって楽器を使い分けているんですよ。カチューシャのパートはこの楽器、ノンナのパートはこの楽器って。それが栗田さんの超絶技工によって映像と完全にシンクロしているんです!そこは意識して観てもらえれば!!」と、熱弁を振るい観客も身を乗り出して聞き入ることも。

 終盤には栗田氏がオーケストラコンサートに少しでも興味を持ったという方に対して「敷居が高いということはなくて、きょう劇場に来ているそのままの気分で来てもらえれば」と呼びかけ、「みなさんが生き生きとした顔で映像を観てくださっていて本当に楽しんでくださって、拍手もくださってとっても嬉しく思っています。また何かの形で、こういうふうなオーケストラ・コンサートができたら。また会場でお会いできたらと思っています」と、今後のコンサート開催も期待できるようなコメントもありつつ、ラストはおなじみの会場一体での「パンツァー・フォー」の掛け声で終演となった。

 『ガールズ&パンツァー オーケストラ・コンサート』Blu-rayは2月24日より7800円(税抜)で発売!

情報提供元:News Lounge
記事名:「ガルパン オーケストラの「カチューシャ」に見どころ!コンサートの裏話とは?